デジタル大辞泉 「本の」の意味・読み・例文・類語 ほん‐の【本の】 [連体]次にくる言葉が取るに足りないものであることを表す語。まったくわずかの。「本の一つ」「本の名ばかり」「本の少ししかない」[類語]唯ただ・たった・たかが・たかだか・せいぜい・ほのか・ささやか・わずか・幾ばく・微塵みじん・些細ささい・まばら・いささか・あるかなきか・ちょっと・一縷いちる・一抹・少し・心ばかり・印しるしばかり・形ばかり・少ない・少少・いくらか・いくぶん・やや・ちと・ちっと・ちょっぴり・なけなし・若干・心持ち・気持ち・多少・二三・少数・少量・僅僅きんきん・数えるほど・少なめ・軽少・軽微・微弱・微少・僅少きんしょう・些少さしょう・最少・微量・ちびちび・ひとつまみ・ひと握り・雀すずめの涙・ちょこっと・ちょこんと・ちょっこり・ちょびちょび・ちょびっと・ちょぼちょぼ・ちょろり・ちょんびり・ちょんぼり・爪の垢あか・寸毫すんごう・プチ・末梢的・二次的・二義的・副次的・瑣末さまつ・枝葉・枝葉末節・些事さじ・細事・小事・細かい・細細しい・煩瑣はんさ・瑣瑣ささ・区区・ちょっとした・取るに足りない・たわいない・何でもない・愚にもつかぬ・益体も無い・埒らちも無い・高が知れる・些些ささ・末節・無駄事・雑事・微微・つまらない・無意味・下らない・問題外・部分的・派生的・卑小・眇眇びょうびょう・由よし無い・トリビアル 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「本の」の意味・読み・例文・類語 ほん‐の【本の】 [ 1 ] 〘 連語 〙 ⇒ほん(本)[ 一 ]⑤[ 2 ] 〘 連体詞 〙 下の語に限定される意を強めて、まさにそれだけ、の意で用いる。まったくわずかの。ちょっとした。[初出の実例]「本(ほン)の御つき合にてぜげんの泪」(出典:雑俳・柳多留‐一九(1784)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例