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何の ドノ

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デジタル大辞泉の解説

ど‐の【何の】

[連体]はっきりと限定できないもの、明らかでないものをさす。「何の子と何の子が仲良しなのかわからない」「何の問題から手をつけようか」

なに‐の【何の】

[連語]《代名詞「なに」+格助詞「の」》
何々の。なんとかいう。
「―前司にこそは、などぞ必ずいらふる」〈・二五〉
どんな。いかなる。
「―面目にてか、また都にも帰らむ」〈・若紫〉
(打消しや反語の意で)何ほどの。どれだけの。
「―咎(とが)か侍らむ」〈・夢浮橋〉
「―かたき人にもあらず」〈和泉式部日記
(副詞的に用いて)
㋐どうして。なんで。
「荒磯はあされど―かひなくて潮に濡るるあまの袖かな」〈更級
㋑なんという。
「されば―よきことと思ひて」〈伊勢・六五〉

なん‐の【何の】

代名詞「なに」に格助詞「の」の付いた「なにの」の音変化》
[感]軽く否定したり受け流したりするときに用いる語。「何の、これしき」「何の、大丈夫だ」
[連語]
いかなる。どういう。「いったい何の意味があるのか」「何の因果か」
(あとに打消しの語を伴って)
㋐まったく。「何の苦もなくやってのける」「何の役にも立たない」
㋑それほどの。「何の気なしに話す」「何のことはない」
強く反発・否定する気持ちを反語的に表す。どうして。「酒なくして何の人生ぞ」
「―戸外へ出すものか」〈鏡花・琵琶伝〉
(「…のなんの」の形で)
㋐同類の事柄をいろいろと付け加える意を表す。「主婦は炊事だの何のと忙しい」
㋑上に付く語を強調する意を表す。「痛いの何のって、涙が出たよ」

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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大辞林 第三版の解説

どの【何の】

( 連体 )
どれとはっきり限定しないままに、不明・不定の事物・人間・程度などを取り上げるときに用いる語。いずれの。 「 -品になさいますか」 「本は-くらいありますか」 「その問題では-会社も困っている」
[句項目]

なにの【何の】

( 連語 )
〔「の」は格助詞〕
人や事物の名を明らかにしないでいう。なんとかいう。 「雪-山に満てり/枕草子 181
疑問・詰問の気持ちを表す。どのような。どんな。 「あづきなく-狂言たわこと今更に童言わらわごとする老人おいひとにして/万葉集 2582
打ち消しの強調や反語の意を表す。どれほどの。少しの。 「さらに-しるしも侍らじ物を/源氏 若紫」 「 -にほひのあるにかと涙ぐましう聞ゆ/更級」
(副詞的に用いて)どうして。なぜ。 「 -さる人をか、この院の内に捨て侍らむ/源氏 手習

なんの【何の】

〔「なにの」の転〕
[1] ( 感 )
相手の心配などを打ち消す語。いいえ。いや。 「 -、これくらい当たり前のことです」 「『どうだ、参ったか』『-、-』」
[1] ( 副 )
意に介しないという気持ちを表す。 「 -これしき、負けるものか」
( 連語 )
物事の実体・内容が不明であるという意を表す。どういう。どのような。 「庭には-木を植えようか」 「それは-真似まねだ」
(否定の表現を伴って)打ち消しを強調する気持ちを表す。何程の。どれほどの。少しの。 「 -遠慮がいるものか」 「 -苦労も知らずに育つ」 「 -役にも立たない」
反語の意を表す。
何のための。 「愛なくて-人生だ」
どのような。どうして。 「 -かたき事か有らん/去来抄」

出典|三省堂
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