ケターレ けたーれ Wolfgang Ketterle (1957― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの物理学者。ハイデルベルク生まれ。1976年にハイデルベルク大学に入学し、ミュンヘンの工科大学に移籍。その後はマックス・プランク研究所で…
アインシュタインドハース‐こうか〔‐カウクワ〕【アインシュタインドハース効果】
- デジタル大辞泉
- 強磁性体を磁化するときに回転を生じる現象。1915年にアインシュタインとド=ハースが発見した磁気回転効果の一つ。磁性体の棒にコイルを巻いてつり…
ボース‐アインシュタイン凝縮【Bose-Einstein condensation】
- 法則の辞典
- ボース‐アインシュタイン統計*に従う粒子系においては,温度を下げるか,あるいは密度を増大させた場合に,すべての粒子が最低エネルギー状態に収容…
アインシュタインの場の方程式【Einstein's field equation,Einstein's law of gravitation】
- 法則の辞典
- アインシュタインのテンソルEij(=Rij-(1/2)(&scriptg;ijR-2Λ),Rij はリッチテンソル,R はスカラー曲率,&scriptg;ij は計量テンソル,Λ は…
重力レンズ現象【gravitational lens phenomenon】
- 法則の辞典
- 巨大な重力によって光線の進路が曲げられることはアインシュタインが一般相対性理論で予言したことであるが,銀河や銀河系が存在するとそれより遠方…
ワームホール(wormhole)
- デジタル大辞泉
- 二つの離れた領域を直接結び付けるトンネルのような時空構造。アインシュタインの一般相対性理論における、重力場の方程式の解の一つとして、そのよ…
光化学当量の法則【law of photochemical equivalents】
- 法則の辞典
- アインシュタインの光化学当量の法則*,すなわち「光の吸収は常に光量子1個を取り込む形で行われる」というもの.
サザーランド‐アインシュタインの式【Sutherland-Einstein's equation】
- 法則の辞典
- 拡散定数を与える式.アインシュタインのブラウン運動*の式に基づいて与えられた拡散定数は となる.ここで N はアヴォガドロ定数*,f は単位速度…
一般相対性理論【いっぱんそうたいせいりろん】
- 百科事典マイペディア
- 1916年アインシュタインがたてた現代物理学の基礎理論。慣性座標系に限られた特殊相対性原理(特殊相対性理論)を互いに加速度運動を行う一般座標系…
アインシュタイン塔 アインシュタインとう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アインシュタイン‐ほうていしき〔‐ハウテイシキ〕【アインシュタイン方程式】
- デジタル大辞泉
- アインシュタインが一般相対性理論から導いた、重力場についての方程式。重力による時空の歪ゆがみ(曲率)は、物質またはエネルギーの場によって定…
相対性原理 そうたいせいげんり principle of relativity
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ある座標系において成立する物理法則は,その座標系 (観測者) に対して運動している他の座標系においても成立するという原理。宇宙の重心に対して等…
relativité /r(ə)lativite/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [女]➊ 相対性.théorie de la relativité|(アインシュタインの)相対性理論.➋ 相関性,関連性.
アインシュタイン‐うちゅう〔‐ウチウ〕【アインシュタイン宇宙】
- デジタル大辞泉
- アインシュタインが一般相対性理論から推論した宇宙モデル。半径が変わらず星雲の分布も密度も一定の静的宇宙。
アインシュタイン
- とっさの日本語便利帳
- わたしは将来のことを決して考えない。それは間違いなくすぐに来るのだから。\アインシュタイン 米国の理論物理学者(一八七九~一九五五)。
ブラウン運動【Brownian motion】
- 法則の辞典
- 流体中に浮遊している微細粒子の示す不規則性運動.英国の植物学者ブラウンが花粉を水中に分散させたものを顕微鏡で観察していて発見した.粒子に対…
ボース=アインシュタイン分布 (ボースアインシュタインぶんぷ) Bose-Einstein distribution
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有限の空間の中に閉じ込められたボース粒子の集団を考える。相互作用は無視できるとしよう。定常状態では,各粒子は量子状態0,1,2,……のいずれかを…
アインシュタイン
- 共同通信ニュース用語解説
- 20世紀前半に活躍した理論物理学者。特殊、一般の相対性理論など数々の理論を打ち立てて現代物理学の基礎を築き、「20世紀で最も影響力のある物理学…
アインシュタインの粘度式【Einstein's viscosity formula】
- 法則の辞典
- 半径 a の微小な剛体球が粘性率 μ0 の溶媒中に無数に分散している懸濁質(サスペンジョン)の粘性率 μ は次の式で与えられる. μ=μ0(1 + 2.5φ) …
スモルコフスキーの式【Smoluchowski's equation】
- 法則の辞典
- ブラウン運動*において,微粒子が t 秒間に一定方向へと変位する距離を x とすると,この二乗の平均〈x2〉は次の式で与えられる. ここで R は気体…
コーネル(Eric A. Cornell) こーねる Eric A. Cornell (1961― )
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの物理学者。カリフォルニア州パロアルト生まれ。高校3年の直前にマサチューセッツ州ケンブリッジからサンフランシスコに引っ越して、秀才が…
アインシュタインの光電効果の法則【Einstein's law of photoelectricity】
- 法則の辞典
- アインシュタインの光電効果の式と呼ばれることも多い.光電効果*はヘルツによって発見されたものであるが,その機構はなかなか判明しなかった.光…
石原純 いしはらじゅん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1881.1.15~1947.1.19明治~昭和期の物理学者・歌人。東京都出身。東大卒。1911年(明治44)東北帝国大学助教授。ヨーロッパに留学してアインシュタイ…
宇宙項 うちゅうこう cosmological term
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アルバート・アインシュタインが一般相対性理論の重力場の方程式の解として得た仮想的な力を表す項。宇宙項は微小なため宇宙論以外は無視できる。こ…
アインシュタイン
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] ( Albert Einstein アルベルト━ ) 理論物理学者。ユダヤ系ドイツ人でアメリカに帰化。一九〇五年「特殊相対性理論」、一九一五年「一般相対性…
アインシュタイン模型 アインシュタインもけい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
桑木彧雄 くわきあやお (1878―1945)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 科学論、科学史の研究者。日本におけるこの分野の開拓者。旧金沢藩士の子として東京に生まれ、兄に哲学者桑木厳翼(げんよく)がいる。第一高等学校を…
アインシュタインの比熱式【Einstein's equation of specific heat】
- 法則の辞典
- 固体の元素単体のモル比熱が,デュロン‐プティの法則*で示される3R よりかなりずれて小さな値となることを説明できるように,アインシュタインが導…
アインシュタイン効果 アインシュタインこうか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
重力レンズ効果 じゅうりょくレンズこうか gravitational lens effect
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 星の光が太陽の近くを通過するとき,その重力場により経路が曲げられる現象。アインシュタイン効果ともいう。アルバート・アインシュタインの一般相…
アインシュタインの比熱容量式 アインシュタインノヒネツヨウリョウシキ Einstein's formula for specific heat capacity
- 化学辞典 第2版
- 固体の比熱容量CV は,絶対温度Tが0に近づくと,T 3 に比例して0に近づき,デュロン-プティーの法則(CV = 3NR = 25 J K-1 mol-1 は物質によらず…
バーネット効果 バーネットこうか Barnett effect
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 回転によって磁性体が磁化される現象。磁気回転効果の1つ。 1914年 S.バーネットが発見した。これの逆現象がアインシュタイン=ド・ハース効果である…
カー‐ニューマン解【Kerr-Newman solution】
- 法則の辞典
- 回転する電荷を帯びたブラックホールを記述できるアインシュタインの場の方程式の解.この解として得られるブラックホールが,カー‐ニューマンブラッ…
Ein・stein, [áInʃtaIn]
- プログレッシブ 独和辞典
- ((人名)) Albert Einstein アインシュタイン(1879-1955;ドイツ生まれの物理学者で相対性理論の提唱者.1921年ノーベル物理学賞).
じき‐かいてんこうか〔‐クワイテンカウクワ〕【磁気回転効果】
- デジタル大辞泉
- 強磁性体を磁化すると回転を生じる現象。または、強磁性体を高速回転させると、回転軸の方向に磁化する現象。前者はアインシュタインドハース効果、…
アインシュタインの重力定数【Einstein's constant of gravity】
- 法則の辞典
- アインシュタインの万有引力定数と呼ぶこともある.ニュートンの重力定数*(万有引力定数)を G,真空中の光の速度を c とするとき 8πG/c4 で定義さ…
ガリレイ‐の‐そうたいせいげんり〔‐サウタイセイゲンリ〕【ガリレイの相対性原理】
- デジタル大辞泉
- 互いに静止または等速度運動をしている座標系ではすべて同等にニュートンの運動の法則が成り立つという原理。アインシュタインの相対性原理に対して…
ロナルド ピッカップ Ronald Pickup
- 20世紀西洋人名事典
- 1941.6.7 - 俳優。 チェスター(英国)生まれ。 リード大学を経て、演技をRADAで学んだ。1964年初舞台をライセスターで踏み、後ナショナル・シアター…
特殊相対性理論 とくしゅそうたいせいりろん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1905年、アインシュタインにより発表された相対論。1915年に同じくアインシュタインにより提唱された一般相対性理論と区別するために「特殊」をつけ…
アインシュタイン‐うちゅう(‥ウチウ)【アインシュタイン宇宙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アインシュタイン[ 一 ]が、相対性理論によって考えた宇宙のモデル。半径が変わらず星雲の分布密度も一定な宇宙。半径は約一〇億光年、質…
一般相対性理論 いっぱんそうたいせいりろん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アインシュタインが1915年から1916年にかけて完成した、時間・空間に関する理論であり、同時にそれは重力の相対論的理論ともなっている。1905年にア…
アインスタイニウム(einsteinium)
- デジタル大辞泉
- アクチノイドに属する超ウラン元素の一。熱核爆発実験中に発見された人工放射性元素で、アインシュタインを記念して命名。元素記号Es 原子番号99。
アインシュタインの遷移確率【Einstein's transition probability】
- 法則の辞典
- 原子に2種類のエネルギー状態 m,n があって,n 状態のほうがエネルギーを余分にもっていて,m 状態への遷移が自発的に起こりうるものとしたとき,こ…
サイエンス【Science】[書名]
- デジタル大辞泉
- アメリカのAAAS(米国科学振興協会)が発行する科学雑誌。1880年創刊で、英国の「ネイチャー」とともに権威を認められている。ベルやアインシュタイ…
ボース-アインシュタイン凝縮 ボースアインシュタインギョウシュク Bose-Einstein condensation
- 化学辞典 第2版
- ボース統計に従う粒子からなる理想気体(粒子数N,体積V)は,ある絶対温度 Tc 以下(Tc は2.612(2πmkTc)3/2/h3 = N/Vから決まる.mは粒子の質量,kは…
アーサー・I. ミラー Arthur I. Miller
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書科学史家 ロンドン・ユニバーシティ・カレッジ教授国籍英国専門科学史, 科学哲学経歴ロンドン・ユニバーシティ・カレッジで教鞭を執る傍ら…
りょうし‐えきたい〔リヤウシ‐〕【量子液体】
- デジタル大辞泉
- 量子効果が顕著に現れる液体。超流動が見られる液体ヘリウムをはじめ、ボースアインシュタイン統計やフェルミディラック統計に従う粒子からなる液体…
こうそくどふへん‐の‐げんり〔クワウソクドフヘン‐〕【光速度不変の原理】
- デジタル大辞泉
- 互いに等速度運動をするすべての観測者からみて、光源の運動によらず真空中の光速度は常に一定の値をとるという原理。1905年にアインシュタインが特…
ウォルター カウフマン Walter Kaufmann
- 20世紀西洋人名事典
- 1871 - 1947 ドイツの物理学者。 元・ケーニヒスベルク大学教授。 ベルリンやゲッティンゲンの大学で助手や私講師を勤めた後、1903年ボン大学助教…
ロバート・ヘンリー ディッケ Robert Henry Dicke
- 20世紀西洋人名事典
- 1916.5.6 - 米国の物理学者。 元・プリンストン大学教授。 セントルイス生まれ。 大学卒業後、1941年ロチェスター大学よりPh.Dを取得し、マサチュ…