「アタナシウス派」の検索結果

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ディオニュシオス[アレクサンドリア] Dionysios; Dionysius of Alexandria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]200[没]265頃アレクサンドリアの司教,聖人,大ディオニュシオスといわれる。キリスト教に改宗しオリゲネスについて学ぶ。 231~232年アレクサン…

聖アントニウスの誘惑 せいアントニウスのゆうわく Temptation of St. Anthony

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
キリスト教美術の主題。ナイル河畔の砂漠で悪魔の誘惑と戦う聖アントニウスを表わす。4世紀の聖アタナシウス著の伝記に基づき,彼の生涯の神秘的事跡…

エウセビオス(ニコメディアの) Eusebios 生没年:?-341ころ

改訂新版 世界大百科事典
ニコメディア主教(?-339)。アリウス派の4世紀前半の中心人物。追放されたアリウスを擁護したが,ニカエア公会議の決議には署名した。のち皇帝コン…

アタナシオス信条 (アタナシオスしんじょう)

改訂新版 世界大百科事典
西方教会で広く用いられる信条。原文はラテン語。冒頭の〈救いを望む者はだれも〉から〈クイクムクエ・ウルトQuicumque vult信条〉とも呼ばれる。9世…

アポリナリオス あぽりなりおす Apollinarios (310ころ―390ころ)

日本大百科全書(ニッポニカ)
360年ごろ任じられたラオディケア(シリア)の主教。反アリウス主義者で、一時はアタナシウスとも親交があった。彼は、キリストにおける神性を強調す…

半アリウス説 はんアリウスせつ Semi-Arianism

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
キリスト教の三位一体に関する一学説。アタナシウスらの正統派は,三位一体における父と子がともに永遠なる神であって,両者は同質 homoousiosである…

エウセビオス[カエサレア] Eusebios of Caesarea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]265頃.パレスチナ/カエサレア[没]339.5.30. カエサレア神学者。キリスト教界最初の教会史編述者,「教会史の父」と称せられる。カエサレアでオリ…

コンスタンティウス[2世] Constantius Ⅱ, Flavius Julius 生没年:317-361

改訂新版 世界大百科事典
ローマ皇帝。在位,副帝324-337年,正帝337-361年。コンスタンティヌス1世の第3子。父の死後一族を多数殺したのち3兄弟で統治し,彼は東方を支配した…

経典外聖書 きょうてんがいせいしょ Apocrypha; noncannonical writings

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
経外典あるいは単に外典ともいう。聖書正典 Canonに対する名称。旧約についていえば,正典表にはアレクサンドリア起源のものとパレスチナ起源のもの…

ニカイア公会議 にかいあこうかいぎ

日本大百科全書(ニッポニカ)
小アジアのニカイアNicaea(現イスニク)で開かれた二度のキリスト教会の総会議。ニケーア公会議ともいう。[秀村欣二]第1回325年コンスタンティヌ…

ニカエア公会議【ニカエアこうかいぎ】

百科事典マイペディア
(1)325年ローマ皇帝コンスタンティヌス1世が小アジアのニカエアNicaea(ギリシア名ニカイア,現名イズニク)に召集した最初の公会議。アリウス派…

アレクサンドリア学派 あれくさんどりあがくは

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代の大都市アレクサンドリアを中心とするキリスト教神学の一派。3~5世紀に栄えた。前半の3世紀には、その創始者クレメンスや、その弟子オリゲネス…

三位一体説(さんみいったいせつ) trinitas[ラテン],Trinity[英]

山川 世界史小辞典 改訂新版
キリスト教の根本教理の一つで,父なる神,イエス・キリストとして世に現れた子なる神,聖霊である神が三つの位格(persona)と一つの実体(substantia)…

和協信条書 わきょうしんじょうしょ Konkordienbuch

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
和協信条成立後集成されたルター派教会の信条の集大成。 1580年ドレスデンでドイツ語で出版され,84年ラテン語版が出された。選帝侯,主教,王侯,貴…

アビシニア教会 あびしにあきょうかい

日本大百科全書(ニッポニカ)
エチオピアで信仰されているキリスト教教会の一派。別称エチオピア教会。4世紀、アタナシウスから主教に任命されたフルメンティオスによって創設され…

マダラウミウシ Dendrodoris rubra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
軟体動物門腹足綱クロシタナシウミウシ科。体はナメクジ様で,体長 7cmに達する。体表はなめらかで,背面は橙赤色地に黒色斑が不規則に散在する。触…

十二使徒の教え じゅうにしとのおしえ Didachē kyriou dia tōn dōdeka Apostolōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ディダケともいう。1~2世紀頃の新約聖書外典の一つ。正典外原始キリスト教文献中最も重要。エウセビオス,アタナシウス,ヒエロニムスなど初代教父…

教父 きょうふ church fathers 英語 Kirchenväter ドイツ語

日本大百科全書(ニッポニカ)
「教会の父」の意。教父とは一般的には古代教会における代表的神学者をさす。ただしカトリック教会では、そのなかでもとくに正統信仰をもち、聖なる…

キュリロス[アレクサンドリア] Kyrillos; Cyril of Alexandria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]375頃.アレクサンドリア[没]444.6.27.教会博士,聖人,アレクサンドリアの司教。叔父テオフィロスの後任として大司教となる (412) 。有力な神学…

アリウス派【アリウスは】

百科事典マイペディア
アレクサンドリアの聖職者アリウスArius〔250ころ-336ころ〕(ギリシア名アレイオス)の教説,またはその信奉者。アリウスは,父なる神と子なるキリ…

アリウス Arius 生没年:250ころ-336ころ

改訂新版 世界大百科事典
キリスト論に関する異端アリウス主義Arianismの主唱者。ギリシア名アレイオスAreios。アンティオキアのルキアノスの弟子で,アレクサンドリアで聖職…

エフェソス公会議 エフェソスこうかいぎ Ephesos

旺文社世界史事典 三訂版
431年,東ローマ皇帝テオドシウス2世が小アジアのエフェソスに召集した公会議ネストリウス派を異端と決定し,マリアを神の母と定めた。

プルケリア Pulcheria, Augusta Aelia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]399.1.19. コンスタンチノープル[没]453. コンスタンチノープル東ローマ皇帝マルキアヌスの妃。皇帝アルカディウスの娘。テオドシウス2世の姉と…

アレクサンドロス Alexandros 生没年:250ころ-328

改訂新版 世界大百科事典
アレクサンドリア主教(312-328)。319年ころキリストの真の神性を危うくするアリウスの教えに接し,321年ころアレクサンドリアの主教会議でアリウス…

修道院(しゅうどういん) monastery

山川 世界史小辞典 改訂新版
共同生活によって修行する修道士,修道女の集まり。自己の救霊と完徳を願う者の修道の場という広い意味では,仏教,ヒンドゥー教,ユダヤ教にも存在…

ユスティナ Justina 生没年:?-388

改訂新版 世界大百科事典
ローマ皇帝ウァレンティニアヌス1世の妃。非常に若くして奪帝マグネンティウス(在位350-353)と結婚。のち370年ウァレンティニアヌス1世妃となり,…

おなじゅう【同】 す

精選版 日本国語大辞典
( 「おなじくす」の変化した語 ) 同じようにする。同じにする。同列にする。[初出の実例]「上、順を以て教ふるときは、万民風を同(オナシウス)」(出…

信条 しんじょう creed 英語 credo フランス語 Credo ドイツ語

日本大百科全書(ニッポニカ)
キリスト教会で信仰を明白に表現すること。または教会が教義のポイントを簡潔に成文化した定式をいう。信仰箇条、信経(しんきょう)ともよぶ。キリス…

ラミア(Lamia/Λαμία)

デジタル大辞泉
ギリシャ中部の都市。スペルヒオス川の下流部に位置する。紀元前4世紀、アレクサンドロス大王の死後にアテネを中心とする都市国家連合がマケドニア王…

信条 (しんじょう) symbolon[ギリシア] credo[ラテン]

改訂新版 世界大百科事典
キリスト教の教義の要点を簡潔に述べた定式。〈信経〉,〈クレド〉(“われ信ず”のラテン語credoより)とも呼ぶ。聖書はキリスト教の教義を述べた文献…

マルキアヌス Marcianus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]396. トラキア[没]457. コンスタンチノープルビザンチン皇帝 (在位 450~457) 。軍人出身。テオドシウス2世の死後,宮廷の実力者アスパルとテオ…

アンブロシウス Ambrosius

旺文社世界史事典 三訂版
340ごろ〜397代表的な教父のひとりローマの名門の出で,ミラノの司教となり,アリウス派の禁圧,教権の優越性を主張するなど,カトリック教会の権威…

エウセビオス(カエサレアの) Eusebios 生没年:260ころ-339ころ

改訂新版 世界大百科事典
〈教会史の父〉と呼ばれるキリスト教著作家。パレスティナのカエサレアCaesareaで,オリゲネス神学を伝えるパンフィロスの弟子となり,反サベリウス…

ネストリウス Nestorius

山川 世界史小辞典 改訂新版
381?~451ネストリウス派の祖。説教者として名声があり,テオドシウス2世によってコンスタンティノープルの総大司教に任じられた。マリアに対する「…

ソクラテス Sōkratēs 生没年:380ころ-450

改訂新版 世界大百科事典
キリスト教の教会史家。コンスタンティノープル出身。エウセビオスの著作を受け継ぐ形で,《教会史》7巻をギリシア語で著し,ディオクレティアヌス帝…

ゲレス Görres, (Johann) Joseph von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1776.1.25. コブレンツ[没]1848.1.29. ミュンヘンドイツの学者,思想家。 19世紀前半のドイツ・カトリックの精神的指導者。 1806年からハイデル…

黒無歯舌海牛 (クロシタナシウミウシ)

動植物名よみかた辞典 普及版
動物。軟体動物

宗教会議 しゅうきょうかいぎ council synod

日本大百科全書(ニッポニカ)
キリスト教会において、教義、儀式、規律などに関して審議決定するための教会の代表者たちによる教会会議。その規模、構成、権限において一様ではな…

アポリナリオス Apollinarios 生没年:310ころ-390ころ

改訂新版 世界大百科事典
キリスト教著作家。キリスト論に関する異端アポリナリオス主義の主唱者。シリアのラオディケア生れ。アリウス主義論争においてはニカエア派の論客と…

アンブロシウス あんぶろしうす Ambrosius (339ころ―397)

日本大百科全書(ニッポニカ)
ミラノの司教。4世紀後期の西方ローマ教会四博士の一人。ローマ貴族の子としてドイツのトリエルに生まれた。ローマで修辞学を修めたのち、370年北イ…

ariano1

伊和中辞典 2版
[形]〘神・史〙アリウス派の eresia ariana|アリウス派異端. [名](男)[(女) -a]アリウス派, アリウス主義者.

グレゴリオス(ニュッサの) Grēgorios 生没年:330ころ-395ころ

改訂新版 世界大百科事典
ニカエア信仰の根幹をなす三位一体論を確立したギリシア教父。〈カッパドキア三星〉のひとり。大バシレイオスの弟。カッパドキアのカエサレアの名門…

タナシたなし

日本歴史地名大系
北海道:上川支庁比布町タナシ漢字表記地名「棚瀬」のもとになったアイヌ語に由来する地名。石狩川川筋図(文化四年、近藤重蔵蝦夷地関係史料)にみ…

インノケンチウス1世 インノケンチウスいっせい Innocentius I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?. アルバノ[没]417.3.12. ローマイタリアのカンパーニア地方,アルバノ出身の第40代教皇(在位 401~417)。聖人。教皇の首位権を主張し,その…

アントニウス Antonius 生没年:251ころ-356

改訂新版 世界大百科事典
目次  図像エジプトの隠修士,聖人。〈修道生活の父〉と呼びならわされる。コプト人で,中エジプトのメンフィス近くで生まれる。富裕な両親の没後…

A. アタナシオ A.A. Attanasio

20世紀西洋人名事典
米国の作家。 処女長編「ラディックス」は、信頼できる各筋で高い評価を受けている。しかし、無器用な文体が、作品の価値を傷つけている。

nestoriano

伊和中辞典 2版
[形]ネストリウスの, ネストリウス派の. [名](男)ネストリウス派の信徒.

キルヒャー(Athanasius Kircher)

デジタル大辞泉
[1601~1680]ドイツのイエズス会士・自然科学者。古代エジプト象形文字・幻灯・光の屈折・電磁石・火山など、広い分野で業績をあげた。著「エジプ…

Ar・min・i・an /ɑːrmíniən/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[形]アルミニウス派の.━━[名]アルミニウス派信者(⇒Arminius).

nes・to・ria・no, na, [nes.to.rjá.no, -.na]

小学館 西和中辞典 第2版
[形] ネストリウス派[教義]の.━[男] [女] ネストリウス派の信徒.

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