あむんぜんかいぼん【アムンゼン海盆】
- 改訂新版 世界大百科事典
バンクス島 ばんくすとう Banks Island
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カナダ北部、カナダ北極海諸島南西端の島。南北約300キロメートル、東西約210キロメートル、面積6万0165平方キロメートル。標高は一部を除き1000メー…
ほっきょく‐たんけん(ホクキョク‥)【北極探検】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 北極圏を探検すること。一八七八~七九年スウェーデン人ノルデンシェルドが北東航路を、一九〇三~〇六年ノルウェー人アムンゼンが北西航…
スベルドルップ Harald Ulrik Sverdrup 生没年:1888-1957
- 改訂新版 世界大百科事典
- ノルウェー生れの海洋・気象学者。オスロ大学で学位を得る。1918-25年のモード号によるアムンゼンの北極海探険に参加。1926-31年ベルゲン地球物理研…
ロス海【ロスかい】
- 百科事典マイペディア
- 南極大陸の太平洋側にある湾入部。英語でRoss Sea。ビクトリアランドのアデア岬(東経170°15′)とエドワード7世半島のコルベック岬(西経158°10′)…
スベルドラップ(Harald Ulrik Sverdrup) すべるどらっぷ Harald Ulrik Sverdrup (1888―1957)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ノルウェーの海洋物理学者、気象学者。ソンダールに生まれる。1911年オスロ大学を卒業。在学中より流体力学者、ビャークネスの指導を受ける。アメリ…
エルズワース Lincoln Ellsworth 生没年:1880-1951
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの極地探検家。シカゴの裕福な家に生まれ,幼時から秘境踏破を志す。コロンビア,イェール両大学で学ぶ。カナダ横断鉄道測量技師,第1次大戦…
ロバート・F. スコット Robert Falcon Scott
- 20世紀西洋人名事典
- 1868 - 1912 英国の探検家。 元・英国海軍大佐。 1882年海軍に入り、1901〜04年ディスカバリー号を指揮して南極を探検し、エドワード7世ランドを発…
アイス‐キューブ(ice cube)
- デジタル大辞泉
- 1 冷蔵庫でつくられる角砂糖形の氷片。2 (IceCube)南極大陸にあるニュートリノ観測装置。正式名称アイスキューブニュートリノ観測所。アムンゼン…
トロムセ とろむせ Tromsø
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ノルウェー北部の都市。北緯70度付近にあり、北極圏地方の中心都市。人口6万0812(2002)。市街地は肥沃(ひよく)な土壌に恵まれたトロムセヤ島の東岸…
北極探検 ほっきょくたんけん Arctic expeditions
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 17世紀以降行なわれた北極海における海洋航路の開発や島々の探検。1607年イギリスのヘンリー・ハドソンが北緯 81°48′に到達したのを契機に 1827年イ…
南極点到達
- 共同通信ニュース用語解説
- 1911年12月、ノルウェーの探検家アムンゼンが人類で初めて南極点に到達。ライバル関係にあった英国の探検家スコットも約1カ月遅れの12年1月に到達し…
アムンゼンスコット基地 アムンゼンスコットきち Amundsen-Scott Station
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1957年,南極点に設置されたアメリカ南極探検隊の観測基地。標高 2800mであるが氷の厚さは 2810mとされ,基盤の高さはほぼ 0m。年平均気温-49.3℃ (1…
スコット
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] ( Sir Walter Scott サー=ウォルター━ ) イギリスの詩人、小説家。スコットランドの歴史、伝説に取材したロマンチックな物語詩、歴史小説を多…
H.U. スベルドルップ Harald Ulrik Sverdrup
- 20世紀西洋人名事典
- 1888.11.15 - 1957.8.21 ノルウェー,米国の海洋学者,気象学者。 元・ノルウェー北極研究所所長。 ソンダール生まれ。 オスロ大学で学位取得、1918…
フラム号 ふらむごう Fram
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1893年から96年の、ナンセンの北極探検に使われたノルウェーの探検船。船長はO・スベルドラップだった。700総トンの帆船で、長さ39メートル、幅11メ…
南極探検 なんきょくたんけん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 18世紀末より行われ始めた南極大陸の探検クックの南極圏周航(18世紀末)以来のアザラシ捕獲により,南極大陸の存在が確認された。19世紀半ば以降,…
南極 なんきょく Antarctica; South Pole
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地軸の南端で,南極点ともいう。広義には南極点を中心とした南極大陸およびその周辺地域をさし,南緯 66°33′以南を南極圏と呼ぶ。南極点には,南緯 9…
白瀬 矗 シラセ ノブ
- 20世紀日本人名事典
- 明治期の南極探検家 生年文久1年6月13日(1861年) 没年昭和21(1946)年9月4日 出身地秋田県由利郡金浦町 経歴陸軍に入り下士官となったが明治25年予…
セル
- 改訂新版 世界大百科事典
- 梳毛(そもう)織物の一種。単(ひとえ)の和装地で1899年,愛知県下で初めて織られた。セルはサージsergeが語源らしいが別種。平織がほとんどで二幅…
スコット Scott, Robert Falcon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1868.6.6. デボンシャー[没]1912.3.29? 南極大陸イギリスの南極探検家。海軍大佐。 1901年イギリスのロイヤル・ソサエティと王立地理学会の支持…
アムンゼン‐スコット基地 あむんぜんすこっときち Amundsen-Scott Station
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南極点基地ともいう。アメリカが必要物資をすべて空輸し、1957年1月24日、南極点に開設した観測基地。南極点への初到達を争った2人の名にちなんでい…
スコット Robert Falcon Scott 生没年:1868-1912
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの南極探検家。イングランドのデボンポートに酒造家の長男として生まれた。父の強制で海軍士官となったが,国家的計画の南極探検隊長に選ば…
南極海 なんきょくかい Antarctic Ocean
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 南氷洋,南大洋ともいう。南極大陸を取囲む海のうち,南極収束線以南の海域であるが,太平洋,大西洋,インド洋の支海ともみなせる。ウェッデル海,…
あむん【アムン】
- 改訂新版 世界大百科事典
海洋博物館 かいようはくぶつかん oceanographic museum
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 海洋学関係の観測用測器・標本・諸資料を展示する博物館。「海事」「海洋」の名を冠する博物館は世界に数多いが、大部分が海についての軍事・民俗学…
R.E.G. アムンゼン Roald Engelbregt Gravning Amundsen
- 20世紀西洋人名事典
- 1872.7.16 - 1928.6 ノルウェーの極地探検家,飛行家。 ボーゲ生まれ。 医学を学んだのち、1897年ベルギー南極探検に参加する。1903年からヨーア号…
白瀬矗 しらせのぶ (1861―1946)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南極探検家、陸軍輜重兵(しちょうへい)中尉。秋田県に生まれる。現役中から北極探検を志し、1893年(明治26)郡司成忠(ぐんじなりただ)の千島探検に…
エスキモー犬 (エスキモーけん) Eskimo dog
- 改訂新版 世界大百科事典
- 原産地がアラスカ,カナダ,グリーンランドの橇(そり)犬。アラスカン・マラムートAlaskan malamute,シベリアン・ハスキー,サモエードなどと共通…
ワラッハ転位 ワラッハテンイ Wallach rearrangement
- 化学辞典 第2版
- アゾキシベンゼンを濃硫酸中で加熱すると,p-ヒドロキシアゾベンゼンに転位する反応.副反応としてo-ヒドロキシアゾベンゼンが生成する.アゾキシベ…
アルキルベンゼン あるきるべんぜん alkylbenzene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼンC6H6のアルキル置換体の総称。ベンゼン環にアルキル基が結合した芳香族炭化水素をいう。アレーンareneともいう。アルキル基の数に応じてモノ…
フリーデルクラフツ‐はんのう〔‐ハンオウ〕【フリーデル・クラフツ反応】
- デジタル大辞泉
- ベンゼンなどの芳香族炭化水素を、アルキル化またはアシル化する反応。1877年にフランスのC=フリーデルと米国のJ=クラフツが発見。当初、無水塩化…
ジブロモベンゼン ジブロモベンゼン dibromobenzene
- 化学辞典 第2版
- C6H4Br2(235.91).o-,m-,p-ジブロモベンゼンの3種類の異性体がある.それぞれ対応するブロモアニリンからザントマイヤー反応により合成できる.ま…
ウルマン反応 ウルマンハンノウ Ulmann reaction
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】ハロベンゼン類に銅粉を加えて加熱すると,ビフェニル類を生成する反応.たとえば,o-クロロニトロベンゼンからは2,2′-ジニトロビフェニルを生…
トランスアルキル化 トランスアルキルカ trans-alkylation
- 化学辞典 第2版
- 異なる分子の間でアルキル基が移動する反応.主としてポリアルキルベンゼンにおいて起こる.工業的に重要な反応例としては,エチルベンゼンの合成に…
ブンゼン
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Robert Wilhelm Eberhard Bunsen ロベルト=ビルヘルム=エベルハルト━ ) ドイツの化学者。元素のセシウムとルビジウムを発見。ブンゼン光度計・ブン…
クロロベンゼン chlorobenzene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 普通はベンゼンの水素原子を1個だけ塩素原子で置きかえた形の,分子式C6H5Clで表される化合物をいう。広義には,ベンゼンの水素原子を1~6個の塩素原…
ジニトロベンゼン ジニトロベンゼン dinitrobenzene
- 化学辞典 第2版
- C6H4N2O4(168.11).C6H4(NO2)2.o-,m-,p-ジニトロベンゼンの3種類の異性体がある.ベンゼンまたはニトロベンゼンを混酸でニトロ化すれば,m-ジニト…
ジクロロベンゼン(データノート) じくろろべんぜんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ジクロロベンゼン 分子式 C6H4Cl2 分子量 147.0o-ジクロロベンゼン 融点 -17.03℃ 沸点 180.48℃ 比重 1.3059(測定温度20℃)m-ジクロロベン…
ジクロロベンゼン じくろろべんぜん dichlorobenzene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ベンゼンの塩素置換体の一つ。その位置によりo(オルト)-、m(メタ)-、p(パラ)-ジクロロベンゼンの3種の異性体がある。o-、m-体は無色液体、p-体は無色…
白瀬矗
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:昭和21.9.4(1946) 生年:文久1.6.13(1861.7.20) 明治時代の探検家。出羽国由利郡(秋田県)金浦村の浄土真宗浄蓮寺13代住職白瀬知道とマキエの長…
ジアミノアゾベンゼン ジアミノアゾベンゼン diaminoazobenzene
- 化学辞典 第2版
- azoaniline.C12H12N4(212.25).2,2′-,2,4′-,3,3′-,4,4′-ジアミノアゾベンゼンなどがある.2,2′-ジアミノアゾベンゼン:赤色の結晶.融点134 ℃.2…
ガッターマン-コッホ反応 ガッターマンコッホハンノウ Gattermann-Koch reaction
- 化学辞典 第2版
- ベンゼンおよびその同族体に塩化銅(Ⅰ)と塩化アルミニウムを触媒として,一酸化炭素と塩化水素とを作用させて,ベンゼン核にホルミル基を導入する反応…
ヨードシルベンゼン ヨードシルベンゼン iodosylbenzene
- 化学辞典 第2版
- C6H5IO(220.01).ヨードソベンゼンともいう.ヨードベンゼンを過酢酸で酸化するか,ヨードベンゼンクロリドをアルカリ水溶液で処理すると得られる.…
アゾベンゼン あぞべんぜん azobenzene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代表的な芳香族アゾ化合物。トランス形とシス形とが存在するが、シス形は不安定なためトランス形のみを考えることが多い。どちらも橙(だいだい)色の…
芳香族炭化水素 ほうこうぞくたんかすいそ aromatic hydrocarbon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ベンゼン環を含む炭化水素。芳香族炭化水素の基本となるのはベンゼンであって,その誘導体として数多くの芳香族炭化水素がある。単純な構造のものを…
ブンゼン(Robert Wilhelm Bunsen)
- デジタル大辞泉
- [1811~1899]ドイツの化学者。1855年、無色炎のブンゼン灯を発明。のち、分光分析法を確立してルビジウムとセシウムを発見。ブンゼン電池・ブンゼ…
クロロベンゼン chlorobenzene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ベンゼンの水素1原子を塩素原子で置き換えた形の化合物。化学式 C6H5Cl 。沸点 132℃の液体。ベンゼンの塩素化によって合成される。フェノール,その…
ジニトロベンゼン じにとろべんぜん dinitrobenzene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族ニトロ化合物の一つ。ニトロ基の位置により、o(オルト)-、m(メタ)-、p(パラ)-ジニトロベンゼンの3種の異性体がある。いずれの化合物も白色に近…
アレーン アレーン arene
- 化学辞典 第2版
- ベンゼンに類似した性質を示す芳香族炭化水素の総称.ベンゼン環あるいは縮合芳香族環(ナフタレン,アントラセンなどの多環式芳香族炭化水素)をもつ…