心身問題 しんしんもんだい mind-body problem
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 心身二元論における精神と肉体 (心的現象と身体現象) の関係の問題 (徹底した唯物論や唯心論では偽問題である) 。知覚では外界からの刺激を受けて感…
数量詞 すうりょうし quantifier
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 記号論理学の述語論理に表れる量記号。述語論理は,命題論理が命題相互の形式的関係を取り扱えるだけで,命題から命題へ移るときの推論の正しさ,ひ…
個 こ individuum; individual
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 本来ギリシア語の atomonに由来するから,原子同様不可分なものが原義。他とは区別される独自性をもち,なかに部分を含む統一体であり,状態の変化は…
シラー Ferdinand Canning Scott Schiller 生没年:1864-1937
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの哲学者,プラグマティスト。ラグビー校,オックスフォード大学(ベイリオル・カレッジ)で学び,コーネル大学,オックスフォード大学(コ…
合目的性 ごうもくてきせい Zweckmässigkeit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 事物のあり方が一定の目的にかなっていることをいう。アリストテレスでは自然の事物は一定の目的にかなって生成するものとされ,その原因が目的因で…
山口 虎太郎 ヤマグチ トラタロウ
- 20世紀日本人名事典
- 明治・大正期の医師 台湾総督府医院長。 生年慶応2年1月6日(1866年) 没年大正5(1916)年12月26日 出生地江戸 別名別名=秀高 学歴〔年〕東京帝大医学…
ニコル・オレーム Nicole Oresme 生没年:1325ころ-82
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスのスコラ哲学者。ノルマンディー地方のカン近郊に生まれ,1348年にパリ大学の学芸学部を出た後,ナバール学寮でさらに研鑽を重ね,56年には…
évery・bòdy
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [代]1 すべての人,万人,だれでも.like everybody elseほかのみんなと同じようにEverybody, repeat each sentence after me.皆さん私のあとについ…
アイディアリスト
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] idealist )[ 異表記 ] アイデアリスト① 観念論者。② 理想主義者。理想家。[初出の実例]「形而上学にてアイデアリスト(唯心論者…
フロネシス phronēsis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「思慮」「知識」「深慮」の意のギリシア語。プラトンにおいて理論・実践両面に用いられ,イデア的世界(→イデア)の観想という意味で,あるいは知識…
ピコ・デラ・ミランドラ ぴこでらみらんどら Giovanni Pico della Mirandola (1463―1494)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリア・ルネサンス期の哲学者。北イタリア、ミランドラの領主の子として生まれる。14歳にしてボローニャで教会法を学び、フェッラーラで文学、哲…
クラティノス Kratinos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前484頃.アテネ[没]前423頃ギリシアの喜劇作家。アリストファネス,エウポリスとともに三大作古喜劇作家の一人。政治風刺と童話的要素,文学批判…
ギリシア哲学/用語 ぎりしあてつがくようご
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- *印は、別に本項目があることを示す。アポリア* aporia 行き詰まり、難問。あらぬもの (メー・オンmē on) 「あるもの(オン)」の否定形で、非…
ベスティアリ bestiary
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世ヨーロッパで広く読まれた動物(一部は植物)についての寓意譚集。ラテン語では〈リベル・ベスティアリウムliber bestiarium〉という。ユニコー…
戯曲【ぎきょく】
- 百科事典マイペディア
- 文学と演劇の一形式。対話体の文(せりふ)を主要部分とし,ト書などの指定を付け加え,おもに舞台上演を目的とするもの。脚本・台本の意にも用いら…
ちょう‐えつ(テウヱツ)【超越】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 他のもの、また標準をはるかにこえてまさること。ぬきんでること。超絶。[初出の実例]「清行才名超二越於時輩一」(出典:江談抄(1111頃…
フリュー Flew, Antony
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1923.2.11. ロンドン[没]2010.4.8. レディングイギリスの哲学者。フルネーム Antony Garrard Newton Flew。分析哲学に大きく貢献した。長年にわ…
フーゴー(サン・ビクトールの) Hugo 生没年:1096-1141
- 改訂新版 世界大百科事典
- 初期スコラの神学者,神秘主義者。フランス名はユーグ・ド・サン・ビクトールHugues de Saint-Victor。ベルギーあるいはドイツのザクセン地方に生ま…
プレトン ぷれとん Georgios Gemistos Plethon (1355ころ―1452)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ビザンティン帝国の人文主義者。首都コンスタンティノープルで成人し、教育を修めた。ペロポネソスのミストラに赴き、この地の領主テオドロス2世の庇…
surréaliste /syrealist/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形] シュールレアリスムの.━[名] シュールレアリスト.
行為 こうい act; conduct
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人格的有意的な働き。目的と動機が明らかで,手段その他についての思慮,選択を経て決意された自覚的な活動。ただし,法行為における不作為,実存的…
てれすと【テレスト】
- 改訂新版 世界大百科事典
実践哲学 じっせんてつがく practical philosophy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 哲学のなかで、人間の実践(プラクシス)にかかわる諸問題を扱う部門が実践哲学とよばれる。アリストテレスは、人間の広義での知的活動を「見る」「…
surrealista /suxeaˈlista/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [形]⸨男女同形⸩シュールレアリスムの.[名]シュールレアリスト.
カテゴリー category
- 改訂新版 世界大百科事典
- 通常は分類によって立てられる部門を指すが,哲学用語としては,人がものを考え認識するにあたって必ず従わなければならない形式としての最も一般的…
ありすとい【アリストイ】
- 改訂新版 世界大百科事典
愛 あい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 愛は文学、道徳、哲学、宗教いずれの観点からいっても、もっとも根本的な観念の一つである。とりわけ、キリスト教の文化圏ではこの観念をめぐって思…
スコラ学 (スコラがく) Scholasticism
- 改訂新版 世界大百科事典
- 神学,哲学,法学を含めて,中世ヨーロッパで成立した学問形態の総称。文字どおり〈スコラschola=学校の学問〉を意味するが,この言葉が初めて用い…
アレクサンドロス[大王]【アレクサンドロス】
- 百科事典マイペディア
- マケドニア王国国王(在位前336年―前323年)。フィリッポス2世の子。アレクサンドロス3世とも呼ばれる。少年期にアリストテレスに師事。父の没後コ…
公共の福祉 こうきょうのふくし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 社会の構成員の権利,自由や利益の相互的衝突を調節し,その共存を可能とする公平の原理。日本国憲法が,国民は基本的人権を「公共の福祉」のため利…
演説 (えんぜつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア時代には,ポリス(都市国家)で政治家が勢力を得るためにも,自分を守るためにも,全市民が出席する民会,代表者の構成する評議会などでま…
es・co・la・pio, pia, [es.ko.lá.pjo, -.pja]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] 〖カト〗 エスコラピアス会(Escuelas Pías)の,ピアリスト会(士)の.━[男] [女] エスコラピアス会[ピアリスト会]の修道士[修道女…
情念 じょうねん passion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 語源的には受動を意味し,同じ passionの語は中世以後,キリストの受難をもさした。古くから情念はその激しい効果のゆえに恐れられ,デモクリトスは…
虚偽 きょぎ fallacy
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 誤った思考。論理学では誤った推理。誤謬,論過ともいう。故意に行う虚偽の議論を詭弁という。アリストテレスの虚偽論以来,種々の分類が行われ一定…
二元論 にげんろん dualism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 異質で相互に還元不可能な2つの原理を基礎とする宗教的世界観や哲学説などのこと。 Th.ハイドが『古代ペルシア宗教史』 Historia religionis veterum…
su・rre・a・lis・ta, [su.r̃e.a.lís.ta]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] シュルレアリスムの,超現実主義の.━[男] [女] シュルレアリスト,超現実主義者.
生命 (せいめい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 生命観とその問題 古代,中世の生命観 生命機械論の成立 還元主義的機械論 三大問題の展開と生命観 新たな生命観へ命(いの…
植物 しょくぶつ plant
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 生物界を分けたとき動物と対立する大きな一群。古くアリストテレスが生物を分類して植物,動物,人間とした。植物には栄養をとり,生殖する働きがあ…
会計検査院 かいけいけんさいん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 国家財政の執行を監視し検査する国家機関。会計検査の歴史は古く,たとえばアリストテレスの『政治学』にも当時のポリスの会計検査制度に関する叙述…
パイプカズラ
- 百科事典マイペディア
- →アリストロキア
徳 とく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国の倫理思想と政治思想における重要概念。徳という字は、もと扁(へん)がなく、旁(つくり)は直と心との合成である。また「トク」という発音は得(と…
地動説 ちどうせつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球は惑星の一員として自転しつつ、太陽を中心にその周囲を公転しているという宇宙模型。太陽中心説。古代・中世を通じて天動説(地球中心説)が人…
アレクサンドロス(大王) Alexandoros
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前356〜前323マケドニアの王(在位前336〜前323)で,ヘレニズム時代の創始者。英語名はアレクサンダー(Alexander)フィリッポス2世の子。13歳から…
読書 どくしょ
- 大学事典
- 大学での教養の読書は,正規の教養教育カリキュラムでの読書と,学生時代にふさわしい任意の,正課外の読書とに大別できる。本来両者は同根で,現に…
ベーコン Roger Bacon 生没年:1219ころ-92ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスのスコラ学者,フランシスコ会士。その博識により〈驚異博士Doctor mirabilis〉と称される。サマセット州のイルチェスターあるいはグロスタ…
コスモス kosmos
- 改訂新版 世界大百科事典
- 整然たる秩序としての世界を表すギリシア語で,その反意語は,世界の生成以前の混沌を表すカオス。このコスモスという語は,今日では一般に,価値的…
コアリスト core list
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1994年3月に廃止された対共産圏輸出統制委員会 (ココム) が定めた禁輸品目 (ココムリスト) のうち,真に戦略性が高く,規制の対象となった品目。禁輸…
リアリスト 英 realist
- 小学館 和伊中辞典 2版
- realista(男)(女)[(男)複-i]
aristophanesque
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [形]アリストファネス風の.
生得観念 せいとくかんねん innate ideas 英語 idea innata ラテン語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本有観念ともいう。人間精神に生まれつき備わっていて、他のいっさいの認識の基礎となる観念のことで、感覚を通して得られる外来観念idea adventitia…