大森 房吉 オオモリ フサキチ
- 20世紀日本人名事典
- 明治・大正期の地震学者,火山物理学者 生年明治1年9月15日(1868年) 没年大正12(1923)年11月8日 出生地越前国福井(福井県福井市) 学歴〔年〕帝国大…
強震計
- 知恵蔵
- 強い地震動を記録するための地震計。地震動の加速度波形を記録する加速度計が多いが、速度波形を記録するタイプのものもある。各種地盤上での強震動…
震源【しんげん】
- 百科事典マイペディア
- 地震の際,地中でそのエネルギーが発生したところ。一点ではなくある広がりをもつと考えられ,それを考慮に入れるときは震源域という言葉を用いる。…
たてゆれ【縦揺れ】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔船や飛行機などの〕pitch;〔地震の〕vertical shake縦揺れする 〔船などが〕pitch;〔地震で〕shake up and down
武者 金吉 ムシャ キンキチ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の地震学者 生年明治24(1891)年3月1日 没年昭和37(1962)年11月7日 出生地東京・浅草 学歴〔年〕早稲田大学文学部英文学科〔大正2年〕…
力武常次 (りきたけ-つねじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1921-2004 昭和後期-平成時代の地球物理学者。大正10年3月30日生まれ。昭和38年東大地震研究所教授となり,45年同研究所所長。50年東京工業大教授,5…
免震
- 知恵蔵
- 耐震は、文字通り地震の揺れに耐えられるよう構造等を補強したもの。免震は、土台と建物の間にダンパー(緩衝器)となる装置を設置して地震の揺れを減…
ややちょうしゅうき‐じしんどう〔ややチヤウシウキヂシンドウ〕【×稍長周期地震動】
- デジタル大辞泉
- 周期が2~5秒の地震動。石油タンクなどの中規模の構造物が共振しやすい。→長周期地震動
グーテンベルク‐リヒターの式【Gutenberg -Richter's equation of earthquake】
- 法則の辞典
- logEs [erg]=1.5Ms+11.8 地震のときに放射される波動のエネルギーを表す式.Ms は地震のマグニチュードである.
せんぱつ‐じしん(‥ヂシン)【浅発地震】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 震源の深さが七〇キロメートルより浅い地震。⇔深発地震。〔百万人の科学(1939)〕
アイ‐アイ‐エス‐イー‐イー【IISEE】[International Institute of Seismology and Earthquake Engineering]
- デジタル大辞泉
- 《International Institute of Seismology and Earthquake Engineering》国際地震工学センター。地震の基礎的研究や地震災害の軽減・防止に関する研…
ち‐めい【地鳴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地震に伴って起こる音響。地震波中の短周期の震動が空気中に伝わって音として感じられる。じなり。
活断層 かつだんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 最近の地質時代すなわち新生代第四紀に繰り返し活動し、今後また活動する可能性がある断層のこと。1920年代にアメリカのカリフォルニア州で防災の観…
前震
- 知恵蔵
- 本震の前に、本震の震源近くに発生する小さな地震。前震以外の地震と目立った違いがなく、本震の前に前震と認識することは困難。大地震でも、前震は…
めんしん‐ゴム【免震ゴム】
- デジタル大辞泉
- 地震の振動を建物に伝えにくくするために、地盤と建物の間に設置される免震装置の一種。ゴムと鋼板を交互に積層し貼り合わせたもので、建物を支える…
すいへい‐どう【水平動】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地震における地表面の振動の水平成分。ふつう東西、南北など互いに直角な二成分に分けて水平動地震計で観測する。[初出の実例]「震央にて…
諏訪 彰 スワ アキラ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の地震火山学者 元・気象庁地震観測所長。 生年大正8(1919)年11月18日 没年平成11(1999)年3月12日 出身地長野県諏訪市 学歴〔年〕東京帝大理…
スラブ
- 百科事典マイペディア
- 地球内部のアセノスフェアあるいはマントル中に沈みこんだ海洋プレートの一部。まわりのアセノスフェアよりも温度が低いため地震波高速度異常や低減…
余震
- 知恵蔵
- 本震の後に本震の震源域内、またはその近くに起こる小地震。震源が数十kmより浅い大地震は余震を多数伴うが、深発地震では観測されないことが多い。…
ベノ グーテンベルク Beno Gutenberg
- 20世紀西洋人名事典
- 1889.6.4 - 1960.1.25 米国の地震学者。 元・カリフォルニア工科大学教授,元・地震研究所所長。 ダルムシュタット生まれ。 ゲッティンゲン大学のウ…
関谷清景【せきやせいけい】
- 百科事典マイペディア
- 日本の地震学の開拓者の一人。大垣藩士の子。大学南校で機械工学を修め,英国に留学。帰国後,当時来日中のユーイング,ミルンとともに地震学を研究…
A. モホロビチッチ Andrija Mohorovičić
- 20世紀西洋人名事典
- 1857 - 1936 ユーゴスラビアの地震学者。 元・ザグレブ大学教授。 オパティア近郊のボロスコ生まれ。 プラハ大学卒業後、ザグレブ大学教授となった…
エス‐ネット(S-net)
- デジタル大辞泉
- 《Seafloor observation network for earthquakes and tsunamis along the Japan Trench》防災科学研究所の日本海溝海底地震津波観測網。東日本の太…
妹沢克惟 せざわかつただ (1895―1944)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地震学者。山口市に生まれる。1921年(大正10)東京帝国大学工学部船舶工学科を卒業し、1922年助教授。1923年航空研究所所員(兼務)、1926年地震研…
ターナー(Herbert Hall Turner) たーなー Herbert Hall Turner (1861―1930)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの天文学者。リーズに美術家の子として生まれる。ケンブリッジのトリニティ・カレッジに学ぶ。1884年グリニジ天文台の主任助手となり、1893…
本震
- 知恵蔵
- 群れをなして起こる地震のうち1つだけ格段に大きい時に、それを本震という。その前に発生した地震は前震、後に発生したものは余震。
かんしん‐ブレーカー【感震ブレーカー】
- デジタル大辞泉
- 地震を感知すると回路を自動的に遮断するブレーカー。地震に伴う停電が復旧したときに発生する通電火災の防止に役立つ。感震遮断ユニット。
地鳴り じなり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地震の振動が低い音として聞こえる現象。身体に感じないほど小さい地震でも、音だけが聞こえることがある。これは、地震の震源で発生した振動のうち…
グーテンベルク‐リヒターそく【グーテンベルクリヒター則】
- デジタル大辞泉
- 地震の規模と発生頻度の間に見られる経験則。ある地域において、ある期間に発生するマグニチュードM以上の地震の回数をnとすると、比例定数a、bを用…
南海トラフ
- 知恵蔵mini
- 日本の四国、南方海底に、静岡から九州近辺まで伸びている深い溝(トラフ)の名称。地球の地盤同士が海底でぶつかりあい、長年の間に歪みとなって、400…
長周期地震動 ちょうしゅうきじしんどう long-period earthquake ground motion
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地震で発生する、周期が数秒以上のゆっくりとした地震動。建物には固有周期という、その建物固有のもっとも揺れやすい周期がある。普通の木造住宅の…
浅発地震【せんぱつじしん】
- 百科事典マイペディア
- →深発地震
深発地震 しんぱつじしん
- 日中辞典 第3版
- 〈地〉深震源地震shēn zhènyuán dìzhèn.
耐震構造 たいしんこうぞう earthquake resistant structure
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地震の揺れに抵抗できる要件(強度と粘り(変形性能))を満たすようにつくられている建物の構造。建築や土木の構造物は、自分自身の重量や、床、梁(…
耐震診断
- 知恵蔵
- 既存の建物を調査し、それが耐え得る地震動の強さや、想定される地震動に対する問題個所を判定すること。建物の設計図によって地震力に対する建物の…
深尾良夫 (ふかお-よしお)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1943- 昭和後期-平成時代の地震学者。昭和18年11月13日生まれ。昭和63年名大教授,平成5年母校東大の教授となり,同大地震研究所長。地震波により地…
スロッシング sloshing
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 容器の中の液体が振動によって激しく波打つ現象。地震の際,タンク内の石油や液化ガスの液面が大きなゆれを示し,ひとたび事故を起こすと大きな災害…
関谷清景
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明治29.1.8(1896) 生年:安政1.12.11(1855.1.28) 明治時代の地震学者。大垣藩士関谷玄助の長子。美濃国(岐阜県)大垣生まれ。明治3(1870)年藩の…
異常震域
- 知恵蔵
- 震央付近では感じられない深発地震が、震央から数百kmも離れた海溝側の地帯で震度3〜4と、強く感じられることがある。この種の地帯が異常震域。これ…
early earthquake warning
- 英和 用語・用例辞典
- 緊急地震速報early earthquake warningの用例After the Great East-Japan Earthquake, early earthquake warnings have been issued frequently.東日…
防災科学技術研究所 ぼうさいかがくぎじゅつけんきゅうじょ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地震,火山などによる自然災害の防災技術を研究・開発する独立行政法人。防災技術の基礎研究,開発によって自然災害から人命を守り,災害に強い社会…
ち‐しょう〔‐シヤウ〕【地象】
- デジタル大辞泉
- 大地に起こる現象。地震など。[補説]気象業務法では「地震及び火山現象並びに気象に密接に関連する地面及び地中の諸現象をいう」と規定している。
しょき‐びどう【初期微動】
- デジタル大辞泉
- 地震波のうち、最初にP波の到達によって生ずる地震動。振幅が小さく周期も短い。継続時間は震源までの距離にほぼ比例する。→主要動
インド洋大津波 いんどようおおつなみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 2004年12月26日のスマトラ島沖地震に伴って、インド洋海域で発生した大規模な津波。[編集部][参照項目] | スマトラ島沖地震・津波
ぜん‐しん【前震】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大地震の前に、その震源付近でおこる小地震。地殻の構造によって、観測されたりされなかったりする。〔英和和英地学字彙(1914)〕
しんど‐そくほう【震度速報】
- デジタル大辞泉
- 気象庁が発表する防災気象情報の地震情報の一。震度3以上が観測されたとき、地震発生から約1分30秒後に、発生日時・地域・最大震度が発表される。
郷村断層 ごうむらだんそう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 京都府北部、京丹後(きょうたんご)市網野(あみの)町にある地震断層。1927年(昭和2)の北丹後地震の際に旧郷村(網野町郷(ごう))で延長18キロメート…
断層崖 だんそうがい fault scarp
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 断層が地表まで達し,両側の地面が相対的にずれ運動を行なった結果形成される崖。多くは直線的に数 kmから数百 kmの長さにわたって連なっている。 18…
そうじ‐きょくせん【走時曲線】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地震波が震源から観測地点に到達するまでにかかる時間と、震央から観測地点までの距離の関係をあらわすグラフ。地震解析の基礎となるもの…
さん‐こく【酸酷】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ざんこく(残酷)[初出の実例]「嗚呼流毒の酸酷なる地震より甚しきはなし」(出典:明六雑誌‐一七号(1874)地震の説〈津田真…