【椒屋】しようおく(せうをく)
- 普及版 字通
- 後宮の室。椒房。梁・元帝〔車名〕詩 佳人椒屋に坐し 膝を接して(らんくん)に對す字通「椒」の項目を見る。
【廁屋】しおく
- 普及版 字通
- 便所。字通「廁」の項目を見る。
【舎屋】しやおく
- 普及版 字通
- 居宅。字通「舎」の項目を見る。
【洞屋】どうおく
- 普及版 字通
- 壁のない家。字通「洞」の項目を見る。
まつ屋まつや
- 日本歴史地名大系
- 北海道:渡島支庁砂原町砂原村まつ屋[現]茅部郡砂原町字相泊享保十二年所附にみえる地名。現砂原町の東端近く、内浦湾に突き出た松屋(まつや)崎…
天王寺屋 てんのうじや
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 戦国期~織豊期の堺の豪商。堺材木町に居住し,姓を津田という。1527年(大永7)に没した宗柏とその子宗達の2代で,堺を代表する会合衆(えごうしゅう)…
布施屋 ふせや
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 古代,運脚や役民などの往還のために交通の要衝に設けられた宿泊施設。僧侶がかかわることが多く,行基(ぎょうき)は大和・摂津・河内・和泉の4国に9…
きぐ‐や【木具屋】
- デジタル大辞泉
- 木具の製造を職業とする人。また、それを売る店。
きじ‐や〔きヂ‐〕【木地屋】
- デジタル大辞泉
- 木地びきを職業とする家。また、その人。木地びき。木地師。
くつ‐や【靴屋】
- デジタル大辞泉
- 靴を製造・修理・販売する店。また、それを職業とする人。
ふるて‐や【古手屋】
- デジタル大辞泉
- 古着や古道具を売買する店。「高麗橋の―も値うちはなるまじ」〈浮・五人女・一〉
ばった‐や【ばった屋】
- デジタル大辞泉
- 正規のルートを通さずに仕入れた品物を安値で売る商人。また、その店。[補説]ふつう「バッタ屋」と書く。
ちょう‐や〔チャウ‐〕【帳屋】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代、帳面・紙・筆などを売った店。店先に笹ささを立てて目印とした。
だい‐や【台屋】
- デジタル大辞泉
- 遊郭で、料理を調える仕出し屋。
たのし‐や【楽し屋】
- デジタル大辞泉
- 暮らしの豊かな家。「子の代に金銀の置き所なき―とぞなりける」〈浮・織留・六〉
しょうじん‐や〔シヤウジン‐〕【精進屋】
- デジタル大辞泉
- 1 祭りや参詣の前に、心身を清めるためにこもる建物。2 精進料理・精神揚げなどを商う店。
しろうと‐や【素人屋】
- デジタル大辞泉
- 1 客商売をしていない堅気の人の家。2 「素人下宿」に同じ。
そば‐や【蕎=麦屋】
- デジタル大辞泉
- そばやうどんなどを食べさせる店。また、それを業とする人。
こく‐や【穀屋】
- デジタル大辞泉
- 1 穀物の売買をする店。また、その人。「次男は縁家えんかの―へ養子に行き」〈芥川・庭〉2 穀物を収納したり保管したりする建物。
ごふく‐や【呉服屋】
- デジタル大辞泉
- 織物や反物類を商う店。また、その人。
こまもの‐や【小間物屋】
- デジタル大辞泉
- 「小間物店こまものみせ」に同じ。
さじき‐や【桟敷屋】
- デジタル大辞泉
- 「桟敷殿」に同じ。「一条―にある男とまりて」〈宇治拾遺・一二〉
おり‐や〔をり‐〕【折(り)屋】
- デジタル大辞泉
- 製本で、印刷された紙を順序をそろえて折り畳む職業。また、その人。
いんばい‐や【淫売屋】
- デジタル大辞泉
- 淫売婦を抱えていて、それに客をとらせるのを職業とする家。淫売宿。
の‐や【野屋】
- デジタル大辞泉
- 「霊屋たまや3」のこと。
みん‐おく〔‐ヲク〕【民屋】
- デジタル大辞泉
- 一般の人々の住む家屋。民家。「台下多少の―あり、官舎あり」〈独歩・愛弟通信〉
どかん‐や〔ドクワン‐〕【土管屋】
- デジタル大辞泉
- 俗に、土管化した通信事業者のこと。通信事業者が回線のみを提供し、端末機器やサービスを他社が提供するもの。水道の土管のみを整備し、中を流れる…
沢瀉屋【おもだかや】
- 百科事典マイペディア
- 歌舞伎俳優市川猿之助,市川段四郎らの屋号。
なかむら‐や【中村屋】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎俳優の屋号。17世以後の中村勘三郎、およびその一門が用いる。
や‐づま【屋▽端】
- デジタル大辞泉
- 軒先。軒端。「見渡せば葺ふかぬ―もなかりけり淀野の沼に引ける菖蒲を」〈夫木・二四〉
やまと‐や【大和屋】
- デジタル大辞泉
- 歌舞伎俳優坂東三津五郎・岩井半四郎、およびその一門の屋号。
めいぼ‐や【名簿屋】
- デジタル大辞泉
- ⇒名簿業者
すし屋 すしや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- すし(鮨)職人がつくったすしを食べさせる店。17世紀、三都になれずしの押しずしの店ができた。江戸にすし屋ができるのは貞享(じょうきょう)(1684…
米屋 こめや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 米(玄米、白米)を売買する商人。業態は複雑である。米は前近代では貢租であり、流通には制約があった。古代の8~10世紀の公営の市(いち)では余剰米…
頭屋 とうや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 祭礼や神事の執行にあたって重要な役割を担う人、またはその家をいう。頭人という語も同じ内容で用いられてきた。それぞれ当屋、当人などとも書く。…
道具屋 どうぐや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 落語。江戸時代から東西で口演されてきた伝統的な前座向きの与太郎咄(ばなし)。軽妙でおもしろく、もっともよく知られる落語の一つ。与太郎が伯父に…
天王寺屋 てんのうじや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- (1)室町末期~安土(あづち)桃山時代の堺(さかい)の豪商。姓は津田氏。寛正(かんしょう)~明応(めいおう)期(15世紀後半)に新次郎、又四郎らの名が…
鮨屋 (すしや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- すしを売る店,また,それを業とする人。鮓屋,寿司屋とも書く。店舗を設けて営業するもののほか,屋台店や行商のすし売などがある。文献上の初見と…
しょうがつや【正月屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
さしみや【刺身屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
うめざかや【梅酒屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
えぞうしや【絵草紙屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
おもだかや【沢瀉屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
かりがねや【雁金屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
かりや【加里屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
かわや【皮屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
せや【背屋】
- 改訂新版 世界大百科事典
種屋 (たねや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 草木の種子を商う店。種物屋ともいう。江戸時代は徳川家康以来代々の将軍に花好きが多く,〈寛永のツバキ〉〈元禄のツツジ〉〈正徳のキク〉などとい…
柏屋 (かしわや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸時代の商店名。著名な店としては,京都に本店をおき,江戸に出店を設けた木綿問屋柏屋がある。創業者は柏原三右衛門(1601-89)。寛永年間(1624…
銘酒屋 めいしゅや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般には銘柄品の清酒を売る店をさすが、明治中期~昭和前期に東京を中心に営業した飲食店形式の私娼(ししょう)屋も銘酒屋といった。表向き銘酒を飲…