アウランガーバード Aurangābād
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド西部,マハーラーシュトラ州中部の都市。アウランガーバード県の行政庁所在地。ムンバイ (ボンベイ) 東北東約 280km,アジャンタ山脈の南に続…
ビシュヌ Viṣṇu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド,ヒンドゥー教の神。特にビシュヌ派の宗教的信仰の中心として崇拝される。古くは太陽の活動を象徴するものであったが,次第に神としての地位…
バンスリ bansuri
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北インドの竹製横笛。「バンシー」ともいい,リード楽器を除く笛の総称でもあった。バンシーは,リグ・ベーダ時代からの古い用語で,ヒンドゥー教の…
バーグ‐せっくつ〔‐セキクツ〕【バーグ石窟】
- デジタル大辞泉
- 《Bagh Caves》インド中央部、マディヤプラデシュ州の町バーグにある仏教石窟寺院群。ビンディア山脈南麓の斜面に位置する。6世紀頃に造られた九つの…
バーダーミ石窟 バーダーミせっくつ Bādāmi Caves
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド,カルナータカ州バーダーミにある6世紀中頃から7世紀中頃にかけて造営された石窟寺院。北斜面に4つの石窟があり,第1~3窟がヒンドゥー教窟,…
敦煌莫高窟 甘粛 Dūnhuáng Mògāokū
- 中日辞典 第3版
- <中国の地名>敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ).“千佛洞”ともいう.中国三大石窟の一つ.4世紀から約1000年にわたって造営され…
杉本哲郎 (すぎもと-てつお)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1899-1985 大正-昭和時代の日本画家。明治32年5月25日生まれ。山元春挙に師事。昭和12年インドでアジャンタ壁画を模写,その後も東南アジアの仏教美…
パタレーシュワラ‐せっくつじいん〔‐セキクツジヰン〕【パタレーシュワラ石窟寺院】
- デジタル大辞泉
- 《Pataleshwar Cave Temple》インド西部、マハラシュトラ州の都市プーネにあるヒンズー教の石窟寺院。8世紀、ラーシュトラクータ朝時代に造営。シバ…
法隆寺金堂壁画 ほうりゅうじこんどうへきが
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 奈良の法隆寺金堂内部の四周に描かれた壁画。浄土の仏・菩薩・羅漢を描いた白鳳時代の作。大壁4面は諸仏の浄土を,小壁8面は単独の菩薩を描き,イ…
義県万仏堂石窟 ぎけんばんぶつどうせっくつ Yi-xian-wan-fo-tang shi-ku
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,遼寧省義県の北西,大凌河の北岸にある石窟寺院。北魏の太和~景明年間 (477~503) に造営された。東西2区に分れ,各6窟ずつがある。大小無数…
バーミヤーン
- 百科事典マイペディア
- アフガニスタン,カブールの西方,ヒンドゥークシ山脈の渓谷にある仏教遺跡。インド,中央アジア,西アジアの交通路の要衝に当たる。絶壁に彫られた…
鞏県石窟【きょうけんせっくつ】
- 百科事典マイペディア
- 中国,河南(かなん)省鞏県北東にある北魏(ほくぎ)時代の仏教石窟寺院。洛水に臨む砂岩の岩壁に5窟あり,第4・第5洞の間に三尊形式の巨大な仏立像…
麦積山石窟 ばくせきざんせっくつ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国甘粛 (かんしゆく) 省天水 (てんすい) の南東にある仏教石窟寺院秦嶺 (チンリン) 山脈の西端,川に沿った岩壁に194か所の石窟と磨崖仏がある。19…
ガル‐ビハーラ(Gal Vihara)
- デジタル大辞泉
- スリランカ中部の古都ポロンナルワにある石窟寺院。12世紀、シンハラ王朝のパラクラマブフ1世の時代に建立。岩山を彫り出してつくられた全長約14メー…
龕像【がんぞう】
- 百科事典マイペディア
- 檀像(だんぞう)の一種。檀龕とも。檀木で仏像を小龕形(龕は壁面の凹所。インドや中国の石窟寺院では壁面を掘ってそこに仏像を刻み出した例が多い)…
ベゼクリク Bezeklik
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,シンチヤン (新疆) ウイグル (維吾爾) 自治区トゥルファン (吐魯番) 付近にある石窟寺院の遺跡。百余の洞窟があり,7~8世紀頃に制作された多…
響堂山石窟 きょうどうざんせっくつ Xiang-tang-shan shi-ku
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国の北斉から隋・唐代まで続いた石窟寺院。南北2群の石窟に分れ,南響堂山は河北省磁県,北響堂山は同省武安県にある。北斉時代の仏像群がすぐれ,…
水野清一 (みずの-せいいち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1905-1971 昭和時代の考古学者。明治38年3月24日生まれ。北京に留学。昭和24年京大人文科学研究所教授となる。中国の石窟寺院を調査,研究し,長広敏…
鞏県石窟 きょうけんせっくつ Gong-xian shi-ku
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,河南省鞏県にある北魏から唐代に続営された石窟寺院。洛水にのぞんだ断崖に開かれた石窟で,景明年間 (500~503) に造営を始めたといわれる。…
野生司 香雪 ノウス コウセツ
- 20世紀日本人名事典
- 明治〜昭和期の日本画家 生年明治18(1885)年11月5日 没年昭和48(1973)年3月28日 出生地香川県檀紙村(現・高松市) 本名野生司 述太 学歴〔年〕東京…
ナーシク寺 ナーシクじ Nāsik Temple
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 西部インド,マハーラーシュトラ州ナーシクにある仏教の石窟寺院。前1世紀から2世紀に造営された 24の石窟から成り,一部は6世紀頃まで増改築がなさ…
断石山石窟磨崖仏 だんせきざんせっくつまがいぶつ Tansǒk-san sǒkkul maae-bul
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 韓国,慶州西方の断石山 (732m) 山頂近くの石窟磨崖仏。巨岩を利用して造られた石窟寺院の壁面に仏,菩薩,半跏,供養像など 10体が彫刻されている。…
ダンブッラの黄金寺院【ダンブッラのおうごんじいん】
- 百科事典マイペディア
- スリランカの中北部の都市アヌラーダプラの南約60kmに位置する,ダンブッラの岩山にある石窟寺院。寺院には5つの石窟があって,その中に160体以上の…
ジャイナ教美術 ジャイナきょうびじゅつ Jainism art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドのジャイナ教の宗教美術は,仏教美術と並びクシャン朝時代マトゥラで栄え,多数の遺品がマトゥラから出土している。遺品の中心は祖師像で,仏…
竜門石窟 りゅうもんせっくつ Lóngmén
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国,河南省洛陽の南方にある石窟寺院おもに北魏の洛陽遷都から唐の玄宗に至る260年間に造られ,北魏窟14,唐窟18のほか,小窟は多数。裾で衣が左右…
バーカータカ朝 (バーカータカちょう) Vākāṭaka
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代インドの王朝。サータバーハナ朝崩壊の後をうけ,3世紀後半から6世紀にかけてデカン地方中部を中心とした一帯を支配した。初代王ビンディヤシャ…
仏教 ぶっきょう Buddhism
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前5世紀中ごろから,インドの釈迦 (しやか) が創始した宗教。キリスト教・イスラームとともに,世界三大宗教と呼ばれる前6〜前5世紀ごろのインド…
雲崗石窟 うんこうせっくつ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 中国山西省大同市雲崗鎮に残る北魏(ほくぎ)の5世紀後半の仏教石窟寺院。南北朝時代に北部中国を統一した鮮卑(せんぴ)族拓跋(たくばつ)部の拓跋珪がた…
水野清一 (みずのせいいち) 生没年:1905-71(明治38-昭和46)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 東洋考古学者。神戸市生れ。1924年京都大学文学部東洋史の選科生となり,卒業後29-30年に東亜考古学会の第2回留学生として北京に留学。東方文化研究…
デカンタージュ【décantage((フランス))】
- 飲み物がわかる辞典
- デキャンタージュ。⇒デキャンタージュ
敦煌石窟 とんこうせっくつ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 中国甘粛省敦煌市に残る仏教石窟寺院で,千仏洞・西千仏洞・楡林洞・水峡口窟をあわせた総称。千仏洞の莫高窟(ばっこうくつ)が最大規模で,約490の石…
アウランガーバード Aurangābād
- 改訂新版 世界大百科事典
- 西インド,マハーラーシュトラ州中部の都市。人口87万3311(2001)。アジャンターおよびエローラの石窟への観光基地として知られる。また,町の北郊…
ベゼクリク石窟 (ベゼクリクせっくつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,新疆ウイグル自治区トゥルファン(吐魯番)県にある仏教石窟寺院。中国ではベゼクリクBäzeklikを伯孜克里克と記す。都城跡カラホージョ北方の…
石窟 せっくつ
- 日中辞典 第3版
- 石窟shíkū.石窟寺石窟寺shíkūsì.
バーミヤン Bāmiyān
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アフガニスタン中央部にある仏教遺跡中央アジアとインドを結ぶ古代交通の要地で,峡谷の断崖に高さ53mと35mの巨大な仏像(その顔面は後世にイスラ…
磨崖仏 (まがいぶつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 露出した岩層面に彫刻(浮彫,線刻)された石仏。独立した石材に彫刻された石仏に対していい,また石窟をうがってその中に彫刻されたものを石窟仏と…
ナーシク
- 百科事典マイペディア
- インド中西部,ボンベイ(ムンバイ)の北東約150km,マハーラーシュトラ州にある都市。ゴーダーバリー川に臨み交通の要地。綿花,米など農産物取引の…
石窟庵(せっくつあん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 韓国慶州市郊外の吐含山(とがんさん)中にある石窟寺院。新羅時代を代表する仏教遺跡の一つで,751年,新羅の宰相金大城(きんだいじょう)が仏国寺(ぶ…
壁画 (へきが) mural painting
- 改訂新版 世界大百科事典
- 建築の内壁(外壁の場合もあるが,風雨にさらされて傷みやすいので例は少ない)に顔料を用いて描いた絵。西洋では古代メソポタミア(テル・ウケル,…
アフガニスタン美術 アフガニスタンびじゅつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アフガニスタンは中央アジアの古代交通路の中心に位置し,ギリシア系,イラン系,トルコ系の諸王朝が興って仏教,ゾロアスター (拝火) 教,ヒンドゥ…
アジャン Agen
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランス南西部,ロトエガロンヌ県の県都。ガロンヌ川中流右岸に位置し,背後にエルミタージュ丘陵斜面が迫っている。町の北側をガロンヌ並行運河が…
ジャイプールにあるジャンタールマンタール【ジャイプールにあるジャンタール-マンタール】
- 世界遺産詳解
- 2010年に登録された世界遺産(文化遺産)。インド北部、ラジャスタン州のジャイプールに位置し、18世紀初頭に建造された天体観測所。そこに含まれる…
ぎけん‐ばんぶつどう(‥バンブツダウ)【義県万仏堂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国遼西省義県、大凌河の対岸岸壁にある北魏時代の石窟寺院。東西二区に分かれ、六窟ずつある。西区第五窟の碑文によると太和二三年(四九九)営州…
杉本 哲郎 スギモト テツロウ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の日本画家 生年明治32(1899)年5月25日 没年昭和60(1985)年3月20日 出生地滋賀県大津市 本名杉本 哲二郎(スギモト テツジロウ) 学歴…
龕像 がんぞう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 壁面などを彫りくぼめた龕の中に彫り込んだ像。小型の厨子内に安置された仏像なども龕像という。元来はインドや中国の石窟寺院などに彫り込まれた龕…
カールレー Kārle
- 改訂新版 世界大百科事典
- 西インド,プネー(プーナ)の北西約55kmにある仏教石窟。その祠堂(チャイティヤ)窟は,刻文から2世紀初期の造営と考えられ,幅14m弱,奥行38m弱あ…
竜門石窟【りゅうもんせっくつ】
- 百科事典マイペディア
- 中国,河南省洛陽の南,黄河の支流伊水の両岸にある石窟。造営は493年北魏の孝文帝の洛陽遷都と同時に始まって唐代まで続き,雲岡石窟,敦煌莫高窟と…
チャイティヤ caitya
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代インドで礼拝対象一般を指すサンスクリット。パーリ語ではcetiya,漢訳は制多,制底,支提など。〈火葬のための積み上げられた薪〉を意味すると…
アジャン あじゃん Agen
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランス南西部、ロート・エ・ガロンヌ県の県都。ガロンヌ川右岸に面し、人口3万0170(1999)。行政と商業の中心地であるが、鉄道と自動車道路が集ま…
キャンター
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] canterbury gallop の略 ) 馬術で、普通駆け足。トロットとギャロップの中間の速度。〔万国新語大辞典(1935)〕