エフェソス公会議 (エフェソスこうかいぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ネストリウス問題の解決のために431年,小アジアのエフェソスで開催された公会議。第3回公会議にあたり,皇帝テオドシウス2世が招集した。コンスタン…
キンディア‐とう〔‐タフ〕【キンディア塔】
- デジタル大辞泉
- 《Turnul Chindiei》ルーマニア中南部の都市トゥルゴビシュテ、ワラキア公国の旧王宮跡にある塔。15世紀にワラキア公ブラド=ツェペシュにより見張り…
クルテア‐デ‐アルジェシュ(Curtea de Argeş)
- デジタル大辞泉
- ルーマニア中南部の都市。ドナウ川の支流スジェシュ川沿いに位置する。14世紀から16世紀にかけて、ワラキア公国の都が置かれた。14世紀にワラキア公…
ブカレスト Bucureşti[ルーマニア],Bucharest[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ルーマニアの首都。羊飼いブクルの名に由来すると伝えられる。考古学の発掘によりワラキア公国以前の集落の存在も確認されているが,ヴラド串刺公統…
バル・ヘブライオス Bar Hebraios 生没年:1226-86
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヤコブ派キリスト教徒の神学者,歴史家,医師。ラテン名バルヘブラエウスBarhebraeus,アラビア名イブン・アルイブリーIbn al-`Ibrī。アナトリアのマ…
キュリロス(アレクサンドリアの) Kyrillos 生没年:?-444
- 改訂新版 世界大百科事典
- アレクサンドリア主教。ネストリウスの教説を異端として弾劾するのに成功した。412年,叔父テオフィロスの後任としてアレクサンドリア主教に就任,さ…
ベレニス べれにす Bérénice
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの劇詩人ラシーヌの五幕韻文悲劇。1670年初演。ローマ皇帝ティチュスは東方遠征から連れ帰ったパレスチナ女王ベレニスと相愛の仲だが、ロー…
セレウコス朝(セレウコスちょう) Seleukos
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前312頃~前63セレウコス1世によって創建されたシリア王国の王朝。第4代セレウコス2世(在位前246~前225)以後は第6代アンティオコス3世,第8代アンテ…
主教 しゅきょう bishop 英語 episcopos ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- キリスト教の東方正教会、聖公会などでの用語で、ローマ・カトリック教会の司教に相当する。原語は監督者の意味で、監督とよばれることもある。キリ…
ワラキア わらきあ Walachia Wallachia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ルーマニア南部、南カルパティア山脈とドナウ川の間に広がる歴史的地域。ルーマニア語名ツァーラ・ロムネアスカŢara Româneascǎ。中世にはワラキア公…
ルイス コーリー Lewis Corey
- 20世紀西洋人名事典
- 1894 - ? 米国の経済学者。 アンティオーク大学教授。 別名Lewis〉 ルイス(Fraina フレイナ。 マルクス経済学者である。アメリカ共産党書記長を務…
トゥルゴビシュテ(Târgovişte)
- デジタル大辞泉
- ルーマニア中南部の都市。首都ブカレストの北西約75キロメートル、ヤロミツァ川沿いに位置する。14世紀末から17世紀末までワラキア公国の首都が置か…
モルダヴィア公国 モルダヴィアこうこく Moldavia
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 14世紀半ば,モルダヴィア地方にルーマニア人が建国した国家モルダヴィア地方は現在のルーマニア北東部,モルドヴァにあたり,14世紀にハンガリー領…
十字軍史(年表) じゅうじぐんしねんぴょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1095 11月27日 クレルモン公会議の十字軍宣言(ウルバヌス2世)1096 4月 ペトルスの民衆十字軍1096 8~10月 第一回十字軍(~1099)1097 5~6月 …
ホレズ修道院【ホレズしゅうどういん】
- 百科事典マイペディア
- ルーマニアのオルテニア地方ヴルチャ県にある修道院。ワラキア公国の当時の領主コンスタンティン・ブランコヴェアヌにより1691年から建設開始(1697…
マルガレテ Margarete 生没年:?-303
- 改訂新版 世界大百科事典
- 4世紀初め,ディオクレティアヌス帝の迫害で殉教したとされる伝説的聖女。マルガレタMargaretaともいい,東方ではマリナMarinaと呼ぶ。アンティオキ…
絹の道 きぬのみち Silk Road
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中央アジア経由の古代の東西交通路の雅称。「シルク−ロード」とも呼ばれるドイツのリヒトホーフェンの造語で,これをうけてイギリスのスタインがSilk…
ワラキア Wallachia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ルーマニア南部,南カルパティア山脈とドナウ川に挟まれた地域。「ヴラフ人の土地」の意。歴史的にはワラキア公国領。ルーマニアでは「ローマ人の国(…
ワラキア公国 ワラキアこうこく
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ ルーマニア
ホスロー[1世] Khosrō Ⅰ
- 改訂新版 世界大百科事典
- ササン朝ペルシアの王。在位531-579年。カワード1世の子。皇太子のときにマズダク教徒の弾圧に主導的役割を果たした。父王が着手した税制改革を実現…
バイバルス[1世] Baybars Ⅰ 生没年:1228ころ-77
- 改訂新版 世界大百科事典
- マムルーク朝の第5代スルタン。在位1260-77年。キプチャク生れのトルコ人で,モンゴル軍の捕虜となってシリアへ売られ,次いでアイユーブ朝のスルタ…
アンティオーク大学 アンティオークだいがく Antioch University
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1852年,一般教育中心の非宗派的共学制大学として,アメリカ,オハイオ州イエロースプリングズに創立。初代学長は H.マン。学生を研究と実務に交互に…
ヘレニズム Hellenism
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 一般的には,ヘブライズムとともにヨーロッパ文化の二大思想傾向をなすギリシア精神の意味に用いられるが,歴史的概念としては,アレクサンドロス大…
カルタヘナ Cartagena
- 改訂新版 世界大百科事典
- コロンビア北部,ボリーバル県の県都。大都市域人口103万0149(2005)。カリブ海に面し,1533年アンティオキア地域の貴金属や砂糖の積出港として創設…
ノバティアヌス のばてぃあぬす Novatianus
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 3世紀の神学者。250年ごろ、ローマ教会の名声の高い長老であった。修辞学に通暁し、おそらく、ローマ教会の神学者として最初にラテン語の著作を公刊…
ロバート・J. ブレイドウッド Robert J. Braidwood
- 20世紀西洋人名事典
- 1907.7.29 - 米国の先史考古学者。 シカゴ大学教授。 1933〜38年アンティオキーア平原の遺跡発掘に参加。第二次大戦後’48〜55年自然科学者の協力の…
セレウキア せれうきあ Seleucia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- メソポタミアの古代都市遺跡。ティグリス川と、ユーフラテス川からの一運河との合流点にあり、ほかの同名の都市と区別するため「ティグリス河畔の」…
ラオディケ Laodikē
- 改訂新版 世界大百科事典
- シリア王国のアンティオコス2世の妃。生没年不詳。前253年離別された。アンティオコス2世はエジプトのプトレマイオス2世の娘ベレニケと政略結婚した…
十字軍(じゅうじぐん) Crusades
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ビザンツ皇帝の要請を受けたローマ教皇の唱道のもと,巡礼者を保護し,イスラーム教徒に奪われたイェルサレムを奪還するために企図された「キリスト…
コロンビアのコーヒーさんちのぶんかてきけいかん【コロンビアのコーヒー産地の文化的景観】
- 世界遺産詳解
- 2011年に登録された世界遺産(文化遺産)。コロンビア西部にあるアンデス山脈の西側と中央部の麓の7県にまたがる広大なエリアでは、コーヒ―の生産が1…
業績録 (ぎょうせきろく) Res gestae divi Augusti
- 改訂新版 世界大百科事典
- 正確には《神皇(しんのう)アウグストゥス業績録》といい,ローマ初代皇帝アウグストゥスが自分の政治的経歴について書きしるした記録。彼は生前に…
マルトラーナ‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【マルトラーナ教会】
- デジタル大辞泉
- 《Chiesa della Martorana》イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市パレルモの旧市街にある教会。正式名称はサンタマリアデラミラーリオ教…
Chianti
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(独和の部)
- [キアンティ] [男] (―[s]/) キアンティ(イタリア産の赤ワイン).
エルサレム王国 えるされむおうこく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 第1回十字軍のエルサレム占領(1099年7月15日)直後、シリア、パレスチナに創設されたラテン人国家。西欧型封建制を模したエデッサ伯領、アンティオ…
アンティオコス[3世]【アンティオコス】
- 百科事典マイペディア
- セレウコス朝シリアの王(在位,前223年―前187年)。セレウコス2世の子。王国の再統一のためパルティア,バクトリア,インドに遠征して大王の名を得…
メデリン めでりん Medellín
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南アメリカ北西部、コロンビア北西部、アンティオキア県の県都。住民はこの町をメデジンとよぶ。人口195万7928(1999)、254万9537(2019推計)。同…
アンミアヌス・マルケリヌス Ammianus Marcellinus 生没年:330ころ-395ころ
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代末期最大のローマ史家。アンティオキア出身の上流ギリシア人。兵士として彼の尊敬するウルシキヌスに従い,イタリア,ガリア,東方に遠征,のち…
アララク Alalakh
- 改訂新版 世界大百科事典
- トルコ共和国南東部の古代都市名。アララフともいう。現在の遺跡名はテル・アッチャナTell Atchana。アレッポと地中海を結ぶ街道に沿い,アンティオ…
デメトリオス[1世] Dēmētrios Ⅰ 生没年:前187-前150
- 改訂新版 世界大百科事典
- シリア王国の王。在位,前162-前150年。セレウコス4世の次子。アンティオコス4世の代理の人質としてローマにおかれていたが,前162年脱出帰国し,従…
Chi・an・ti, [kiánti]
- プログレッシブ 独和辞典
- [男] (-[s]/ ) キアンティ(イタリア中部キアンティ地方産の赤ワイン).
ラフム朝 (ラフムちょう) Lakhm
- 改訂新版 世界大百科事典
- 南アラブのタヌーフ族が南イラクのヒーラに都して建設した王朝。3世紀半ば~602年。ヒーラ王国ともいう。ササン朝ペルシアの宗主権下にあり,盛時に…
クライヨーバ(Craiova)
- デジタル大辞泉
- ルーマニア南西部の都市。ジウ川沿いに位置する。古代ダキアの要塞に起源し、中世以降、ワラキア公国の政治・経済・文化の中心地となった。第二次大…
モルドバ公国 モルドバこうこく Principat moldovean; Principality of Moldova
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 14世紀中頃ルーマニア東部に建国され,1859年隣接するワラキア公国と合併,同国とともにルーマニアの基となった公国。モルダビア公国とも呼ばれる。…
アンティゴノス朝 (アンティゴノスちょう) Antigonos
- 改訂新版 世界大百科事典
- マケドニアのアレクサンドロス大王の部将アンティゴノス1世を祖とするヘレニズム王朝。前306-前168年。アンティゴノスとその子デメトリオス1世がアレ…
chianti
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)キアンティ(トスカーナ州キアンティ地方産の赤ワイン). chiantigiàno chiantigiano [形]
アレクサンドリア学派 (アレクサンドリアがくは)
- 改訂新版 世界大百科事典
- (1)前3世紀から前2世紀前半にかけての,エジプトのアレクサンドリアの図書館を中心とする文献学上の学統。エフェソスのゼノドトス,ロドスのアポロ…
単性説 たんせいせつ Monophysitism
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イエス・キリストの人性と神性の関係をめぐるキリスト論の一つで、キリストの神性をとくに強調する説。5世紀なかばコンスタンティノープルのエウテケ…
ワラキア(Walachia)
- デジタル大辞泉
- ルーマニア南部の歴史的呼称。トランシルバニアアルプスとドナウ川の間をさす。古代ダキアの一部で、2世紀にローマ帝国の属州となり、6世紀にスラブ…
ハロルド ライト Harold Wright
- 20世紀西洋人名事典
- 1931 - 米国の日本文学研究者。 アンティオック・カレッジ助教授。 米海軍岩国基地で仕事をした時から日本の詩歌に関心を持つ。その後、日本女性と…
あんてぃおぺ【アンティオペ】
- 改訂新版 世界大百科事典