「アントニウス」の検索結果

10,000件以上


弁論家論 べんろんかろん De oratore

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ローマの文人キケロの修辞学的著作。3巻。前 55年弟のクインツスにあてて執筆した対話篇。仮想の対話者はクラッスス,アントニウス,スカエウォラ,…

クレオパトラ

精選版 日本国語大辞典
( Kleopatra ) 古代エジプトのプトレマイオス王朝最後の女王(在位前五一‐前三〇)。カエサル(シーザー)の愛人となり、その援助を受けて王位を回復…

ドルスス Nero Claudius Drusus 生没年:前38-前9

改訂新版 世界大百科事典
ローマの将軍。リウィアがのちの皇帝アウグストゥスと結婚して3ヵ月後に生まれた前夫の息子。のちの皇帝ティベリウスの弟。前12-前9年の間,数次にわ…

三頭政治 (さんとうせいじ) triumvirate

改訂新版 世界大百科事典
帝政成立前夜のローマで,有力将軍が連携して元老院を制肘(せいちゆう)し共和政体を空洞化させてゆく際の特徴的政治形態。前43年アントニウス,オ…

アントニア(小) アントニア[しょう] Antonia, Minor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]前36.1.31.[没]後37古代ローマの政治家 M.アントニウスとオクタウィアの下の娘。 N.C.ドルススと結婚し,ゲルマニクス,リウィラ,皇帝クラウデ…

アウグストゥス

百科事典マイペディア
ローマ帝国初代皇帝(在位前27年―後14年)。初めオクタウィウスと称した。母はカエサルの姪(めい)。カエサルの養子となり,その死後ガイウス・ユリウ…

ドミチウス・アヘノバルブス Domitius Ahenobarbus, Lucius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]25古代ローマの政治家。プレプス (平民) の有力氏族 (ゲンス ) の出身。 G.ドミチウス・アヘノバルブスの子。前 16年執政官 (→コンスル ) …

レピドゥス れぴどぅす Marcus Aemilius Lepidus (前90ころ―前12)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代ローマの政治家。名門貴族(パトリキ)アエミリウス氏族の出身。カエサルとポンペイウスとの間の内乱で前者に従い、前49年プラエトル(法務官)…

スルピキウス・ルフス Sulpicius Rufus, Servius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]前106頃[没]前43古代ローマの法律家,政治家。ロードスで M.キケロとともに弁論術を学ぶが,のち法律を志す。前 63年の執政官 (コンスル ) 選挙…

オクタヴィアヌス Gaius Julius Caesar Octavianus

旺文社世界史事典 三訂版
前63〜後14古代ローマの初代皇帝(在位前27〜後14)カエサルの甥 (おい) で,彼の養子となり,カエサルが暗殺されたのち,政敵を討ってアントニウス…

ポンペイウス Pompeius Magnus, Sextus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]前67頃[没]前35. 小アジア,ミレトスローマの軍人。大ポンペイウスの次男。父と兄の死後,ヒスパニアに逃れ,そこを拠点にカエサルと戦った。カ…

アグリッピナ[小] Julia Agrippina Minor 生没年:15-59

改訂新版 世界大百科事典
大アグリッピナの長女。アントニウスの孫アヘノバルブスと結婚し,ネロを生む。兄カリグラ帝の治世中一時追放されたが,彼が殺され叔父クラウディウ…

イーゼンハイム祭壇画 いーぜんはいむさいだんが

日本大百科全書(ニッポニカ)
1513~15年、グリューネワルト作。板に油彩。フランス、コルマルのウンターリンデン美術館所蔵。アルザス地方イーゼンハイムの聖アントニウス教団修…

せいあんとにうすでん【《聖アントニウス伝》】

改訂新版 世界大百科事典

クレオパトラ Kleopatra Ⅶ

山川 世界史小辞典 改訂新版
前69~前30(在位前51~前30)エジプトのプトレマイオス朝最後の女王。正しくはクレオパトラ7世。マケドニア系の女性。プトレマイオス・アウレテス(12…

タルスス(Tarsus)

デジタル大辞泉
トルコ南部の都市。地中海から15キロメートル内陸に位置する。古くからトロス山脈を横断する通商路の要衝として知られ、古代ローマの属州キリキアの…

ボックス2世 ボックスにせい Bocchus II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前33北アフリカのマウレタニア王。ボックス1世の子孫にあたり,前 49年以降,兄弟のボーグドとともに統治し,国の東部を支配した。ローマの…

あんとにうすじゅうじ【アントニウス十字】

改訂新版 世界大百科事典

サルウィディエヌス・ルフス Salvidienus Rufus, Quintus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前1世紀頃のローマの軍人。オクタウィアヌス (アウグスツス ) 下の有力な将軍。前 42年レギウムの戦いでセクスツス・ポンペイウスに敗れたが,前 41…

マカリウス[エジプト] Macarius of Egypt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]300頃[没]390頃エジプトの修道士,聖人。老マカリウス,大マカリウスともいう。聖アントニウスの弟子。その生涯の多くは未詳。若い頃から卓越し…

ミセヌム Misenum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ナポリ湾の北の岬に位置する古代ローマの海港都市。その名称は英雄アエネアスの鼓笛手ミセヌスの埋葬地に由来するといわれる。ローマ帝政期までは単…

悪魔の霊薬 あくまのれいやく Elixiere des Teufels

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ドイツの作家 E.T.A.ホフマンの長編小説。2巻。 1815~16年刊。姦通,殺人などの罪悪によごれている血統の末裔に生れた青年僧フランツは,ふとした機…

キケロ Marcus Tullius Cicero

山川 世界史小辞典 改訂新版
前106~前43古代ローマの政治家,文人,雄弁家。ラティウムのアルピヌム生まれ。騎士の出身。告訴,弁護など法廷を舞台に政界に進出した。前63年コン…

カッシウス Gaius Cassius Longinus 生没年:?-前42

改訂新版 世界大百科事典
共和政末ローマの政治家。カラエの敗戦経験後,属州シリアをパルティアから防衛。内乱ではポンペイウス派に属した。赦免され,前44年プラエトル在職…

キケロ きけろ Marcus Tullius Cicero (前106―前43)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代ローマの政治家、思想家。雄弁家としても有名。ローマ市南東方のアルピヌムの貴族(ローマの騎士身分)の家に生まれる。ローマに出て、先輩政治…

チグラネス2世 チグラネスにせい Tigranes II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前6古代アルメニア帝国の支配者。在位前 20~6年。アルタウァスデス3世の子。ローマの M.アントニウスによって捕えられてエジプトに送られ…

クレオパトラ(Kleopatra)

デジタル大辞泉
(7世)[前69~前30]古代エジプト、プトレマイオス朝最後の女王。在位前51~前30。弟と共同統治したが排斥されて王位を失った。のち、カエサルの力…

十字【じゅうじ】

百科事典マイペディア
2本あるいはそれ以上の線が組み合わさってできる形象の総称。英語でcross。正(ギリシア)十字,T(タウ,アントニウス)十字,ラテン(ローマ)十…

ヒルティウス ひるてぃうす Aulus Hirtius (?―前43)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代ローマ、共和政末期の武将、政治家。紀元前43年のコンスル(執政官)。前54年以降カエサルの忠実な部将として、とくに官房長的な役を果たしつつ…

ボッシュ

精選版 日本国語大辞典
[ 一 ] ( Hieronymus Bosch ヒエロニムス━ ) フランドルの画家。悪の諸相や怪奇な幻想・妖怪、あるいは地獄の情景を描出。代表作は「快楽の園」「聖…

さんとう‐せいじ(‥セイヂ)【三頭政治】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 古代ローマ共和政末期、三人の有力政治家による政治。第一次は、前六〇年のカエサル(シーザー)、クラッスス、ポンペイウス三人の密約に…

せいアントニウス‐きょうかい〔‐ケウクワイ〕【聖アントニウス教会】

デジタル大辞泉
《Antoniuskirche》スイス北西部の都市バーゼルにある教会。市街北西部に位置する。1927年にカール=モーザーの設計でモダニズム様式を採用し、同国…

ドルスス Drusus, Nero Claudius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]前38[没]前9古代ローマの軍人。チベリウス帝の弟。母リウィア・ドルシラはチベリウス・クラウディウス・ネロと離婚して,のちオクタウィアヌス (…

パタウィウム Patavium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代イタリアの都市。現在のパドバ。伝説上の建設者はトロイの英雄アンテノールとされるが,実際は肥沃な土地や泉に恵まれているこの地に移住してき…

キケロ

精選版 日本国語大辞典
( Marcus Tullius Cicero マルクス=トゥルリウス━ ) ローマの政治家、雄弁家、文人。雄弁術をもって政界に進出。執政官に選ばれ、カティリナの陰謀を…

ウェルス Verus, Lucius Aurelius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]130.12.15.[没]169ローマ皇帝 (在位 161~169) 。前名ルキウス・ケイオニウス・コンモドゥス。同名である自分の父をハドリアヌス帝が後継者 (ハ…

三頭政治 さんとうせいじ triumviri; triumvirate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ローマ共和政末期の有力政治家の同盟による一種の寡頭政治。一般に前 60~53年ユリウス・カエサル,グナエウス・ポンペイウス,リキニウス・クラッス…

アウグストゥス あうぐすとぅす Imperator Caesar divi filius Augustus (前63―後14)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代ローマの政治家、ローマ帝国初代の皇帝(在位前27~後14)。前名をガイウス・オクタウィウスGaius Octaviusといい、同名の父とカエサルの姪(めい…

アウグストゥス Augustus 生没年:前63-後14

改訂新版 世界大百科事典
ローマ帝国の初代皇帝。在位,前27-後14年。騎士身分のガイウス・オクタウィウスGaius Octaviusとカエサルの姪アティアAtiaの間に生まれ,初めオクタ…

ゲルマニクス げるまにくす Germanicus I(J)ulius Caesar (前15―後19)

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代ローマの軍人、政治家。アウグストゥスの妻リウィアの孫、2代皇帝ティベリウスの甥(おい)。アウグストゥスは大叔父、第2回三頭政治のアントニウ…

アグリッパ Agrippa, Marcus Vipsanius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]前63頃[没]前12.3. パンノニア古代ローマの将軍,皇帝アウグスツスの腹心の部下。プレプス (平民) の出身でパトリキ (貴族) に嫌われたが,オク…

トレボニウス Trebonius, Gaius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前43. イズミル古代ローマの軍人,政治家。パトリキ (貴族) 出身。前 55年に護民官 (トリブヌス・プレビス ) となった。ガリア戦争では,ユ…

アフロディテ[キレネ] Aphroditē; Aphrodite of Cyrene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ヘレニズム時代,特にアレクサンドリアにおいて多種多様な発展をとげたアフロディテ像を,アントニウス・ピウス帝 (在位 138~161) 時代に模刻したも…

フラーテス4世 フラーテスよんせい Phraates IV

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前32頃古代イラン,アルサケス朝パルティア帝国の王 (在位前 38頃~32頃) 。オロデス2世の子。父を殺して即位。前 36年,M.アントニウスの…

三頭政治 さんとうせいじ triumviratus ラテン語 triumvirate 英語

日本大百科全書(ニッポニカ)
元来は古代ローマの官職「三人委員」をさす。転じて3人の政界有力者が結んで政権を独占することをいう。ローマ史上では、二つの三頭政治が有名である…

ウェンチディウス Ventidius, Publius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]前91. アスクルム・ピケヌム[没]前38. ローマ古代ローマの将軍。同盟市戦争のときローマに捕えられ,釈放後,馬丁となったといわれるが,のちユ…

ジュリアス・シーザー Julius Caesar

改訂新版 世界大百科事典
イギリスの劇作家シェークスピアのローマ史劇。1599年ごろ初演。T.ノース訳のプルタルコス《英雄伝》に題材を得ている。王位への野心を抱くシーザー…

パティニール Joachim Patinir 生没年:1475か85-1524

改訂新版 世界大百科事典
ネーデルラントの画家。ディナンまたはその近郊ブビーニュBouvignesに生まれ,1515年にアントワープの画家組合の親方となり,同地で活躍して没。デュ…

レピドゥス Lepidus, Marcus Aemilius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前13/前12古代ローマのパトリキ (貴族) ,アエミリウス氏出身の政治家。前 49~46年の元老院対ユリウス・カエサルの内戦中,後者にくみして…

コプト教父 コプトきょうふ Coptic Fathers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
2世紀から7世紀までの初期キリスト教時代からアラブの征服にいたるまで,エジプト土着のコプト語を使った教父をいう。最初の荒野の教父,アントニウ…

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