箱根山 (はこねやま)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 温泉 交通の発達と地域の変容伊豆半島の付け根,神奈川・静岡両県境にまたがる複式火山で,三重式火山とされている。最高峰は神山(1438m…
中央火口丘 (ちゅうおうかこうきゅう) central cone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 複式火山において,火口またはカルデラをかこむ外輪山の内側にある火山体で,中央丘,後カルデラ丘ともいう。溶岩円頂丘,成層火山,砕屑丘であるこ…
屈斜路湖 (くっしゃろこ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北海道東部,釧路支庁弟子屈(てしかが)町にある湖。〈くっちゃろこ〉とも呼ぶ。東西26km,南北20kmのほぼ円形をなす世界有数の屈斜路カルデラの中…
とうや‐こ【洞爺湖】
- デジタル大辞泉
- 北海道南西部にあるカルデラ湖。面積70.7平方キロメートル。最大深度179.7メートル。南岸に有珠うす山・昭和新山がある。
かこう‐せ〔クワコウ‐〕【火口瀬】
- デジタル大辞泉
- 火口またはカルデラの縁の一部が浸食されて、火口湖または火口原湖の水が流れ出す所。箱根山の早川や阿蘇山の白川など。かこうらい。
ベヨネース列岩 ベヨネースれつがん Bayonnaise rocks
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 東京都,伊豆諸島の南方にある岩礁群。ベヨネイズ列岩ともいう。面積 0.01km2。植物の生育しない岩礁で,渡り鳥の休息地。周辺は黒潮が流れ,カツオ…
仙石原 (せんごくはら)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 神奈川県足柄下郡箱根町,箱根カルデラ北西部にひろがる標高650m前後の高原。約2万5000年前,神山の噴出物でカルデラ内にC字形の堰止湖,仙石原湖が…
火口瀬 かこうせ barranco
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カルデラ内の水があふれて流出する際,外輪山を下刻してつくった深く幅が狭い谷。箱根火山の早川,阿蘇火山の白川,十和田火山の奥入瀬川など。
引退カルデラ
- 岩石学辞典
- 地下にあるマグマ溜まりでマグマが引っ込んだことによる陥没カルデラ[Reck : 1928, Williams : 1941].
得茂別(うるもんべつ)湖
- デジタル大辞泉プラス
- 北海道択捉郡留別村、北方領土の択捉島南部に位置する湖。オンアネノボリ山の東方、得茂別カルデラ内にある。面積約5.8平方キロメートル。
中央火口丘 ちゅうおうかこうきゅう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大きな火口やカルデラの内側に、後から生成された比較的小規模の火山をいう(外側の山は外輪山)。成層火山、溶岩円頂丘、噴石丘などで形成される。…
あそたにびとはくぶつかん 【阿蘇たにびと博物館】
- 日本の美術館・博物館INDEX
- 熊本県阿蘇郡南阿蘇村にある自然・科学博物館。平成9年(1997)創立。阿蘇のカルデラ内、北側の阿蘇谷と南側の南郷谷を展示場とする野外博物館。梶原博…
明神礁【みょうじんしょう】
- 百科事典マイペディア
- 伊豆諸島ベヨネース列岩の東約9kmにある岩礁。1952年9月17日北緯31°57′,東経140°0′の地点に爆発した海底火山で,航行中の第十一明神丸が発見。同…
おあかん‐だけ(をアカン‥)【雄阿寒岳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 北海道東部、千島火山帯に属する円錐火山。阿寒カルデラの中央火口丘の一つで、阿寒国立公園の一部。標高一三七〇メートル。アイヌ語名ピンネシリ(…
にじゅうしき‐かざん(ニヂュウクヮザン)【二重式火山】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 火山の火口やカルデラの内部に新しい火山ができているもの。外側の火山を外輪山、内側にできた火山を中央火口丘という。阿蘇山など。
カルデラ湖
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- Kratersee [男]
摩周湖 ましゅうこ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北海道東部,弟子屈町にあるカルデラ湖。面積 19.2km2。周囲 20km。最大水深約 211m。湖面標高 351m。流入・流出河川がなく水位がほとんど変化しない…
おあかん‐だけ〔をアカン‐〕【雄阿寒岳】
- デジタル大辞泉
- 北海道東部にある円錐形の火山。阿寒カルデラに生じた中央火口丘の一。火口原に阿寒湖・パンケトウ・ペンケトウなどの湖がある。標高1370メートル。
クレーター型カルデラ
- 岩石学辞典
- 火山砕屑丘(cone)の頂上にある円形または卵形の形状のカルデラ[Tanakadate : 1930, Williams : 1941].
複式火山 ふくしきかざん composite volcano
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 数回にわたり不連続的により小規模な火山体が複雑に形成され,二重式,三重式,四重式になった火山の総称。成層火山の中央にカルデラが形成されたあ…
三原山 みはらやま
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 東京都南部,伊豆諸島の大島の大半を占める複式活火山(→複式火山)。最高点は三原新山(758m)。富士火山帯に属し,玄武岩質の安山岩からなり,40あ…
ふくしき‐かざん(‥クヮザン)【複式火山】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一つの火山の火口やカルデラに小火山が二重・三重に噴出してできた二重式火山・三重式火山をいう。大島三原山、阿蘇山、浅間山など。⇔単…
カルデラ湖【カルデラこ】
- 百科事典マイペディア
- 火山地域の地盤がなべ状に陥没してできた湖。日本に多く,十和田湖,田沢湖など著名な深い湖はこれに属している。→関連項目阿寒国立公園|池田湖|構…
いけだ‐こ【池田湖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 鹿児島県薩摩半島の最南部、開聞(かいもん)岳のふもとにある九州最大の湖。カルデラ湖。霧島屋久国立公園の一部。面積一〇・九平方キロメートル。池…
陥没湖【かんぼつこ】
- 百科事典マイペディア
- 構造湖の一つで,土地が陥没してできた湖。火山噴火によって火口を含む広い範囲が陥没してできたカルデラ湖,断層などによる地溝にたたえられた断層…
駒ヶ岳(北海道) こまがたけ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北海道南西部、渡島(おしま)半島の東岸にある山。標高1131メートル。安山岩質の成層火山で、東日本火山帯に属する活火山。頂上に東西2キロメートル、…
あそかるでら【阿蘇カルデラ】
- 改訂新版 世界大百科事典
しら‐す【白▽砂】
- デジタル大辞泉
- 鹿児島・宮崎両県にまたがり広く分布する、白色で孔隙こうげきに富む火山噴出物。鹿児島湾北端部の姶良あいらカルデラ形成時の軽石などで、広い台地…
羅臼湖
- デジタル大辞泉プラス
- 北海道目梨郡羅臼町、知床半島の中央部、標高約740メートルに位置するカルデラ湖。面積約0.43平方キロメートルは知床国立公園内の湖沼で最大。
シラス
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 南九州に広く分布し,主として火山源の物質からなる白色砂質堆積物の総称。白砂または白州に由来した地方的な俗語。厚さはところによって著しく異な…
テンゲル山地 てんげるさんち Tengger
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドネシア、ジャワ島東部の山地。東西10キロメートル、南北8キロメートルに及ぶカルデラ地形の火山群からなる。ブロモ火山(2581メートル)を中央…
アラスカ半島 あらすかはんとう Alaska Peninsula
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北アメリカ北西部、アメリカ合衆国のアラスカ州南西部に突出する狭長な半島。長さ約760キロメートル。東はアラスカ山脈、西はアリューシャン列島に接…
加久藤盆地 かくとうぼんち
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 宮崎県南西部、霧島山(きりしまやま)北麓(ほくろく)にある盆地。真幸盆地(まさきぼんち)ともいう。霧島火山の旧期活動で形成された標高約200メートル…
阿蘇谷 あそだに
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 熊本県北東部,阿蘇山カルデラ内で,中央火口丘によって二分された北半部の火口原。阿蘇市に属する。南半部は中央火口丘の裾野緩斜面,北半部は平坦…
コールドロン
- 岩石学辞典
- カルデラおよび火山構造性陥没地の総称[Smith : 1960].一般に円形の陥没地形または円筒形の陥没構造にも用いる[地学団体研究会 : 1996].
阿寒湖
- 事典 日本の地域遺産
- (北海道釧路市)「ラムサール条約湿地」指定の地域遺産。淡水湖、マリモ生育地。阿寒国立公園特別保護地区及び特別地域。火山活動によって形成された…
くっしゃろ‐こ【屈斜路湖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 北海道東部、弟子屈(てしかが)町にある日本最大の火口原湖。屈斜路カルデラの西部に水をたたえたもの。阿寒国立公園の一部。面積七九・四平方キロメ…
猫魔ヶ岳 ねこまがだけ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 福島県中央部、磐梯(ばんだい)山の西に並ぶ山。耶麻(やま)郡北塩原村と磐梯町との境にあり、標高1404メートル。周囲の厩岳(まやだけ)山(1264メート…
摩周湖 ましゅうこ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北海道東部、釧路(くしろ)総合振興局管内の弟子屈町(てしかがちょう)にある湖。面積19.6平方キロメートル、周囲24キロメートル、最深部212メートル、…
支笏湖 しこつこ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 北海道南西部、千歳市(ちとせし)西部にある標式的カルデラ湖。周囲40キロメートル、面積77.3平方キロメートル、水面標高248メートル、最深部360.1メ…
ベヨネース‐れつがん【ベヨネース列岩】
- デジタル大辞泉
- 伊豆諸島、青ヶ島の南約60キロにある岩礁群。明神礁を火口丘とする海底火山のカルデラの縁。弘化3年(1846)フランス軍艦ベヨネーズ(Bayonnaise)が…
外輪山【がいりんざん】
- 百科事典マイペディア
- 二重またはそれ以上の複合火山の外側の火口縁を構成する山体。カルデラ縁および外側斜面も外輪山と呼ぶ。ベスビオ火山のモンテ・ソンマが有名で,外…
鼓ヶ滝
- 事典 日本の地域遺産
- (熊本県熊本市西区河内町野出と西区松尾町平山の境、河内川)「熊本水遺産」指定の地域遺産。景勝地「肥後耶馬渓」の見所の1つ。金峰山カルデラの渓谷…
側カルデラ
- 岩石学辞典
- 火山の側面にできた陥没地形[Tanakadate : 1930, Williams : 1941].
きりしま‐かざんたい〔‐クワザンタイ〕【霧島火山帯】
- デジタル大辞泉
- 九州の阿蘇山から霧島山・桜島・吐噶喇とから列島・硫黄鳥島を経て台湾北部に至る火山帯。阿蘇・姶良あいら・阿多(指宿いぶすきとも)・鬼界の四大…
かごしま‐わん【鹿児島湾】
- デジタル大辞泉
- 鹿児島県南部、大隅おおすみ・薩摩さつま両半島に囲まれる湾。更新世末期に生じた姶良あいら・指宿いぶすき両カルデラに起因するという説がある。湾…
恐山の温泉霊場と自然湧出泉源地帯
- 事典 日本の地域遺産
- (青森県むつ市田名部宇曽利山)「日本温泉地域資産」指定の地域遺産〔日本温泉地域自然・文化資産No.8〕。〈選定ポイント〉カルデラ湖畔噴気地帯、高…
しこつ‐こ【支笏湖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 北海道千歳市西部にあるカルデラ湖。日本最北の不凍湖で、支笏洞爺国立公園の一中心。ヒメマスなどが釣れる。最大水深は三六〇メートルで日本第二位…
あそ【阿蘇】
- デジタル大辞泉
- 熊本県北東部にある市。阿蘇カルデラの北半を占める。稲作と高原野菜栽培が盛ん。平成17年(2005)2月に一の宮町、阿蘇町、波野村が合併して成立。人…
あいらかるでら【姶良カルデラ】
- 改訂新版 世界大百科事典