天下人 てんかびと
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 戦国の乱世を終息させて天下を統一し支配する人のことで,織田信長により主張され,豊臣秀吉にも受け継がれた。天下という言葉は中国の古代に発し,…
当選人 とうせんにん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 公職選挙法上の概念で、選挙の結果に従い各種の議員あるいは地方公共団体の長となる者をいう。比例代表選出の参議院議員選挙については、ドント式計…
ネアンデルタール人 ネアンデルタールじん Homo Neanderthalensis
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1856年にドイツのデュッセルドルフ近郊のネアンデルタールで発見された旧人の一種この種の人類は地質時代の第四紀第3間氷期から第4氷期,すなわち…
フィリスティア人 フィリスティアじん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ ペリシテ人
ベルベル人 ベルベルじん Berbers
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 北西アフリカ沿岸のマグリブ地方(チュニス・アルジェリア・モロッコ)に住む先住民。ムーア人ともいうフェニキア人やローマ・ビザンツの支配を受け…
マオリ人 マオリじん Maori
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ニュージーランドのポリネシア系先住民現在ニュージーランド総人口の1割強を占める。1840年にマオリ人の首長たちはイギリス政府とワイタンギ条約を…
ムーア人 ムーアじん Moors
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 本来はモロッコ地方に住むベルベル人をさす名称7世紀にアラビア人に征服されてしだいに改宗・混血した人々。これがイベリア半島を征服したとき,スペ…
イオニア人 イオニアじん Ionians
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代ギリシア人の種族名東方方言群に属するイオニア語を用いた。ギリシア半島への定着は比較的早く,アテネから小アジア西岸のイオニア地方に広がっ…
クロマニョン人 クロマニョンじん Cro-Magnons
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 更新世末期の新人1868年,フランスのベーゼル川畔のクロマニョン岩陰遺跡から発見された。約4万〜3万年前にヨーロッパ各地,北アフリカに分布し,…
アムル人 アムルじん Amurrus
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アラビアを原住地とする西セム語族の遊牧民族。アモリ人(Amorites)ともいう前2000年紀初め,シリアからメソポタミアに侵入して古バビロニア王国(…
スウォンズコーム人 スウォンズコームじん Swanscombe mans
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イングランド南東部,ケントのスウォンズコームで発見されたグレート−ブリテン島最古の人類約25万年前の,原人よりは進化した人類で,新人(ホモ−サ…
ソグド人 ソグドじん Sogdians
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中央アジアのサマルカンド付近のイラン系住民絹の道の東西貿易に活躍し,唐代の中国の記録には,ソグド人の子どもは生まれるや口に砂糖を含ませられ…
チェック人 チェックじん Czechs
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 西スラヴ族の一派ローマ−カトリックを受容し,9〜10世紀にモラヴィア王国やベーメン王国を建てた。西スラヴ族には,チェック人のほかにポーランド人…
チャム人 チャムじん Cham
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インドシナ半島南東岸にいたインドネシア系の民族。➡ チャンパー
モン人 モンじん Mons
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ビルマ・タイの沿岸地帯に居住する種族アウストロアジア語族に属するモン語を話す。早くからインド文化が流入し,これを発展させて周囲に大きな影響…
行商人 ぎょうしょうにん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 店舗を持たず,買い手を訪問して売り歩く商人古代から存在し,中世には座を結成して遠隔地行商に従った。近世以降は店舗商業および商品輸送組織の発…
いい【好】 人((ひと))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 気質のいい人。好人物。[初出の実例]「世の中にはそんな親が有から、善人(イイヒト)をも悪くする」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)② 恋しく思…
あみゅうど(あみうど)【網人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「あみびと」の変化した語 )[初出の実例]「片手にはあらめをひろひもち、片手には網うどに魚(うを)をもらふてもち」(出典:平家物語(…
あつかい‐にん(あつかひ‥)【扱人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =あつかいて(扱手)[初出の実例]「四条殿嫁娶之儀大略相調了。あつかひ人より一筆有レ之」(出典:言経卿記‐天正一八年(1590)一一月二…
みずさき‐にん(みづさき‥)【水先人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一定の水先区で船舶の水路を嚮導(きょうどう)する資格を持った者。水先案内。〔水先法(明治三二年)(1899)〕
みちびき‐ひと【導人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 導く人。道案内をする人。みちびと。[初出の実例]「阿倍鳥臣(あへのとりのをん)、〈略〉、為客之導者也(まらとのミチヒキヒトとす)」(出…
みかい‐じん【未開人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 未開の状態にある人種。野蛮人。[初出の実例]「未開人の社会では、老人たちが自らの尊厳と支配を保つために〈略〉恐怖心を植えつけておく…
もう‐じん【毛人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 毛深い人の意 ) 大和政権に服属しない、東国に居住する集団をいう。蝦夷(えぞ)。えびす。[初出の実例]「此の当国の方言、毛人の方言、…
ろん‐にん【論人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古代末・中世、訴訟における被告人。訴人に対して弁駁する人。[初出の実例]「有論人訴之時」(出典:東寺百合文書‐り・保安三年(1122)…
と‐じん【屠人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「どじん」とも )① =とじ(屠児)② 料理人。[初出の実例]「屠(ド)人是を調て其の胙(ひもろぎ)を東宮に奉る」(出典:太平記(14C後…
にわとり‐びと(にはとり‥)【鶏人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 宮中で、夜の明けたことを知らせて回る役人。→けいじん。[初出の実例]「今宵より鶏人をわがためは暁人といはんとぞおもふ」(出典:宗長日…
にん‐きゅう(‥キフ)【人給】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中世、荘園の荘官、諸役人の職務に対する報酬として、荘園領主から給付された免税の田地。給田。給地。[初出の実例]「早除二人給等一之外…
にん‐そん【人尊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 人中の尊の意 ) 仏語。仏の尊称。〔増一阿含経‐一〕
にん‐でん【人天】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人間界の人間と天上界の天人。人間と天人。じんてん。[初出の実例]「後世には人天の勝楽を受けて終に仏と成れと念ほして」(出典:続日本…
ひと‐べらし【人減】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人数を少なくすること。特に、使用人の数を減らすこと。[初出の実例]「人へらしよらずさわらぬりんき也」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))
ひと‐ぼうこう【人奉公】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =ほうこう(奉公)[初出の実例]「実(げ)に実に人奉公(ヒトホウコウ)にありては、大身は大身、小身は小身ににせ、相応の辛苦憂へひまな…
ひと‐めか・す【人めかす】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「めかす」は接尾語 ) 人並みに扱う。一人前として待遇する。また、立派な人間であるかのようにふるまう。[初出の実例]…
ひとり‐うど【独人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒ひとりゅうど(独人)
ふしょう‐にん(フシャウ‥)【負傷人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ふしょうしゃ(負傷者)[初出の実例]「病者或は負傷人(フシャウニン)等は」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一一)
フィン‐じん【フィン人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( フィンはFinn ) フィンランドを中心にヨーロッパ北部に定住し、フィン語系の言語を使用する諸族。中心集団は一世紀頃バルト海沿岸から…
ふかく‐じん【不覚人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 覚悟のたしかでない者。臆病な人。卑怯者。また、不覚をとる人。不覚者。不覚悟人。不覚悟者。ふかくにん。[初出の実例]「汝は人にも非ず…
ひと‐あきびと【人商人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人身の売買を業とする商人。かどわかした子女などを売買する人。人買。[初出の実例]「且人商人、鎌倉中并諸国市間、多以在レ之」(出典:…
ひと‐うと・し【人疎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞ク活用 〙 人に親しみなじまない。[初出の実例]「この姫君は、かく、人うとき御癖なれば、むつましくもいひ通ひ給はず」(出典:源氏物語(1…
ひと‐おどし【人威】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人をおどすこと。[初出の実例]「人おどしの腕に色々の彫物して」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)上)
ひと‐かたい(‥かたゐ)【人乞丐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人間として当然備えなければならない仁義や恥を知らない人。人非人。ひとかったい。
ひと‐ゲノム【人ゲノム】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ゲノムは[ドイツ語] Genom [英語] genome 「ヒトゲノム」と表記するのが一般的 ) 人間の全遺伝子情報。人間には約一〇万個の遺伝子があ…
ひと‐こまらせ【人困】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人を困らせること。他人に迷惑をかけること。また、そのさま。[初出の実例]「それはお前人困(ヒトコマ)らせという物」(出典:十…
ひと‐さわがし・い【人騒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]ひとさわがし 〘 形容詞シク活用 〙 人の出入りなどがはげしく騒がしい。[初出の実例]「つねに人さはがしかりつれ…
ひと‐ずき【人好】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他の人に好感を持たれること。人に好かれること。「人好きの(が)する」の形で用いることが多い。[初出の実例]「人好(ヒトズキ)のする変…
ひと‐ずくな【人少】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「ひとすくな」とも ) 人数が少ないさま。人手が足りないさま。[初出の実例]「夜ふけて人ずくなにて物し給かな」(出典:大…
ひと‐だかり【人集・人簇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人が群がり集まること。また、その群集。人立ち。[初出の実例]「人たかりする瀬田の長はし 御調物何も見る事御ざらぬぞ〈均朋〉」(出典:…
ひと‐だより【人頼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他人をあてにすること。事を行なうのに人まかせにすること。また、そのさま。人頼み。[初出の実例]「人頼(ヒトダヨ)りの結婚な…
ひと‐づき【人付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の意見や命令に簡単に従うこと。すなおに人のいいなりになること。また、その様子。[初出の実例]「いとひとつきにうつくしげに、〈略…
ひら‐びと【平人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 普通の人。ただの人。また、役などを勤めていない人。へいにん。[初出の実例]「大仏を平(ひラ)人にして使ふなり」(出典:雑俳・柳多留‐一…
ゆう‐じん(イウ‥)【優人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 悠長な人。気の長い人。〔浮世人情穴さぐり見立相撲(1830‐44)〕② みやびた人。[初出の実例]「凡好色優人のなからひ、あの妻をかさぬる…