シャー・アッバース
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒アッバース1世
西安 せいあん Xī'ān
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中国陝西 (せんせい) 省中部,渭水 (いすい) 盆地にある都市周より唐まで断続1000年間,周の鎬京 (こうけい) ,秦の咸陽 (かんよう) ,漢の長安など…
アブー・ムスリム Abū Muslim 生没年:?-755
- 改訂新版 世界大百科事典
- ホラーサーンにおけるアッバース朝革命の指導者。アッバース家のイブラーヒームIbrāhīm b.Muḥammad(701・702-749)によって秘密の宣伝者(ダーイー…
カリフ caliph
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「代行者」「後継者」を意味するアラビア語のハリーファ khalīfaのなまったもの。預言者ムハンマドの没後,アブー・バクルがイスラム社会の最高指導…
シャー・アッバース しゃーあっばーす
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →アッバース(1世)
米税制改革
- 共同通信ニュース用語解説
- トランプ米政権が目標とする年3%以上の安定的な経済成長に向けた政策。企業の海外移転防止を目的とする法人税率引き下げと、中間層の生活支援のため…
バンダレ‐アッバース(Bandar 'Abbās)
- デジタル大辞泉
- ⇒バンダルアッバース
シャー=アッバース
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ アッバース(1世)
イスカンダル・ベグ Iskandar Beg al-Shahīr bi-Munshī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1560頃[没]1632頃イラン,サファビー朝の歴史家。アッバース1世に書記として仕え,1592/3年には「大書記」の一人に任じられた。主著"Tārīkh-i `Ā…
サッファース
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒アブー・アルアッバース
アショット Ashot 生没年:?-890
- 改訂新版 世界大百科事典
- アルメニア,バグラト朝初代の王。在位885-890年。856年アルメニア人諸侯軍の総司令官の地位に就き,862年にはアッバース朝のカリフから〈アルメニア…
ブフトゥリー al-Buḥturī, Abū `Ubādah al-Walīd
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]821. シリア,マンビジュ[没]897. シリア,マンビジュアラブの詩人。ターイー族の支派ブフトル族の一人。若いとき同じターイー族の大詩人アブー…
クーファ Kūfa
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ユーフラテス川西岸にある都市で,第4代カリフのアリーの時代とアッバース朝建国時の首都第2代カリフのウマルが建設した軍事都市であったが,文化…
トゥグリル・ベク
- 百科事典マイペディア
- トルコ系セルジューク朝初代のスルタン(在位1038年―1063年)。始祖セルジュークの孫。1038年ニーシャーブール(現イラン北東部)に入って王朝を開き…
サッファーフ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ アブー=アルアッバース
ウマイヤ‐ちょう〔‐テウ〕【ウマイヤ朝】
- デジタル大辞泉
- 《Umayya》イスラム王朝の一。ウマイヤ家出身のムアーウィヤ1世が、ダマスカスを首都として建てた最初のイスラム・カリフ王朝(661~750)。14代続い…
アッバース1世
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1571年1月27日ペルシアのサファビー朝第5代王(在位1587〜1629)1629年没
アグラブ朝 アグラブちょう Aghlab
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 現在のチュニジアを中心に,北アフリカを支配したイスラム王朝 (800~909) 。首都はカイラワーン。アッバース朝のアミールであったイブラーヒーム (…
アブドゥル・ラフマーン(1世) あぶどぅるらふまーん ‘Abd al-Ramān Ⅰ (731―788)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 後(こう)ウマイヤ朝の建設者(在位756~788)。ウマイヤ朝第10代カリフ、ヒシャームの孫。750年、アッバース朝によるウマイヤ家虐殺に際し、彼のマウ…
アミール amīr
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イスラーム世界における司令官・総督任務としては,軍事・行政・徴税など多岐におよんだ。その後アッバース朝期にイラン人・トルコ人が任命されるよ…
マンスール al-Mansūr, Abū Ja`far `Abd Allāh ibn Muḥammad
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]? フマイマ[没]775.10. メッカアッバース朝第2代のカリフ (在位 754~775) 。第1代カリフ,アブル・アッバースの兄で,同朝の事実上の創始者。…
シルバン・シャー国 (シルバンシャーこく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- カフカス東部にあったスンナ派の中世イスラム王朝。アッバース朝の混乱に乗じたアラブのハイサムが861年マズヤド朝を建て,最初にシルバン・シャーSh…
アラブ帝国 アラブていこく Arab
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イスラーム史上における正統カリフ時代・ウマイヤ朝時代をさすアラブ人に特権が認められていたため,この時代をアラブ帝国の時代と呼ぶ。のちのアッ…
クズルバシュ k&idotless;z&idotless;lbaş[トルコ],qizilbāsh[ペルシア]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- スーフィー教団であるサファヴィー教団によるサファヴィー朝樹立期から同王朝前期にかけて軍事力の基幹となった,トゥルクメン系遊牧部族民による軍…
ワーシト Wāsit
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラク,チグリス川中流にあった中世都市の一つ。 702年にウマイヤ朝のイラク総督ハッジャージ・イブン・ユースフによって,イラク駐留のアラブ戦士…
アッバース朝美術 アッバースちょうびじゅつ Abbasids art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アッバース朝治下 (750~1258) ,バグダードを中心にメソポタミア,ペルシアの影響を強く受けて発展したイスラム美術。サーマッラーには,ムタワッキ…
バグダッド
- 共同通信ニュース用語解説
- 8世紀にアッバース朝の首都として造営。イスラム世界の中心として繁栄し「平安の都」と呼ばれた。13世紀にモンゴル軍の侵入で衰退したが、オスマン…
ジルヤーブ Ziryāb
- 改訂新版 世界大百科事典
- 8世紀末から9世紀にかけて活躍したアラブの音楽家。生没年不詳。本名アブー・アルハサン・アリー・ブン・ナーフィーAbū al-Ḥasan `Alī b. Nāfī`。イ…
マワーリー mawālī
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 非アラブ人のイスラーム改宗者征服地の非アラブ人住民の改宗は進んでいたが,マワーリーという言葉が注目されたのは,改宗者が増加して問題化したウ…
マワーリー mawālī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- イスラーム社会における公的な保護‐被保護関係(ワラー)の当事者である主人と被保護者双方をマウラー(mawlā,複数形がマワーリー)と称する。主に契約…
サラーフ・アッディーン
- 百科事典マイペディア
- エジプトのアイユーブ朝の始祖。通称サラディン。イラクのクルド族出身。初めアレッポのザンギー朝に仕え,1169年ファーティマ朝の宰相となって実権…
アイユーブ朝【アイユーブちょう】
- 百科事典マイペディア
- エジプト,シリアを中心に,メソポタミア,ヒジャーズ,イエメンを支配したスンナ派イスラム王朝。1169年―1250年。首都カイロ。ファーティマ朝の宰相…
アブド・アッラフマーン[1世] `Abd al-Rahmān Ⅰ 生没年:731-788
- 改訂新版 世界大百科事典
- 後ウマイヤ朝の創建者。在位756-788年。祖父はウマイヤ朝第10代カリフ,ヒシャーム。750年ウマイヤ朝の滅亡により北アフリカに逃れ,756年スペインに…
かおく‐ぜい〔カヲク‐〕【家屋税】
- デジタル大辞泉
- 家屋を課税物件として、その所有者に賦課されていた租税。昭和25年(1950)の税制改革によって市町村税の固定資産税に吸収され、時価を課税標準とす…
ワズィール wazīr
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アッバース朝で公的な肩書となった,行政の最高責任者を表すアラビア語通常は「宰相」と訳され,現在では「大臣」をさす。元来アラビア語では「補佐…
ナーシル al-Nāṣir
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1155頃[没]1225アッバース朝第 34代のカリフ (在位 1180~1225) 。母はトルコ人奴隷であるが,同朝後期のカリフのなかで政治権力を掌握していた…
ハージブ ḥājib
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イスラム諸国における官職名。侍従を意味するアラビア語で,ウマイヤ朝時代が初例。宮廷制度の整ったアッバース朝時代から要職となった。カリフの側…
ラーワンディー派 ラーワンディーは Rāwandīya
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 8世紀に現れたイスラム教シーア派に属する過激派。この名はイスファハン近くの町ラーワンドに由来するという。イラクの同派信徒はアッバース朝第2代…
ファザーリー al-Fazārī
- 改訂新版 世界大百科事典
- 8世紀後半のアラブの天文学者。生没年は不詳。バグダードで活躍し,アッバース朝のカリフ,マンスール(在位754-775)に仕えた。当時この宮廷を訪れ…
マームーン まーむーん al-Ma'mūn (786―833)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アッバース朝第7代カリフ(在位813~833)。第5代カリフのハールーン・アッラシードを父とし、イラン系の女奴隷を母として生まれた。長じて東部諸州…
イフシード朝 イフシードちょう Ikhshīd
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フェルガーナ出身のトルコ人ムハンマド (在位 935~946) が建設したイスラム王朝 (935~969) 。版図はエジプト,シリア,パレスチナ,ヘジャズに及ぶ…
ナジャフ(Najaf)
- デジタル大辞泉
- イラク中部、ナジャフ州の都市。同州の州都。バグダッドの南約150キロメートル、ユーフラテス川中流域にある。イスラム教シーア派の聖地。アッバース…
イブン・ファドラーン Ibn Faḍlān
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 生没年不詳921~922年にアッバース朝カリフのムクタディルによって,ヴォルガ・ブルガールへ派遣された外交使節の一員。その旅行記録(通称『ヴォルガ…
バスラ al-Baṣra
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イラク南東部,シャット−エル−アラブ川の河口に近い河港都市7世紀にウマルによりイスラーム遠征軍の軍事都市として建設されたが,東西交通路の要衝で…
クライシ族 クライシぞく Quraysh
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北アラブ系のアラブ支族名。初めはヒジャーズ地方の山地で遊牧生活を送っていたが,5世紀末頃,伝説的な英雄クサイイに率いられてメッカに定着。カー…
イドリース1世 イドリースいっせい Idrīs I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]793. ワーリラ北アフリカ,マグレブ地方に興った最初の王朝イドリース朝 (789~926) の創建者 (在位 789~793) 。第4代カリフ,アリーの子…
ターヒル朝 (ターヒルちょう) Ṭāhir
- 改訂新版 世界大百科事典
- 最初のイラン系イスラム王朝。821-873年。始祖ターヒルの祖父はウマイヤ朝を倒したアッバース朝革命に参加。ターヒルもアッバース朝カリフ,マームー…
スルタン・カリフ制(スルタン・カリフせい)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- オスマン帝国のスルタン,セリム1世が,1517年エジプトのマムルーク朝を滅ぼしたとき,この王朝の庇護するアッバース朝最後のカリフから称号を受け継…
イフシード朝 (イフシードちょう) Ikhshīd
- 改訂新版 世界大百科事典
- アッバース朝から半独立したエジプトのトルコ系イスラム王朝。935-969年。初代のムハンマドMuḥammad b.Ṭughj(在位935-946)が,アッバース朝カリフ…
ウンマ umma
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- イスラーム共同体。元来,コーランで広く宗教共同体,つまりキリスト教徒やユダヤ教徒を含め,預言者を通じて神の啓示に呼応した信徒の集団をさす言…