とはずがたり
- 日本歴史地名大系
- 五巻五冊 後深草院二条著 徳治二年頃 宮内庁書陵部 中院大納言久我雅忠の女で後深草院に仕えて二条と称した女性の日記。第五巻に厳島参詣の旅を記す…
しだら‐か
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙① しだれているさま。② なめらかであるさま。なだらかであるさま。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕③ すなおであるさま。[初出の…
東山文庫【ひがしやまぶんこ】
- 百科事典マイペディア
- 京都御所内の北東部に位置する皇室の文庫。江戸時代前期の良質の写本を中心とする。その伝統は遠く室町期以前からとされているが,たびたびの火災で…
しょうわらく【承和楽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 承和楽〈舞楽図譜宮内庁書陵部蔵〉雅楽の曲名。壱越(いちこつ)調の一つ。四人舞。承和年間(八三四‐八四八)仁明天皇の勅によって、大戸清上(おおと…
なつかし‐・む【懐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 なつかしく思う。親しく思い出す。なつかしぶ。[初出の実例]「なつかしみ袂にかかる梅がかをかぜにしられぬことをこそ思…
諸山縁起しよざんえんぎ
- 日本歴史地名大系
- 一冊 鎌倉初期かそれ以前に集成・書写 寺院 宮内庁書陵部 大峯・葛城・笠置の三霊峰に関する縁起を説いたもの。叙述は不整合であるが両界曼荼羅を現…
伏見院御記 ふしみいんぎょき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 伏見天皇の日記。『天聴御記』『伏見院宸記』ともいう。もと 70巻と伝えられるが,寛文1 (1661) 年の内裏炎上で大部分が焼失。残り8巻が宮内庁書陵部…
早川庄八 (はやかわ-しょうはち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1935-1998 昭和後期-平成時代の日本史学者。昭和10年2月24日生まれ。宮内庁書陵部をへて名大助教授となり,昭和57年同大教授。専攻は古代史で,天皇…
おぎぬ・う(おぎぬふ)【補】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 古くは「おきぬう」 )① =おぎなう(補)[初出の実例]「補 オキヌフ」(出典:書陵部本名義抄(1081頃))② 衣などを縫い…
いんみょうろんしょみょうとうしょう(インミャウロンショミャウトウセウ)【因明論疏明燈抄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、唐の法相宗開祖窺基著の「因明論大疏」に対する注釈書。一二巻または六巻。奈良時代天応元年(七八一)、僧善珠の述作。「因明入正理論疏明燈…
熊野詣日記くまのもうでにつき
- 日本歴史地名大系
- 一軸 実意著 応永三四年 宮内庁書陵部 足利義満の側室北野殿、同女南御所など一行の熊野詣に同行した京都住心院実意の日記。応永三四年九月一八日出…
観世音寺資財帳((延喜五年観世音寺資財帳))かんぜおんじしざいちよう
- 日本歴史地名大系
- 一巻(現在は上・中・下の三巻に分割・成巻されている) 延喜五年一〇月一日 東京芸術大学 観世音寺・宮内庁書陵部など 太宰府市にある観世音寺の資…
皇統譜 こうとうふ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天皇,皇族の身分と系統とを登録する典籍。 1926年公布の皇統譜令および同令施行規則によって調整されたもの。大統譜,皇族譜から成り,大統譜は天皇…
将門記しようもんき
- 日本歴史地名大系
- 一冊 戦記 内閣文庫ほか 宮内庁書陵部・国会図書館ほか 「まさかどき」とも。末尾に「天慶三年六月中記文」とあり、天慶三年成立説が有力。平将門を…
びゃく‐ぞう(‥ザウ)【白象】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 白い象。普賢菩薩を乗せる霊獣。はくぞう。[初出の実例]「みれば、普賢菩薩、白象に乗て」(出典:書陵部本宇治拾遺(1221頃)八)② 釈迦…
あざわ・る(あざはる)【糾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 からみあうようにして巻きつく。いくつかの物がからみあうようにまじる。まつわりつく。あざなわる。[初出の実例]「妹が…
ざんこうはちぶしょ【残口八部書】
- 改訂新版 世界大百科事典
ほえ‐まわ・る(‥まはる)【吠回】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① 犬などが、吠えながらあちこちと動きまわる。[初出の実例]「此犬、御さきにふたがるやうに吠まはりて」(出典:書陵部本…
成田庄なりたのしよう
- 日本歴史地名大系
- 茨城県:行方郡北浦村成田村成田庄正中二年(一三二五)三月日の最勝光院領目録(宮内庁書陵部所蔵文書)に「常陸国成田庄」がみえる。「荘園志料」…
麻生郷あそうごう
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:益田郡金山町麻生郷現金山町東部飛騨川流域に比定される。仁安元年(一一六六)頃の飛騨国雑物進未注進状(宮内庁書陵部蔵)に「麻生郷」と…
しゅんでいらく【春庭楽】
- 精選版 日本国語大辞典
- 雅楽の双調の曲の名。管弦で演奏される時は春庭楽の曲名を用い、舞楽で、一回(一帖)だけ舞う時には春庭楽、二回(二帖)舞う時には春庭花の曲名を…
東都歳事記とうとさいじき
- 日本歴史地名大系
- 四巻・付録一巻五冊異記・別称 江戸歳事記・東都歳時記 斎藤幸成(月岑)編・長谷川雪旦画・松斎雪堤補画 天保九年刊 国立国会図書館・国立公文書館…
くだい‐わか【句題和歌】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 句題①によってよんだ和歌。「句題和歌集」「句題百首」など。[ 2 ] 平安時代の歌集。一巻。大江千里の作。宇多天皇の勅命に対して…
正宝事録しようほうじろく
- 日本歴史地名大系
- 国立国会図書館(一七冊)・宮内庁書陵部(目録・付録とも四〇冊)・筑波大学(一四巻一四冊)・東京大学史料編纂所(正保五年―延宝五年、五冊)・…
べ【▽部】
- デジタル大辞泉
- 大化の改新以前、大和政権に属した人々の集団。朝廷・皇族・豪族の支配のもとに労力や貢物を提供した。朝廷に属する品部しなべは馬飼うまかい部など…
部 べ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大化改新以前,朝廷や豪族が所有した人民の集団。「とも」,部民 (べみん,べのたみ) ともいう。4~5世紀頃朝鮮に進出した大和朝廷が,百済の部制に…
部 bù [漢字表級]1 [総画数]10
- 中日辞典 第3版
- 1 [名]1 官庁・企業などの機構区分の一つ.▶中央政府の各行政機関の“部”は日本の「省」に相当する.外交~/外務省.编…
ぶ
- プログレッシブ ロシア語辞典(和露編)
- 〔部分〕ча́сть;〔上演の1回分〕сеа́нс;〔部類〕разря́д;катего́рия;〔組織などの区分け〕отде́л;се́ктор;〔サークル・クラブ〕кружо́к;се́к…
部【べ】
- 百科事典マイペディア
- 大和朝廷における人民支配の制度。4―5世紀に朝鮮に進出した大和朝廷は,人を居住地や職業によって新たな集団に編成し隷属させる方法を学びとり,こ…
しょう‐ど(セウ‥)【焦土・焼土】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 焼けこげて黒くなった土。やけつち。また、建築物などが焼け尽きてあとかたもないこと。また、その土地。焼土。[初出の実例]「西嶂東山之…
山口郷やまぐちごう
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:飛騨国大野郡山口郷「和名抄」所載の郷。東急本の訓注に「也末久知」とある。仁安元年(一一六六)頃の飛騨国雑物進未注進状(宮内庁書陵部…
洛中絵図らくちゆうえず
- 日本歴史地名大系
- 寛永一四年 五〇五×二三六センチ 宮内庁書陵部蔵 寛永一四年(一六三七)七月二日完成。別に清書した絵図(四色別か)の最終下書図とみられる。幕府…
宮内庁 (くないちょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 皇室関係の国家事務および天皇の国事行為に関する事務を担当するほか,御璽・国璽を保管する行政機関。内閣府の外局であり,内閣総理大臣の管理に属…
松陰私語しよういんしご
- 日本歴史地名大系
- 五十子記 永正六年か 宮内庁書陵部など 作者は新田庄長楽寺の住僧松陰。新田岩松氏の陣僧として政治折衝などに従事し、回想録風の戦記を残した。成…
赤松記あかまつき
- 日本歴史地名大系
- 一巻 徳平(得平)定阿著 天正一六年八月 所在不明 国立国会図書館・長崎県島原公民館松平文庫・水戸彰考館・宮内庁書陵部 赤松氏と徳平氏の歴史を記…
あま‐びと【天人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「天人(てんにん)」の訓読み ) 天上界の人。① 天女(てんにょ)。てんにん。あめひと。織女のことをもいう。和歌では「海人」と掛けるこ…
ぶ 部
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 1 (部分)parte(女);(区分)settore(男),reparto(男) ¶上の部に入る成績|punte̱ggio fra i più alti ¶第1[2]部|(映画の)il primo [second…
部
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 図書・逐次刊行物などの数を表すのに用いる語で,例えば発行部数という言葉や,同じ本を何部注文するという表現のように,いわゆる同じ資料,同一の…
ぶ【部】
- デジタル大辞泉
- [名]1 物事をいくつかに区分した、その一区分。「昼の部」「上じょうの部」2 著作などをいくつかに区分した、その一区分。「春の部」「三部作」…
ぶ【部】
- 改訂新版 世界大百科事典
部 べ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- ⇨ 部民 (べのたみ)
ぶ【部】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔部分〕a part;〔区分〕a division ((of));〔項目〕a head, a headingそれは上の部に入るIt is one of the best.それは何の部に入りますかWhat h…
部
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- section [女], division [女], service [男];〔本の部数〕exemplaire [男]二千部の初刷|premier tirage de deux mille exemplaires
部 べ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 大化前代の支配組織。大和政権ないしそれに属する大王(おおきみ)一族や中央豪族の必要とする労力・技能・生産力を徴収する仕組みで,(1)職業部,(2)…
ぶ【部】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]ブ(呉) [訓]べ[学習漢字]3年〈ブ〉1 全体をいくつかの範囲に分けたうちの一つ。「部位・部品・部分/一部・下部・外部・各部・患部・…
部 ぶ
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(日本語・ポルトガル語の部)
- 第1部|a primeira parteテニス部|clube de tênisその本は3000部印刷された|Foram imprimidos três mil exemplares desse livro.
bu1, ぶ, 部
- 現代日葡辞典
- 1 [部分] A parte;a se(c)ção;a divisão.Kore de konsāto no dai-ichi-~ o owarimasu|これでコンサートの第一部を…
実躬卿記 (さねみきょうき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉末期の公卿三条実躬の私的日記。現在知られているのは1283年(弘安6)より1307年(徳治2)まで。自筆原本の大半は武田長兵衛家と尊経閣文庫に分…
最上義光物語もがみよしあきものがたり
- 日本歴史地名大系
- 二巻 最上記・最上物語・最上軍記・義光実録など 寛永一一年 宮内庁書陵部ほか 山形城主最上義光・家親・家信の三代に仕えた最上家旧臣某が、元和八…
べ【部】
- 改訂新版 世界大百科事典