「書陵部本名義抄」をみると、第二音節が清音の「おきぬふ」があがっており、これが古い語形だったらしい。「おきぬふ」ならば、語源としては「置く+縫ふ」ととらえ、布の破れ目に別の布を置いて縫うところからとする説が注目される。室町時代頃には濁音化して「おぎぬふ」となるが、近世初期まではこの「おぎぬふ」の方が「おぎなふ」より一般的だったともいわれる。
突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...