サルディス Sardis; Sardeis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 小アジア,リュディアの古代都市。現トルコのイズミル近郊。交通の要地にありリュディア王国の首都として小アジアの政治的中心地であった (前7~6世…
タフテ‐ソレイマーン(Takht-e Soleymān)
- デジタル大辞泉
- イラン北西部、西アーザルバーイジャーン州の町タカーブ近郊にある遺跡。アケメネス朝時代にゾロアスター教の聖地として寺院が建てられ、ササン朝ペ…
グラニコスの戦い グラニコスのたたかい Granikos
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前334年に行われたアレクサンドロス大王とアケメネス朝との戦争小アジアに軍を進めた大王は,グラニコス川河畔でアケメネス朝の大軍を撃滅し,小アジ…
サラミスの海戦 サラミスのかいせん Battle of Salamis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ペルシア戦争さなかの前480年に,アテネを中心とするギリシアの船団がサラミス島とペイライエウス(ピレエフス)の間にある水路(サラミス水道)にお…
カッパドキア
- 百科事典マイペディア
- 小アジア東部地方(現トルコ領)の古名。時代により地域は不定。前19世紀ころアッシリア時代に建設された植民市キュルテペは奴隷・鉱産物の大交易地…
コリント同盟 コリントどうめい Korinthos
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前337年,マケドニア王フィリッポス2世を盟主とし,アケメネス朝(ペルシア)討伐を目的にコリントで結成された全ギリシア(ヘラス)諸ポリスの同盟…
ソグディアナ そぐでぃあな Sogdiana
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アムダリヤとシルダリヤ両川上流の中間を東西に流れるゼラフシャン川流域を中心とする古名。イスラム史家は「川の彼岸の地」という意味でマーワラー…
バクトリア Bactria
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中央アジアのアム川上流地方に古代ギリシア人が建てた王国東トルキスタンからペルシア・インドへの要地。アケメネス朝(ペルシア)の一州であったが…
エレファンティン Elephantine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプトのアスワンのナイル第1急流の北にある細長い島。現ジャリラトアスワン。古代エジプトの上エジプトにおける第1ノモスの首都があった。エジプ…
アカイメネス朝(アカイメネスちょう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒アケメネス朝
ハカーマニシュ朝(ハカーマニシュちょう)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒アケメネス朝
イオニア Iōnia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アナトリア(小アジア)西岸中央部とその周辺の諸島をさす古代ギリシアの地方名。前1200年以前からヒッタイト王国と接触,ギリシア人からはアシアス…
クロイソス Kroisos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前546頃小アジアのリュディア王国最後の王 (在位前 560頃~546頃) 。メルムナダエ王朝に属し,父アリュアテスの跡を継いで即位。エフェリス…
テンペ Tempea
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア,テッサリア北部の細長い峡谷。現テンビ峡谷。オリュンポス山とオッサ山にはさまれ,ピネウス川が流れている。伝承ではこの峡谷は,地震あ…
ペリントス Perinthos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 600年頃サモス人によってプロポンチス北岸に建設されたギリシアの植民市 (アポイキア ) 。現トルコのマルマラエレグリシ。すでにこの地域にビザン…
デロス同盟 デロスどうめい Delos
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ペルシア戦争後の前478年ころ,アケメネス朝(ペルシア)の再攻に備えるために結ばれたアテネ中心の軍事的海上同盟イオニア・アイオリス・サモスなど…
ペルシア帝国 ペルシアていこく
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ アケメネス朝
マウソロス まうそろす Mausolos (?―前353)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アケメネス朝ペルシア支配下の小アジア、カリアの総督(在任前377~前353)。彼は、事実上独立の地位を保ち、総督駐在地をミラサからハリカルナッソ…
プラタイアイの戦い プラタイアイのたたかい Battle of Plataiai
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 479年アケメネス朝のペルシア軍とギリシア軍との間で行われた戦闘。アッチカ平野と境を接するボイオチア地方の一都市プラタイアイの近郊で戦われ…
マラトンの戦い マラトンのたたかい Battle of Marathōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ペルシア戦争中,ギリシア軍がアッチカ北東部のマラトンで,アケメネス朝のペルシア軍を大敗させた戦闘。前 490年9月マラトンの南海岸に上陸したペル…
ダリウス(3世) だりうす Darius Ⅲ (前381?―前330)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アケメネス朝ペルシアの王(在位前336~前330)。アルタクセルクセス1世の玄孫。宮廷闘争で同朝直系が絶えたのち、先王の暗殺者によって帝位につけら…
アケメネス朝ペルシア あけめねすちょうぺるしあ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ペルシア帝国
エラム Elam
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラン南西部,現フージスターン地方の古代地名。エラム人の地。スーサとチョガ・ザンビル遺跡が代表的遺跡。アッカド王朝とウル第3王朝に支配された…
シッパル Sippar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- バビロニアの古代都市。現イラクのアブハッバ。バグダードの南西約 32km,ユーフラテス川東岸に位置する。バビロン第1王朝の支配地であったが,前 11…
ナクシェ・ロスタム遺跡 ナクシェ・ロスタムいせき Naqsh-i-Rostam
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラン南西部,ファールス地方にあるアケメネス朝時代の遺跡。アケメネス朝の首都の一つであるペルセポリスの北約 6kmのところにある岩山で,山麓の…
レオニダス Leōnidas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前480. テルモピュレ古代ギリシア,スパルタの王 (在位前 490頃~480) 。前 480年テルモピュレの隘路で,アケメネス朝の王クセルクセス1世…
チサフェルネス Tissaphernēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前395アケメネス朝ペルシアのサトラップ (州総督) 。ペルシア名チスラファルナ。イオニアのギリシア諸都市をアテネの手から取戻す戦いで主…
ペルセポリス Persepolis
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アケメネス朝の首都現在のイラン南部の都市シーラーズの北東に位置する。ギリシア語で「ペルシア人のポリス」の意。行政都市スサに対して,儀式や祝…
ダレイオス2世 ダレイオスにせい Dareios II Ochus; Darius II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前404. バビロンアケメネス朝ペルシアの王 (在位前 423~前 404) 。ダリウス2世とも呼ばれる。ペルシア名ダラヤウァウシュ。アルタクセルク…
アルタクセルクセス1世(アルタクセルクセスいっせい) Artaxerxes Ⅰ
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- (在位前465~前424)アケメネス朝の君主。父王クセルクセス1世についで登位。即位後,兄弟の反乱,暗殺に続き,前460年にエジプトがアテネの援助で反…
サイス朝 サイスちょう Saite Dynasty
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代エジプトの第 26王朝 (前 664頃~525) の別名。その名はこの王朝の首都サイスに由来し,エジプトの衰微期に新しい息吹きをもたらした。この王朝…
ペルシア Persia
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- イランの旧称。国名は1935年以降「アーリヤ人の故国」を意味するイランに改称された。ペルシアとは,元来イラン南部に位置するパールス(アラビア語化…
ベヒストゥーン碑文 ベヒストゥーンひぶん Behistūn Inscription
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イラン西部,ザグロス山中の寒村ベヒストゥーンの岩山の磨崖 (まがい) に刻まれた碑アケメネス朝のダレイオス1世が自己の業績を記録した碑で,ペル…
アキナケス akinakes
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アケメネス朝のイランやスキタイで用いられた短剣のギリシア名。長さ 40~60cm。両刃で断面は平たい菱形,柄の部分は扁平,柄頭はT字状,触角状,環…
ビティニア びてぃにあ Bithynia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ボスポラス海峡とマルマラ海に面する小アジア北西部地域の古称。降水量が豊富でサンガリウス川(現在のサカリヤ川)を中心に肥沃(ひよく)な平野が広…
ペルシア帝国 ペルシアていこく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 次の項目を参照 | アケメネス朝 | ササン朝
クセルクセス(1世) XerxesⅠ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前519ごろ〜前465アケメネス朝の王(在位前486〜前465)ダレイオス1世の子。父のあとをついでカルタゴと同盟して第3回ペルシア戦争でギリシアに遠…
アルタクセルクセス3世 アルタクセルクセスさんせい Artaxerxēs III
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前338/前337アケメネス朝ペルシアの王 (在位前 359/8~338/7) 。ペルシア名アルタクシャトゥラ。アルタクセルクセス2世の子。血縁者を殺害…
ダレイオス1世 ダレイオスいっせい Dareios I; Darius I the Great
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前550[没]前486アケメネス朝ペルシアの王 (在位前 522~前 486) 。ダリウス1世 (大王) とも呼ばれる。ペルシア名ダラヤウァウシュ。古代ギリシア…
アケメネス‐ちょう〔‐テウ〕【アケメネス朝】
- デジタル大辞泉
- 《〈ギリシャ〉Achaimenēs/〈ペルシア〉Hakhamanish》前6世紀半ば、族長アケメネスを祖とし、キュロスが創始した、古代ペルシアの王朝。ダリウス1世…
アラコシア Arachosia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 現在のアフガニスタン南部のカンダハール地方に古代ギリシア人があてた呼称。古代ペルシア語でハラフバティ Harahuvati (サンスクリット語のサラスバ…
アルタクセルクセス2世(アルタクセルクセスにせい) Artaxerxes Ⅱ
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- (在位前404~前359)アケメネス朝の君主。即位後まもない前401年に,サルディス駐在のペルシア軍総司令官であった弟の(小)キュロスが,王位をねらって…
ダレイオス(1世) Dareios Ⅰ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前558ごろ〜前486アケメネス朝の英主(在位前522〜前486)。大王と呼ばれる東はインダス川河畔,西はトラキア・マケドニアを征服して,全オリエント…
キモン Kimōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前512頃[没]前449. キプロス古代ギリシア,アテネの将軍,政治家。アテネの生んだ最も有能な司令官の一人。ミルチアデスとトラキア王オロロスの…
メディア Mēdia; Media
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 北西イラン地方の古代名。カスピ海南岸沿いのエルブールズ山脈,ウガイール砂漠,アルメニア,アッシリアに囲まれた地域。現イランのアゼルバイジャ…
クロイソス くろいそす Kroisos
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。アナトリア西部のリディア王国メムルナダイ朝最後の王(在位前560ころ~前546/540)。イオニアのギリシア都市を支配下に置くなど、治世…
パウサニアス Pausanias
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前470頃古代ギリシア,スパルタの摂政。スパルタ王クレオンブロトス1世の子。ペルシア戦争中の前 480年テルモピュレで戦死したレオニダスの…
アルベラの戦い アルベラのたたかい Arbela
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前331年10月に行われたアレクサンドロス大王とダレイオス3世の決戦。ガウガメラ(Gaugamela)の戦いともいうティグリス川の上流アルベラ付近のガウ…
サルディス さるでぃす Sardis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トルコ西岸、エーゲ海に面した町イズミル(古代名スミルナ)の東約86キロメートルにあった、リディア王国の都。紀元前7~前6世紀には小アジアにおけ…
マケドニア王国 まけどにあおうこく Makedonia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシア北部の古代王国。住民はドーリス系ギリシア人に近い。アレクサンドロス大王を出した古マケドニアの王統(アルゲアダイ、別称テーメノス家。…