「青」の検索結果

10,000件以上


あおき【青】 宮((みや))

精選版 日本国語大辞典
( 「青宮(せいぐう)」の訓読 ) 皇太子の異称。東宮。春宮。[初出の実例]「春宮 はるのみや あをきみや みこのみや」(出典:八雲御抄(1242頃)三)

あお‐いんべ(あを‥)【青伊部】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 伊部焼(備前焼)で青灰色に焼き上がったもの。青備前。

あお‐おに(あを‥)【青鬼】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 地獄で罪人を責めるという鬼の一種。全身青色をした鬼。[初出の実例]「青鬼(アヲヲニ)と赤鬼と先に立って」(出典:源平盛衰記(14C前…

あお‐かずら(あをかづら)【青葛】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① アワブキ科の落葉つる性低木。中国、四国、九州の山野に生える。葉は革質の深緑色で、先がとがった楕円形。春、葉の出る前に黄色の五弁…

あお‐きん(あを‥)【青金】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 銀が混じって産出される自然金の称。また、金に銀を混ぜて作った金銀合金をいう。青みを帯び、工芸品や装身具の製作に用いられた。[初出…

あお‐こち(あを‥)【青東風】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 初夏のころ、青葉を吹いて渡る東からの風。また、夏の土用の青空に吹き渡る東風の意ともいう。《 季語・夏 》[初出の実例]「四月〈略〉青…

あお‐さ(あを‥)【青さ】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 形容詞「あおい」の語幹に接尾語「さ」の付いた語 ) 青いこと。また、その度合。〔日葡辞書(1603‐04)〕

あお‐じ(あを‥)【青瓷】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 銅を呈色剤とした緑色の釉(うわぐすり)を表面にかけた陶器。緑釉陶器。[初出の実例]「檜皮(ひはだ)をばふかで、あをじの濃き薄き、黄ば…

あお‐しとど(あを‥)【青鵐】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「あおしとと」「あおじとと」とも ) 鳥「あおじ(蒿雀)」の異名。〔饅頭屋本節用集(室町末)〕

あお‐じま(あを‥)【青縞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「あおしま」とも ) 経(たて)、緯(よこ)ともに紺色の糸で織った綿布。[初出の実例]「青縞が土地の名産で、機杼(はた)の音が到る処に聞…

あお‐すずらん(あを‥)【青鈴蘭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ラン科の多年草。本州中部以北の山地に生える。高さ三〇~五〇センチメートル。茎には縦ひだがあり、全体に細毛があるので、さわるとざら…

あお‐せん(あを‥)【青線】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 青い色の線。[初出の実例]「青線の入った軍服を」(出典:春潮(1903)〈田山花袋〉一六)② 「あおせんくいき(青線区域)」の略。

あお‐たか(あを‥)【青鷹・蒼鷹】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 「おおたか(大鷹)」の古名。古来、鷹狩り用として、最も珍重された種類。もろがえり。[初出の実例]「鷹はしも 数多(あまた)あれども 矢…

あお‐つばき(あを‥)【青椿】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 葉の色につやがあり、青々としていることからいう ) 椿のこと。[初出の実例]「いやましの八峰に茂るあを椿つらつら物をおもふころ哉〈…

あお‐て(あを‥)【青手】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 桟留縞(さんとめじま)の一つ。紺地に浅葱(あさぎ)色の縞。

あお‐ぬた(あを‥)【青饅】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 カラシナなどの青い野菜をすりこんだ酢みそで、魚、野菜などをあえた料理。あらぬた。《 季語・春 》〔庖丁聞書(室町末か)〕

あお‐ぬのこ(あを‥)【青布子】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 青色の綿入れ。転じて、粗末な衣服をもいう。また、それを着た人。[初出の実例]「ちりちりと・太夫を廻す青布子」(出典:雑俳・卯の花か…

あおねこ(あをねこ)【青猫】

精選版 日本国語大辞典
詩集。萩原朔太郎作。五五編。散文一編を含む。大正一二年(一九二三)刊。

あお‐ば(あを‥)【青羽・青翅】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 鳥や昆虫の、青い色の羽。[初出の実例]「水鳥のあをばは」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)

あお‐ばい(あをばひ)【青蠅】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「あおばえ」の変化した語 )① =あおばえ(青蠅)①[初出の実例]「Bucentes〈略〉auobai(アヲバイ)」(出典:羅葡日辞書(1595))② =あ…

あお‐はた(あを‥)【青羽太】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ハタ科の海魚。全長約四五センチメートルになる。体は黄褐色で全体に黄色の小斑点が散在し、明瞭な五本の暗色横帯がある。南日本から南シ…

あお‐ばな(あを‥)【青洟】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 子供などが垂らす、青いはなじる。あおっぱな。[初出の実例]「上座の客が、あをばなをたらしながら挨拶して」(出典:咄本・大御世話(178…

あお‐ひげ(あを‥)【青髭】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙① もみあげから顎にかけて髭を剃った跡が青いこと。また、青くなっているところ。[初出の実例]「鼻毛と白髭と青髭(アヲヒゲ)と身上…

あお‐ぶくれ(あを‥)【青膨】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 形動 ) 顔や、はれものなどが、青みを帯びてふくれていること。また、そのような人。〔和英語林集成(再版)(1872)〕[初出の実例]「…

あお‐ふしがき(あを‥)【青柴垣】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「ふし」は、柴(しば)の意 ) 青葉のついた柴の垣。神籬(ひもろき)の類で、神の宿る所とされた。[初出の実例]「即ち其の船を蹈傾(ふみか…

あお‐ふだ(あを‥)【青札】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 青い色の札。特に、鉄道の青切符(中等、二等)をいった。[初出の実例]「青札(アヲフダ)を以て上等に飛込み」(出典:福翁自伝(1899)〈…

あお‐ぶどう(あをブダウ)【青葡萄】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① まだ果皮に色づきのおきる前の未熟のブドウ。《 季語・夏 》[初出の実例]「呑み掛けの烟草を、青葡萄(アヲブダウ)の灰皿に放り込む」(出…

あお‐ぼう(あを‥)【青帽】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 青色の帽子。② ( 青い帽子をかぶっていたことから ) 鉄道の駅構内で旅客の手荷物を運ぶことを職業とした人。現在の赤帽。

あお‐ぼうず(あをバウズ)【青坊主】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 髪の毛をそったばかりの青々とした頭。また、その人。[初出の実例]「ツイごそごそ。青坊主(アヲボウズ)に剃毀(そりこぼ)っても」(出典:…

あお‐まつむし(あを‥)【青松虫】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 マツムシ科の昆虫。体長約二四ミリメートルでマツムシに似るが、美しい緑色で、樹上で生活し、八月下旬ごろからリューリューと高い声で鳴…

あお‐やまぶき(あを‥)【青山吹】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 襲(かさね)の色目の名。表は青、裏は黄。春、用いる。《 季語・春 》[初出の実例]「あを山ぶき〈面青うらき此衣二月にも用事有〉」(出典…

あお‐わらわ(あをわらは)【青童】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 未熟で世なれていない少年、少女。特に、召使いの子供。[初出の実例]「或ひは青童(アヲワラハ)の貌(かほ)、或ひは内侍の形にて」(出典:…

いち‐び【麻・青麻】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① アオイ科の一年草。インド原産で中国を経て渡来した栽培種。高さ約一・五メートル。全体に軟毛が密生。長い柄をもつ葉は心臓状円形で、…

青幇

デジタル大辞泉プラス
中国の清・民時代の秘密結社。大運河の漕運労働者の自衛組織から発展。上海を拠点に勢力を拡大し、政治にも影響力を持った。「チンパン」または「せ…

踏青 (とうせい) tà qīng

改訂新版 世界大百科事典
中国で,仲春から晩春にかけて行われる郊外の散歩,文字どおり青き草を踏む意である。初春の野に春をさぐる〈探春〉に次ぐ遊びであり,唐代以後,盛…

あおしんごう 青信号

小学館 和伊中辞典 2版
1 (交通信号)sema̱foro(男) verde, segnale(男) di via li̱bera ¶青信号で道を渡る|attraversare la strada con il verde 2 (開始の…

たい‐せい【大青】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 アブラナ科の二年草。中国原産で、日本へは享保年間(一七一六‐三六)に渡来し、栽培された。高さ六〇~九〇センチメートル。根葉は大き…

せい‐ひょう(‥ヒャウ)【青萍・青&JISF8E0;】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 あおい浮草。[初出の実例]「中に縁藻青萍を点したる如きは実に人目を眩せり」(出典:航西日乗(1881‐84)〈成島柳北〉三月一二日)[…

せい‐へき【青碧】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 青色の美しい石。青色の玉。碧玉。〔山海経‐西山〕② 青い色のこと。また、青緑色。[初出の実例]「凡僧尼聴レ著二木蘭、青碧、皀、黄及壊…

せい‐もう(‥マウ)【青盲】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 目はあいていながら、物の見えない眼病。[初出の実例]「頻に召しいださむとすれども、いつはり清盲をつくりていでず」(出典:蒙求和歌(1…

せい‐ら【青蘿】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 「蘿」は、つた、ひかげ、こけなど ) 青い葉をした蔦(つた)。紅葉しないつたかずら。青色のかずら。[初出の実例]「曾有三青蘿寄…

せい‐い【青衣】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 昔、中国で天子や后妃が春着として着用した青い色の衣服。〔礼記‐月令〕② =うねめ(采女)[初出の実例]「又其天下氏姓青衣為二采女一、…

せい‐か(‥クヮ)【青花】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 白地に藍青色の絵文様のある陶磁器。白色の素地(きじ)に酸化コバルトの絵の具で絵付けしガラス質の透明の釉(うわぐすり)をかけて焼いた、…

せい‐こ【青顧】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =せいがん(青眼)①〔伊京集(室町)〕

せい‐しょう(‥セウ)【青霄】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 あおぞら。澄んだ空。[初出の実例]「妄轡断二青霄之上一、法輪転二丹地之中一」(出典:本朝文粋(1060頃)一〇・於天台山円明房月前閑談…

せい‐たい【青苔】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 青色のこけ。あおごけ。[初出の実例]「青苔満レ地不レレ塵、似レ展二平頭碧錦茵一」(出典:菅家文草(900頃)五・青苔)「青苔石に生ひ、…

せい‐たん【青潭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 深く青々としたふち。[初出の実例]「二龍青潭(セイタン)に戦ふ時、沛然(はいぜん)として雲起るも。かくぞあるべき」(出典:読本・南総里…

せい‐ちょう(‥テウ)【青鳥】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 青い鳥。[初出の実例]「青鳥居レ山日、丹鳥表レ瑞時」(出典:経国集(827)一四・奉試詠三一首〈文室真室〉)[その他の文献]〔張衡‐西京…

せい‐とう【青灯】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 青い布や紙が張ってある読書用の灯火。[初出の実例]「秋風白髪三千丈、夜雨青燈五十年」(出典:東帰集(1364頃)夜座)[その他の文献]〔韋…

せいはく‐しょく【青白色】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 青みがかった白色。青白。[初出の実例]「黒褐色の岩の歯で安全にかこまれた泳ぎ場は、真夏の陽光に青白色に透きとほり」(出典:流人島に…

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android