オソルノ火山 おそるのかざん Volcán de Osorno
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- チリ南部、プエルト・モント市の北北東方にそびえる活火山。標高2660メートル。玄武岩、安山岩からなる美しい円錐(えんすい)形の成層火山で、山頂部…
マヨン火山 まよんかざん Mount Mayon
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フィリピンのルソン島南東端部、レガスピの北北西にそびえる世界でも屈指の対称性をもつ円錐(えんすい)形の成層火山。標高2462メートル。玄武岩、安…
きせい‐かざん〔‐クワザン〕【寄生火山】
- デジタル大辞泉
- ⇒側火山そっかざん
せいそう‐かざん〔‐クワザン〕【成層火山】
- デジタル大辞泉
- 中心火口から噴出した溶岩流と火山砕屑物さいせつぶつが交互に積み重なってできた円錐形の火山。火口は山体に比べて小さい。富士山など。錐状すいじ…
火山地形
- 知恵蔵
- マグマの噴出の結果形成される多様な地形。マグマが流れやすいと、溶岩流が傾斜のゆるい地面を繰り返し流下し、デカン高原のような溶岩台地やハワイ…
火山噴火
- 知恵蔵
- マグマなどの火山物質が地表に噴出する現象。マグマが地表に見えなくても、爆発が起こって基盤の岩石などが噴き飛ばされれば噴火とみなす。水蒸気が…
かざん‐ガス〔クワザン‐〕【火山ガス】
- デジタル大辞泉
- 火山の噴火口などから噴出するガス。マグマ中の揮発成分で、水蒸気を主とし、二酸化硫黄・二酸化炭素・硫化水素なども含む。
かざん‐るい〔クワザン‐〕【火山涙】
- デジタル大辞泉
- 噴火の際に飛散した粘性の小さいマグマが固まった、ガラス状の小球。ペレーの涙。
せいそうかざん【成層火山】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a stratovolcano; a composite volcano
しょう‐じしん〔セウヂシン〕【小地震】
- デジタル大辞泉
- マグニチュード3以上5未満の規模の地震。微小地震と中地震の中間にあたる。→マグニチュード
ひょうが‐じしん〔‐ヂシン〕【氷河地震】
- デジタル大辞泉
- ⇒氷震
ふたご‐じしん〔‐ヂシン〕【双子地震】
- デジタル大辞泉
- ほぼ同時、または短期間に連続して発生する大規模な地震。最初の地震によって周辺の断層に負荷が加わり、新たに誘発される地震を指す。双発地震。→三…
かんとう‐じしん〔クワントウヂシン〕【関東地震】
- デジタル大辞泉
- 相模トラフ沿いを震源とし、約200年~400年周期で繰り返し発生する地震。マグニチュード8程度のプレート境界地震であり、元禄地震および関東大震災の…
こうぞう‐じしん〔コウザウヂシン〕【構造地震】
- デジタル大辞泉
- 急激な断層運動によって生じる地震。多くの地震はこれに属する。断層地震。
じしん‐ぐち〔ヂシン‐〕【地震口】
- デジタル大辞泉
- 地震の際に早く逃げられるように、雨戸の所々に設けた小さな枢戸くるるど。掛けがねを外すと、ばね仕掛けで自然に開くようになっている。
じしん‐ばいばい〔ヂシン‐〕【地震売買】
- デジタル大辞泉
- 地上権または土地の賃借権が登記されていない場合に、地主が地代値上げの目的で建物のある土地を仮装的に売買すること。日露戦争後の地価の暴騰の際…
地震帯 (じしんたい) seismic zone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 多数の地震の震央を地図に書きこむと,震央が帯状に分布する地域が見られることがある。これを地震帯という。全世界の震央分布図には環太平洋地震帯…
地震断層 (じしんだんそう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地震のときに地表に変位(食違い)の現れた記録のある断層をいう。ふつう地盤の良否には関係なく連続的に現れるもので,軟弱な地盤や斜面にだけ見ら…
地震波 (じしんは) seismic wave
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 地震波の伝搬地震による地球内部の急激な運動のために発生した振動は,弾性波として地球内部を伝わる。この波動を地震波と呼ぶ。地震波の発…
二ツ井地震
- デジタル大辞泉プラス
- 1955年10月19日に秋田県の米代川下流域を震源として発生した地震とそれによる災害。マグニチュードは5.9。被害は山本郡二ツ井町、響村(いずれも現・…
地震滝
- デジタル大辞泉プラス
- 新潟県妙高市の関川にかかる「苗名滝」の別称。かつては水量豊富で、轟く水音が地震のようだったことから。
海底地震 かいていじしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 海溝付近から島弧や大陸の下に潜り込む海洋プレートの動きと関連した地震活動。太平洋の周縁部は地震活動がとくに活発で、環太平洋地震帯とよばれて…
地震波
- 知恵蔵
- 地球という弾性体を伝わる弾性波で、縦波をP波、横波をS波と呼ぶ。地表面を伝わる表面波にも、レイリー波とラブ波とがある。
地震計
- 知恵蔵
- 地震動を時刻の信号と共に記録する装置。正確には記録されるのは地震動そのものではなく、地震動に伴う振り子と地面の相対運動。その記録から、地震…
かいてい‐じしん〔‐ヂシン〕【海底地震】
- デジタル大辞泉
- 震央が海底にある地震。大津波の原因となることがある。
地震観測【じしんかんそく】
- 百科事典マイペディア
- 地震計などを用い,地震発生の時,所,規模,消長などを観測すること。日本では気象庁が全国約170ヵ所に地震計を設置しているほか大学関係のものが幾…
地震探査【じしんたんさ】
- 百科事典マイペディア
- 地震探鉱,弾性波探査とも。人工的に弾性波を発生させ,この震動(疎密波)を多数の地震計で測定し地質構造を推定する方法。疎密波の反射を利用する…
地震保険【じしんほけん】
- 百科事典マイペディア
- 地震による財産上の損害を填補(てんぽ)する保険。地震は広い地域に大災害を起こし,またその予測は困難であるため,火災保険普通保険約款では地震を…
にからぐあじしん【ニカラグア地震】
- 改訂新版 世界大百科事典
りすぼんじしん【リスボン地震】
- 改訂新版 世界大百科事典
だいじしん【大地震】
- 改訂新版 世界大百科事典
チリ地震 チリじしん Chile earthquake
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1960年5月22日午後7時11分,南アメリカのチリで起こった大地震。マグニチュード(M)は 9.5で,前震として M7以上の地震が 2回あった。余震域はチリ…
小田原地震 おだわらじしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 神奈川県小田原市付近を震源とする地震。フィリピン海プレートの一部である伊豆半島と日本列島のプレートとが衝突して沈み込めないため発生すると考…
スロー地震 スローじしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アレッポ地震 アレッポじしん Aleppo earthquake of 1138
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1138年10月11日,シリアの都市アレッポを襲った地震。記録に残る,最も大きな被害をもたらした地震の一つ。被害は広範囲にわたり,推計で約 23万人が…
アンカシュ地震 アンカシュじしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブージ地震 ブージじしん Bhuj earthquake of 2001
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2001年1月26日,インド西部,パキスタンと国境を接するグジャラート州で発生した大地震。インド西部地震ともいう。インド共和国建国(1950)を祝う共…
固有地震 こゆうじしん Characteristic earthquake
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 断層またはその一部分など,ある領域においては基本的にほぼ同じ最大規模の地震が繰り返し発生するという考え方による,その最大規模の地震。アメリ…
チリ地震 ちりじしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南アメリカ、チリでおこる地震。チリ、ペルー沖には、マグニチュード(M)8~9の巨大地震が高い頻度で発生する。これらの地震の特徴は、本震が大きい…
びしょう‐じしん(ビセウヂシン)【微小地震】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 高感度の地震計によってのみ検知できるような小さな地震。マグニチュード三未満のものをさし、さらにマグニチュード一未満のものは極微小…
ふくい‐じしん(フクゐヂシン)【福井地震】
- 精選版 日本国語大辞典
- 昭和二三年(一九四八)六月二八日に発生した、福井県北部を震源とするマグニチュード七・三の地震。福井では最大震度六に達した。死者三八九二人、…
こうぞう‐じしん(コウザウヂシン)【構造地震】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地質学的な断層に関係して起こる地震。多くの地震はこれに属する。地震学の初期のころには、火山活動に伴うものを火山地震というのに対し…
けいちょう‐じしん(ケイチャウヂシン)【慶長地震】
- 精選版 日本国語大辞典
- 慶長元年(一五九六)閏七月一三日、山城、摂津、和泉一帯を襲った大地震。余震は一か月におよび、方広寺の大仏、伏見城の天守閣など多くの建造物が…
jishíń-táí, じしんたい, 地震帯
- 現代日葡辞典
- A zona sísmica. ⇒jishíń3.
地震波 dìzhènbō
- 中日辞典 第3版
- [名]地震波.▶“震波”とも.
誘発地震 ゆうはつじしん induced seismicity
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然におきる自然地震と違って他の原因でおきる地震。世界各地で行っている開発や生産活動に伴っておきる地震や、巨大地震に誘発されて他の地域でお…
地震研究所 じしんけんきゅうしょ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1925年(大正14)に設立された世界唯一の地震研究機関。地震の予知・被害防止の研究を目的に,1891年(明治24)震災予防調査会が設立されたが,なお活動…
火山前線
- 知恵蔵
- 日本列島などの島弧や陸弧で、海溝とほぼ並行して配列する火山群の海溝側の境界線。火山前線より海溝側には火山は存在せず、陸側に向かうと火山の数…
かざん‐だん〔クワザン‐〕【火山弾】
- デジタル大辞泉
- 火山砕屑物さいせつぶつの一。噴出されたマグマが空中で固結したもので、楕円形・紡錘形など特定の形を示す。
かざん‐れき〔クワザン‐〕【火山×礫】
- デジタル大辞泉
- 火山砕屑物さいせつぶつの一。直径2~64ミリの破片で、形は不規則。