やく‐いん【役印】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 役向きに使用する印。職務上で用いる印。職印。[初出の実例]「公証人何某と刻したる方六分の役印」(出典:公証人規則‐明治一九年(1888)…
ははき‐め【箒目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ほうきで掃いたことのわかるような筋目。[初出の実例]「表の大地は箒木目(ハハキメ)立て塵もなく」(出典:藪の鶯(1888)〈三宅花圃〉二)
くび‐つき【首付・頸付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 くびの様子。くびの恰好。[初出の実例]「総じて首付が愛らしく、鼻がすこし大く円すぎたが」(出典:あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉)
わ‐おん【和音】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 音楽で、高さの違う二つ以上の音が同時に響いて合成された音。和声の時間的な単位となる。和弦。かおん。〔物理学術語和英仏独対訳字書(…
水成岩
- 岩石学辞典
- ① aqueous rock: 水中に,または水の働きによって沈澱堆積した岩石[Hatch : 1888].hydroenic rockと同義. ② neptunian, neptunic rock: 水中に堆…
ロマーニズ Romanes, George John
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1848.5.20. キングストン[没]1894.5.23.カナダ生れのイギリスの生物学者。各種の動物や人間の心的能力の発展を,進化論の立場から研究。 1888~9…
ちょうそん‐せい〔チヤウソン‐〕【町村制】
- デジタル大辞泉
- 明治憲法下で、地方公共団体としての町村の構成・組織・権能・監督などを定めていた法律。明治21年(1888)制定。昭和22年(1947)地方自治法の制定…
かいこくしまつ【開国始末】
- デジタル大辞泉
- 伝記。1巻。島田三郎著。明治21年(1888)刊。井伊家の諸記録をもとに、井伊直弼いいなおすけの大老就任から暗殺に至る間の始末を詳述し、直弼の立場…
ティーチャー
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] teacher ) 教師。先生。[初出の実例]「妾しの師匠(チーチャー)の一人でございますが」(出典:緑簑談(1888)〈須藤南翠〉前)
しょくさん‐こうぎょう(‥コウゲフ)【殖産興業】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生産をふやし、産業をさかんにすること。[初出の実例]「殖産興業の大目的たる民を利し民を福する者なれば」(出典:日本人‐九号(1888)高…
しょう‐じゅ(セウ‥)【小綬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 勲章などを身につけるのに用いる綬の一つ。[初出の実例]「勲四等〈略〉桐葉章は小綬を以て左肋に佩ふ」(出典:勲章佩用式(明治二一年)…
せい‐どう【精銅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 転炉から出る粗銅を電解精錬した銅。電気銅。[初出の実例]「古河鎔鉱所〈略〉は精銀精銅を製造する所なるが」(出典:毎日新聞‐明治二一年…
せいみつ‐きかい【精密機械】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 比較的複雑な機構を持ち、部品および組立に高い精度を必要とする機械の総称。測定機器・カメラ・顕微鏡・時計など。精機。〔物理学術語和…
めん‐くい(‥くひ)【面喰・面食】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 顔だちのよい人ばかりを好むこと。また、その人。器量好み。[初出の実例]「おまへさんが面喰(メンクヒ)だから」(出典:藪の鶯(1888)〈…
めいし【明視】 の 距離((きょり))
- 精選版 日本国語大辞典
- 疲れることなく、物体をはっきり見続けることのできる、目と物体との距離。正常な目では約二五センチメートルとされる。明視距離。〔物理学術語和英…
とうじ‐せい【等時性】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 時間間隔が一定であること。特に振子などの周期的な運動で、その周期が振幅の大小に無関係に一定であること。〔物理学術語和英仏独対訳字…
かぶしき‐とりひきじょ【株式取引所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 株式を売買する取引所。現在は証券取引所と呼ぶ。[初出の実例]「当時兜町に建て居た株式取引所がゑらい繁昌で」(出典:もしや草紙(1888…
首根っこ くびねっこ
- 日中辞典 第3版
- 脖颈子bógěngzi,脖梗子bógěngzi.~首根っこをつかまれる|被卡住┏脖颈子〔…
しょう‐ぶぶん(セウ‥)【小部分・少部分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小さいわずかな部分。小分。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕[初出の実例]「自分の望の一少部分を果したい」(出典:武蔵野(1898…
切迫
- 小学館 和西辞典
- inminencia f.切迫したinminente, apremiante, urgente切迫するapremiar, urgir事態が切迫している|Nos apremian las circunstancias.切迫流産abort…
bookkeeping
- 英和 用語・用例辞典
- (名)簿記 記帳bookkeepingの関連語句agency bookkeeping代理店簿記bookkeeping service記帳サービスcommercial bookkeeping商業簿記double-entry boo…
朝日生命保険
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「朝日生命保険相互会社」。略称「朝日生命」。英文社名「Asahi Mutual Life Insurance Company」。保険業。明治21年(1888)「帝国生命保険株…
きこう‐がく【気候学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気候を対象とする地球科学の一分科。気候要素の平均値や、気候の生成、気団前線などの動的要素、産業や生物との関連などを研究する。〔物…
いりあい‐ち(いりあひ‥)【入会地】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 入会権を行使できる地域。[初出の実例]「八ヶ村入会地(イリアヒチ)のことに付き開会せし聯合会の決議につき苦情を唱え」(出典:朝野新聞‐…
うずら‐いろ(うづら‥)【鶉色】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鶉の羽毛のような色あい。茶色に黒、白のまだらのある色。[初出の実例]「美しい鶉色で、加之(しか)も白く光る濃い頭髪を」(出典:あひゞ…
たい‐えき【退役】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軍の将校、准士官が後備役満期になり、または、傷痍、疾病などのため軍務にたえなくなって兵役を退くこと。また、その人。〔陸軍将校分限…
じさつ‐しゃ【自殺者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自殺をする者。[初出の実例]「自殺者の多数なること〈略〉第一等の地位を占領せる」(出典:日本人‐九号(1888)輿論は何にが故に高島炭礦…
シガー‐ケース
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] cigar case ) 葉巻きを入れるケース。[初出の実例]「巻烟草入(シガルケース)を清水に渡しながら」(出典:もしや草紙(1888)〈…
ねつ‐かがく(‥クヮガク)【熱化学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物理化学の一分科。物質の化学変化に伴う熱エネルギーの移動を研究する学問。エネルギー保存の法則(熱力学の第一法則)に基礎をおく。〔…
ほうりつ‐こもん(ハフリツ‥)【法律顧問】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 法律に関する諸問題の相談を受ける人。また、その機関。[初出の実例]「司法省法律顧問仏国法律博士ボアソナード氏は」(出典:東京日日新…
ほげい‐せん【捕鯨船】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鯨を捕えるために、特別の装備をした船。キャッチャーボート。《 季語・冬 》[初出の実例]「皆な捕鯨船なりと称せしが」(出典:朝野新聞‐…
うち‐ばこ【内箱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 芸者屋に抱えられていて芸者の世話をする者。[初出の実例]「この巳之吉も深い御縁で家箱(ウチバコ)となり」(出典:歌舞伎・月梅薫朧夜(…
さん‐しゅつ【算出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 計算して数値を出すこと。また、比喩的に、ある物事から推測すること。[初出の実例]「之を金額に算出して賦課す可し」(出典:市制及町村…
こく‐ぐら【穀倉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 穀物を貯えておく倉。こくそう。[初出の実例]「鳩が幾羽ともなく群をなして勢込んで穀倉(コクグラ)の方から飛んで来たが」(出典:あひゞ…
ふく‐くっせつ【複屈折】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 光が光学的に異方的な結晶や、ひずみをうけた媒質中に入射するとき、二つに分かれて屈折する現象。方解石や水晶などに見られる。〔物理学…
こうきょう【公共】 の 福祉((ふくし))
- 精選版 日本国語大辞典
- 社会一般に共通する利益や幸福。[初出の実例]「夫れ代議士たる者は〈略〉公共(コウケウ)の福祉(フクシ)を増益することを任ずる者なれば」(出典:国会…
こおり‐ねつりょうけい(こほりネツリャウケイ)【氷熱量計】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 氷の融解による体積変化と潜熱との関係を利用した熱量計。ブンゼンの氷熱量計が有名。比熱、融解熱、反応熱などの測定に用いる。〔物理学…
おん‐ど【音度】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 音の高低の程度。[初出の実例]「其中七音は、全音階的に属す、即ち譜表上一の音度より、他の音度に進行するものより成り」(出典:楽典初…
えい‐ごう(‥ガウ)【栄号】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名誉ある称号。[初出の実例]「久しく洋行をなすって、こんだ技芸士の栄号を得て帰朝なすった」(出典:藪の鶯(1888)〈三宅花圃〉一一)[…
こうづき【香月】
- [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション
- 長野の日本酒。2年間冷蔵貯蔵された無ろ過の大吟醸酒。原料米は山田錦。仕込み水は北アルプス連峰の伏流水。蔵元の「大信州酒造」は明治21年(1888)創…
じめん‐し(ヂメン‥)【地面師】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人の所有地を利用して詐欺をはたらく人。[初出の実例]「四月の末に至り、此地面師の時事に感ずることやありけん」(出典:東京日日新聞‐…
し‐ゆう(‥イウ)【市有】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地方自治体である市が所有すること。[初出の実例]「市住民中特に其市有の土地物件を使用する権利を有する者」(出典:市制及町村制(明治…
ヘリオスタット
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Heliostat [英語] heliostat ) 日光を平面反射鏡を使って常に一定の方向に導く装置。太陽鏡。〔物理学術語和英仏独対訳字書…
とく‐めん【特免】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 特別にゆるすこと、特に免除すること。特別に罪や責務をゆるすこと。[初出の実例]「二箇年の制限を特免することを得」(出典:市制及町村…
はち‐ど【八度】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 譜表上二音の高さのへだたりが八度になる音程。完全八度と減八度などがあり、完全八度(オクターブ)の場合二音の振動数の比は一対二とな…
りゅう‐しょう(‥シャウ)【隆昌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 勢いなどのさかんなこと。隆盛(りゅうせい)。[初出の実例]「一国人民が其国の維持を図り其国の隆昌(リウセウ)を規るが為めに」(出典:国…
りん‐し【臨視】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 その場に臨んで視察すること。[初出の実例]「刻者の臨視(リンシ)を得て」(出典:東京朝日新聞‐明治二一年(1888)七月一〇日)[その他の文…
アルコール‐けい【アルコール計】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浮秤(うきばかり)の一種。標準温度のアルコール水溶液中に浮かし、アルコール含有量を読みとるもの。酒精計。〔物理学術語和英仏独対訳字…
ふけん‐ぜい【府県税】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地方税の一種で、府または県が課する租税。[初出の実例]「附加税は直接の国税又は府県税に附加し」(出典:市制及町村制(明治二一年)(1…
はん‐おんかい【半音階】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 西洋音楽で、基音を半音ずつずらすことによって得られる一二の音からなる音階。すなわち一二の半音からなる音階。〔物理学術語和英仏独対…