「化合物」の検索結果

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フロログルシン phloroglucin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1,3,5-トリヒドロキシベンゼンに相当する化合物で,その化学式は C6H3(OH)3 。融点 218℃の白色結晶。水に少し溶け,アルコール,エーテルに溶ける…

オキシゲナーゼ

栄養・生化学辞典
 酸素添加酵素ともいう.[EC1.13.99]に分類される.ある化合物を直接酸素と結合させる反応を触媒する酵素.酸素1分子を取り込ませるモノオキシゲ…

さん‐えんかぶつ(‥エンクヮブツ)【酸塩化物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 酸の水酸基を塩素で置換した化合物。カルボン酸などに五塩化燐、三塩化燐などの塩素化剤を反応させて得る。刺激臭のある無色の液体で、空…

第一級アミン ダイイッキュウアミン primary amine

化学辞典 第2版
アンモニアNH3のH原子の一つを炭化水素残基Rで置換した化合物RNH2の総称.(1)フタルイミドからのガブリエル合成,(2)酸アミドのホフマン転位,(3)ニ…

composto, ta /kõˈpostu, ˈpɔsta/

プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
[形]❶ 複合のpalavra composta|複合語.❷ …から構成された[+ de/por].composto[男]【化学】化合物,合成物composto de vitaminas…

だっ‐すい【脱水】

デジタル大辞泉
[名](スル)1 物に含まれている水分を取り除くこと。結晶から結晶水を取り去ることや、化合物中の水素と酸素とを水分子の形で奪うことなどもいう。…

異化【いか】

百科事典マイペディア
物質代謝により生体内の高分子化合物を分解すること。同化に対応する。おもなものに炭水化物や脂肪を二酸化炭素と水に分解する反応,タンパク質から…

テオフィリン

百科事典マイペディア
茶葉に含まれるアルカロイド。分子式C7H8N4O2。カフェインの近縁化合物で,白色粉末,無臭苦味。利尿・強心剤として動脈硬化による疾患,気管支喘息(…

コルベ

百科事典マイペディア
ドイツの有機化学者。ウェーラーに学び,マールブルク大学でブンゼンの助手を務め,1851年同大学教授,1865年ライプチヒ大学教授。有機化合物の構造…

縮合 しゅくごう condensation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
2つの分子から水,アンモニア,アルコールなどの簡単な分子の脱離を伴って,新しく共有結合を生成する反応。2個以上の分子間での縮合を分子間縮合,…

えんか‐エチレン(エンクヮ‥)【塩化エチレン】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( エチレンは[英語] ethylene ) エチレンに塩素を付加して得られる、香りと甘味がある無色の液体。化学式 C2H4Cl2 種々の有機化合物の原…

ダイオキシン

リフォーム用語集
IUPAC命名法の定義に基づいた有機化合物の名称。炭素、水素、酸素、塩素が熱せられるような工程で発生し、発ガン性や生殖毒性などが問題視されている…

ピロアンチモン酸カリウム ピロアンチモンサンカリウム potassium pyroantimonate

化学辞典 第2版
組成から,K2H2Sb2O7・6H2Oで示される化合物.陽イオン定性分析などで Na+ の確認に用いられた.しかし,Sb2O74-というイオンは存在せず,実際はK[S…

有機物質中毒(中毒性神経疾患)

内科学 第10版
 現在地球上に約100万種以上の有機化合物が存在することが知られているが,特に神経系を障害する可能性のある代表的な有機物質として,n-ヘキサン,…

消火剤 しょうかざい

日本大百科全書(ニッポニカ)
消火の目的で使用される物質。火を消すためには、(1)酸素の供給を断つ、(2)可燃物を冷却する、(3)燃焼反応の連鎖を担う化学種を不活性なものに変える…

ホルミウム ホルミウム holmium

化学辞典 第2版
Ho.原子番号67の元素.電子配置[Xe]4f 116s2の周期表3族ランタノイド元素.もっとも希少の希土類元素イットリウム族の一つ.原子量164.93032(2).安…

リチャード シュロック Richard Royce Schrock

現代外国人名録2016
職業・肩書化学者 マサチューセッツ工科大学教授国籍米国生年月日1945年1月4日出生地インディアナ州バーン専門有機合成におけるメタセシス反応の開発…

塩(えん) えん salt

日本大百科全書(ニッポニカ)
酸と塩基との中和反応によって生ずる化合物で、酸の陰性成分と塩基の陽性成分からなるものをいう。たとえば、塩酸と水酸化ナトリウムとが反応して中…

配位結合【はいいけつごう】

百科事典マイペディア
一種の共有結合であり,共有される電子対が二つの原子のうちの一方の原子の孤立電子対である場合をいう。たとえば一つの電子を・で表すとジエチルエ…

ゲルアルト(ジェラール) ゲルアルトジェラール Gerhardt, Charles Frédéric

化学辞典 第2版
フランスの有機化学者.ストラスブールに生まれる.父は鉛白工場の経営で成功した企業家.カールスルーエ工業学校やライプチヒ実業学校などで学んだ…

塩素 エンソ chlorine

化学辞典 第2版
Cl.原子番号17の元素.電子配置[Ne]3s23p5の周期表17族非金属元素.ハロゲン元素の一つ.原子量35.453(2).安定同位体は35Clと37Clで,天然における…

イソメラーゼ

栄養・生化学辞典
 異性化酵素ともいう.化合物を異性体にする酵素の総称.多くの反応の種類がある.例えば,ラセミ化する酵素であるラセマーゼ,アルドースをケトー…

ろくふっか‐ブタジエン〔ロクフツクワ‐〕【六×弗化ブタジエン】

デジタル大辞泉
弗素化合物の一。半導体集積回路の製造工程において、ドライエッチングの洗浄剤として用いられる。大気寿命が短いため、環境負荷が小さく、地球温暖…

カルバモイル‐りんさん【カルバモイル燐酸】

デジタル大辞泉
高エネルギーリン酸化合物の一つ。肝細胞のミトコンドリアで、アンモニアと二酸化炭素から合成され、尿素サイクルに供給される。また、体細胞の細胞…

りゅうさん‐なまり〔リウサン‐〕【硫酸鉛】

デジタル大辞泉
鉛の硫酸塩。酸化数ⅡとⅣの化合物がある。硫酸鉛Ⅱは天然に硫酸鉛鉱として産出。水に難溶。鉛蓄電池が放電しきると、極板に結晶が析出する。化学式PbSO…

ポリエチレン(polyethylene)

デジタル大辞泉
エチレンの付加重合によって得られる高分子化合物。代表的な熱可塑性樹脂で、半透明の可燃性の固体。燃やすと溶けてぽたぽたと落ちる。袋・容器など…

トリクロロエタン(trichloroethane)

デジタル大辞泉
有機塩素化合物の一種。1・1・1-トリクロロエタンは刺激性の液体。金属やプラスチックの洗浄剤として、また特にドライクリーニングに多く用いられて…

変性アルコール へんせいアルコール denatured alcohol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
工業用アルコールで,飲食用に転用されることを防止するために変性剤を入れたエタノール。変性剤としては,分離が困難で飲料用には不適な臭気,味を…

分子結晶 ぶんしけっしょう molecular crystal

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
分子と分子がファン・デル・ワールス力で弱く結合してできる軟らかい結晶。分子性結晶ともいう。一般に融点が低く,昇華しやすく,電気絶縁性がよい…

コデイン codeine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アヘン中に含まれているモルヒネのメチル化合物。モルヒネに比べ,鎮痛,麻酔作用は弱いが,鎮咳,鎮静作用は劣らないので,おもに咳止めとして用い…

しばた‐けいた【柴田桂太】

精選版 日本国語大辞典
植物学者。東京出身。植物学と化学を結ぶ植物生理化学の基礎を築く。「植物界におけるフラボン体の研究」で学士院恩賜賞を受賞。資源科学研究所の初…

テトラクロロエチレン

百科事典マイペディア
化学式はC2Cl4。エチレンの水素原子をすべて塩素で置換した化合物。無色の液体。融点−22℃,沸点121℃。ドライクリーニング,金属の洗浄などに用いられ…

ψ(プサイ) プサイ psi

化学辞典 第2版
“偽りの”を意味するギリシア語のpseudo(プソイドまたはシュード)の略で,化合物の接頭語として用いられる.構造が決定していない時点で異性体を命名…

エピ エピ epi-

化学辞典 第2版
“上”,“~へ”,“外”などを意味する接頭語.【Ⅰ】エピマーの一つをほかと区別するために用いる.【Ⅱ】環式化合物の環を構成する2原子がヘテロ原子で橋…

硫黄細菌 イオウサイキン sulfur bacteria

化学辞典 第2版
硫化水素,硫黄,チオ硫酸などの無機硫黄化合物を酸化し,生存に必要なエネルギー(ATP)を得ている微生物.無色硫黄細菌であるThiobacillus(グラム陰…

脱離反応 だつりはんのう elimination reaction

日本大百科全書(ニッポニカ)
有機化合物から簡単な分子がとれて他の有機化合物に変化する反応の総称。 たとえば、次に示す反応は、ブロモエタンから臭化水素がとれてエチレンを…

解毒 (げどく) detoxication

改訂新版 世界大百科事典
生体内にはいった,あるいは発生した有毒物質を無毒化し排出すること。薬物や毒物は,からだの中にはいるといくつかの細胞膜を通過して血中や臓器に…

エチレン(脂肪族不飽和化合物) えちれん ethylene

日本大百科全書(ニッポニカ)
もっとも簡単なアルケン。正式の命名法に従うとエテンetheneというが、慣用名のエチレンがよく用いられる。 その分子構造は次の通りである。すなわ…

1,3-ペンタジエン ペンタジエン 1,3-pentadiene

化学辞典 第2版
C5H8(68.12).CH3CH=CHCH=CH2.ピペリレンともいう.2,4-ペンタンジオールの脱水により幾何異性体の混合物を得て,塩化銅(Ⅰ)との錯化合物にして分別…

アミルアルコール amyl alcohol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
化学式 C5H12O 。炭素原子のつながり方,OH の位置の違いなどにより次の8種類の異性体があり,いずれも特有の臭いを有する無色の物質である。 n -ア…

オキシム おきしむ oxime

日本大百科全書(ニッポニカ)
アルデヒド、ケトンがヒドロキシルアミンNH2OHと縮合して生成する化合物。アルデヒドから生成するアルドキシムと、ケトンから生成するケトキシムに分…

トリテルペン triterpene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
炭素原子数 30のテルペン類。イソプレン C5H8 の六量体 (C5H8)6 を基本骨格とする化合物で,植物界に広く存在する。例としてウルソール酸 C30H48O3 …

ガッターマン合成 ガッターマンごうせい Gattermann synthesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
芳香族化合物にホルミル基を導入する方法。ドイツの化学者 L.ガッターマンによって見出された。たとえば,フェノールに無水塩化アルミニウムを触媒と…

発色団【はっしょくだん】

百科事典マイペディア
有機化合物が色をもつためには,その分子内に不飽和結合を含む原子団の存在が必要とされ,この原子団を発色団という。アゾ基−N=N−,ニトロ基−NO2,…

キノン(quinone)

デジタル大辞泉
ベンゼン環の水素2原子を酸素2原子で置換した形の化合物の総称。ベンゼン環が一つのベンゾキノン、二つのナフトキノン、三つのアントラキノンなどで…

シュレンク‐かん〔‐クワン〕【シュレンク管】

デジタル大辞泉
酸素や水などに対して不安定な化合物を取り扱うためのフラスコ。真空ポンプで内部の空気を排気する管と、窒素やアルゴンなどの不活性ガスを導入する…

ひけっしょうせい‐こうぶんし〔ヒケツシヤウセイカウブンシ〕【非結晶性高分子】

デジタル大辞泉
原子または分子が秩序だった分子配列をもたずに集合した高分子化合物の総称。ポリカーボネート、ポリスチレンなどがある。一般的に耐衝撃性に優れた…

はっこう‐ダイオード〔ハツクワウ‐〕【発光ダイオード】

デジタル大辞泉
《light emitting diode》半導体のpn接合部に電圧を加えると、緑や赤、青などに発光する素子。燐化りんかガリウム・ガリウム砒素ひそなどの化合物半…

ピリドキソール

栄養・生化学辞典
 C8H12ClNO3 (mw205.64)(構造式→ビタミンB6).  ピリドキシンともいう.ビタミンB6の活性をもつ化合物の一つ.リン酸エステル化されてさらに酸…

フルクトース2,6ビスリン酸

栄養・生化学辞典
 フルクトース1,6-ビスリン酸の異性体であるが,解糖の経路を調節する重要な化合物.フルクトース 2,6-ビスリン酸を合成する酵素,分解する酵素は,…

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