γグルタミルトランスペプチダーゼ
- 栄養・生化学辞典
- [EC2.3.2.2.].γ-グルタミルトランスフェラーゼともいう.グルタチオンなどγ-グルタミル化合物のγ位のペプチド結合を切断して他のペプチドのN末…
ニトロ nitro
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有機ニトロ化合物中の1価の官能基。通常-NO2で表す。本来は炭素と結合しているNO2を指すが,硝酸エステルR-ONO2中の-NO2もニトロと呼ぶことが多い…
テトラゾール tetrazole
- 改訂新版 世界大百科事典
- 窒素4原子を含む5員環芳香族複素環化合物。1H-1,2,3,4-テトラゾールと2H-1,2,3,4-テトラゾールの互変異性体として存在し,両者を室温で分離す…
インジウム
- 百科事典マイペディア
- 元素記号はIn。原子番号49,原子量114.818。融点156.5985℃,沸点2072℃。1863年F.ライヒとH.T.リヒターがセン亜鉛鉱中に発見。単体は銀白色で蝋(ろう)…
三徳
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「株式会社三徳」。英文社名「SANTOKU CORPORATION」。非鉄金属工業。昭和24年(1949)「三徳工業株式会社」から分離独立し「三徳金属工業株式…
キノン
- 百科事典マイペディア
- 芳香族炭化水素のベンゼン核の水素2原子を酸素2原子で置換し,それに伴う二重結合をとった形の化合物の一般名。ベンゾキノン,ナフトキノン,アン…
二元
- 小学館 和西辞典
- 二元性dualidad f., dualismo m.二元性の/二元論の|dualístico[ca], dualista二元化合物compuesto m. binario二元方程式ecuación f. …
比体積 ひたいせき specific volume
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 単位質量の物体の占める体積のこと。比容ともいい、密度の逆数に等しい。比体積とその物質の原子量あるいは分子量との積はその物質1モルの占める体積…
酸塩化物 さんえんかぶつ acid chloride
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カルボン酸のカルボキシル基の水酸基を塩素で置換した化合物の総称。一般式 RCOCl 。一般にカルボン酸にリンか硫黄の塩化物を作用させると生成する。…
味盲 みもう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フェニルチオカルバミド PTCに対する苦みの味覚能力の欠如をいう。 PTCに限らず,特定の化学構造を有する PTC類似化合物についても味覚能力の個体差…
マーキュロクロム mercurochrome
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 消毒薬として使われる有機水銀化合物。メルブロミンとも呼ばれる。2%ほどの水溶液が,皮膚,粘膜,創面などの家庭用消毒薬として使用され,赤チンと…
ポリ‐ウレタン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Polyurethan ) ウレタン結合(-NH COO-)という構造を繰り返して結合している高分子化合物。耐摩耗性、耐溶剤性、耐薬品性…
オキシラン オキシラン oxirane
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】[同義異語]エチレンオキシド【Ⅱ】オレフィンの過酸酸化で得られる三員環エーテル化合物の総称.単純なエチレンオキシドは,エチレンを触媒の存…
ジヨードメタン ジヨードメタン diiodomethane
- 化学辞典 第2版
- CH2I2(267.84).ヨウ化メチレンともいう.ヨードホルムを亜ヒ酸ナトリウムあるいはヨウ化水素で還元すると得られる.黄色の液体.融点6 ℃,沸点181 ℃…
イッテルビウム
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] ytterbium )[ 異表記 ] イッテルビューム・イテルビウム ランタン系希土類元素の一つ。記号 Yb 原子番号七〇。原子量一七三・〇…
アルカロイド
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] alkaloid ) 植物体中に存在する窒素を含む塩基性有機化合物の総称。有毒なものが多く、微量で、人や動物に顕著な薬理作用を及ぼ…
ùn・stáble
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [形]1 〈建物など(の造り)が〉不安定な,ぐらついた(⇒unsettled[類語]).2 〈人(の健康・精神状態)が〉落ち着かない,情緒不安定な,〈容体…
バートン
- 百科事典マイペディア
- 英国の化学者。王立理工科大学卒。ハーバード大学教授,グラスゴー大学教授などを歴任後,1957年王立理工科大学教授。シクロヘキサンについてO.ハッ…
フィッシャー
- 百科事典マイペディア
- ドイツの有機化学者。ボン大学でケクレに,次いでシュトラスブルク大学でA.v.バイヤーに学び,エルランゲン,ビュルツブルクの各大学教授を歴任し,1…
ポルフィリン
- 百科事典マイペディア
- 4個のピロール環が−CH=結合で環状に結ばれた構造(ポルフィン核)をもつ化合物の総称。生体内ではふつう金属と結合して錯体をつくる。鉄ポルフィリ…
ヌクレオシド nucleoside
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- プリンまたはピリミジン塩基と,リボースまたはデオキシリボースなどの糖が結合した化合物。プリン塩基がアデニンの場合,ヌクレオシドはアデノシン…
疎水コロイド そすいコロイド hydrophobic colloid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 水を分散媒とするコロイドで,微粒子として分散している分散相の親水性が小さいもの。分散媒としての水との親和力が小さいため不安定で,少量の電解…
スティーグリッツ Stieglitz, Julius Oscar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1867.5.26. ニュージャージー,ホーボーケン[没]1937.1.10. シカゴアメリカの有機化学者。 1889年ベルリン大学で学位取得後,シカゴ大学で教え,…
マグネシウムジエトキシド マグネシウムジエトキシド magnesium diethoxide
- 化学辞典 第2版
- magnesium ethylate.C4H10MgO2(114.43).Mg(OC2H5)2.金属マグネシウムとエタノールとを反応させると得られる.白色の吸湿性粉末.分解点270 ℃.エ…
イオン結合 イオンケツゴウ ionic bond
- 化学辞典 第2版
- 正と負のイオンが静電引力によって形成する結合.金属元素と非金属元素からなる化合物に見られる.たとえば,KCl結晶のように,金属原子Kは正イオン …
十八電子則【octadeciplet rule】
- 法則の辞典
- 遷移金属化合物(錯体や有機金属,クラスターなど)においては,典型元素の八隅子則*(オクテット理論*)に代わるものとして,外殻のs,p電子に加…
脱臭【だっしゅう】
- 百科事典マイペディア
- 臭気を抜くこと。冷蔵庫や便所等の一般的な悪臭除去には活性炭等の吸着剤を使用。油脂工業では,減圧下で加熱蒸気または不活性ガスを吹き込む脱臭法…
クリック‐ケミストリー(click chemistry)
- デジタル大辞泉
- 有機化合物の合成方法の一つ。材料となる物質に互いに結合しやすい官能基を導入し、結合反応を進める。1998年、シャープレスがアルキンとアジ化物の…
北原武 (きたはら-たけし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1943- 昭和後期-平成時代の有機合成化学者,天然物化学者。昭和18年3月生まれ。理化学研究所研究員をへて,昭和54年東大助教授,平成6年教授。のち帝…
コンタクトシフト コンタクトシフト contact shift
- 化学辞典 第2版
- 常磁性イオンとの相互作用によって核磁気共鳴の位置がシフトする現象.常磁性イオンと分子が近づいたとき,前者の電子スピンが分子に非局在化し,分…
ヒドロリアーゼ ヒドロリアーゼ hydrolyase
- 化学辞典 第2版
- ヒドラターゼともいう.EC 4.2.1群.リアーゼの一種で,ヒドロキシ基を有する有機化合物から水を取り去り,二重結合を残す,またはその逆反応を触媒…
deg・ra・da・tion /dèɡrədéiʃən/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名][U][C]1 不名誉,体面を傷つけること.2 左遷,降職,降格,罷免;《カトリック》聖職位剥奪(はくだつ).3 (品格・質・価値などの)低下,悪化…
イッテルビウム イッテルビウム ytterbium
- 化学辞典 第2版
- Yb.原子番号70の元素.電子配置[Xe]4f 146s2の周期表3族ランタノイド元素.希土類元素イットリウム族の一つ.原子量173.04(3).質量数168(0.13(1)%…
えん‐き【塩基】
- デジタル大辞泉
- 1 水溶液中で水素イオンを受け取り、水酸イオンを生じる物質。酸と反応して塩を生じる。2 核酸の塩基性成分。DNA・RNAを構成する、窒素を含む複素…
げんし‐ろん【原子論】
- デジタル大辞泉
- 世界は空虚な空間と無数の不可分な原子からなり、同種原子の離合集散に応じて感覚的物質が形成されるとする、古代ギリシャに始まる哲学説。19世紀に…
マイクロエレクトロニクス
- 知恵蔵
- 大規模集積回路(LSI)とそれを応用したエレクトロニクスの分野。微視的な素子やそれを使った回路の上に成立する電子工学。もう1つの先端分野オプトエ…
ちゅうせいし‐ほかくりょうほう〔‐ホクワクレウハフ〕【中性子捕獲療法】
- デジタル大辞泉
- 癌がんの治療法の一。中性子を吸収しやすい性質をもつ化合物(ホウ素同位体10B)を腫瘍細胞に取り込ませ、熱中性子を照射することにより、細胞内部で…
ダイオキシン(dioxin)
- デジタル大辞泉
- ポリ塩化ジベンゾダイオキシンの通称。2個のベンゼン環が2個の酸素原子で結びつけられた構造を骨格とする塩素化合物で、多くの異性体があるが、特に…
ジメチルスルホキシド dimethylsulfoxide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 CH3SOCH3 。無色,無臭,吸湿性の液体。融点 18.5℃ (分解) 。水よりわずかに重い。水および有機溶媒によく溶ける。アセチレン系炭化水素,糖…
ピリア Piria, Rafaele
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1815.8.2.[没]1865.7.18.イタリアの化学者。ピサ,トリノ大学教授。天然有機化合物の研究で知られる。サリシンのアルカリ融解でサリチル酸を得た…
キレーション chelation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キレート化ともいう。金属イオンがキレート試薬と反応して金属キレート化合物を生じる反応の総称。キレーションにより,遊離の金属イオンの濃度は著…
脱水反応 だっすいはんのう dehydration
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 有機化合物の分子内,もしくは分子間で水分子を脱離する反応の総称。分子内脱水の例としては,アルコールからオレフィン,オキシ酸からラクトンを生…
すいそ‐イオン【水素イオン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( イオンは[ドイツ語] Ion ) 正一価の水素原子から成る陽イオン。化合物が酸性を示すもとになるもので、含まれる数が多いほど強い酸とな…
ピルビン‐さん【ピルビン酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] pyruvic acid の訳語 ) 生体内でブドウ糖が分解して生じる物質代謝の重要な中間化合物。アルファケトカルボン酸の一つ。化学式 …
コルク
- 百科事典マイペディア
- 植物の根や茎の皮層内にできるコルク形成層という分裂組織により,その外側に作られる組織。おもに植物体の保護にあたる。細胞壁にはスベリンと総称…
シクロプロパン
- 百科事典マイペディア
- 化学式はC3H6。脂環(3員環)化合物で無色の気体。融点−127.53℃,沸点−32.7℃。吸入麻酔薬として用いられるが,引火,爆発の危険性がある。1,3−ジブ…
アルカリ土類金属【アルカリどるいきんぞく】
- 百科事典マイペディア
- 周期表第II族元素のうち,カルシウムCa,ストロンチウムSr,バリウムBa,ラジウムRaの総称。ベリリウムBe,マグネシウムMgをこれに加えることもある…
ニトリル
- 百科事典マイペディア
- 一般式R−C≡N(Rは炭化水素基,−C≡Nはシアノ基)で表される化合物の総称。アセトニトリルCH3CN,アクリロニトリルCH2=CHCNなどが代表的な例。一般に…
呉須【ごす】
- 百科事典マイペディア
- 染付に用いる酸化コバルト。日本では中国産の天然呉須を使用したが,現在ではコバルト,鉄,マンガンなどの化合物を含んだ合成品が使われる。不純物…
エーテル(化学)【エーテル】
- 百科事典マイペディア
- 狭義にはエチルエーテルの略称。広義には2個の炭化水素基が酸素原子と結合した化合物R−O−R′の総称。一般に低分子のエーテルは揮発性で芳香をもつ液…