エーテル(化学)(読み)エーテル

百科事典マイペディア 「エーテル(化学)」の意味・わかりやすい解説

エーテル(化学)【エーテル】

狭義にはエチルエーテル略称広義には2個の炭化水素基が酸素原子と結合した化合物R−O−R′の総称。一般に低分子のエーテルは揮発性で芳香をもつ液体であるが,最も簡単なジメチルエーテルCH3OCH3常温気体溶剤として用いられるものが多く,一般に水とは溶け合わず,二液層をなす。
→関連項目向精神薬手術媒質麻酔

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