こうげい‐びじゅつ【工芸美術】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 造形美術の一つ。工芸品に美を求めて施す技術または作品。多くは、作者の美意識を表現するところから、産業工芸品と区別するために用いら…
ルリスターン美術 ルリスターンびじゅつ Luristan art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 西部イランのザグロス山脈中のルリスターン地方から出土した青銅器によって代表される美術。前2千年紀後半から前1千年紀初頭に属するものと推定され…
ゴシック‐びじゅつ【ゴシック美術】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ゴシック①の様式をもつヨーロッパ中世の美術。ケルン(ドイツ)、ミラノ(イタリア)の大聖堂、パリのノートルダム寺院などに見られる垂…
ビザンツ美術(ビザンツびじゅつ)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 世俗的なものは残されている例が少なく,東方キリスト教美術としてのビザンツ美術にはヘレニズムと抽象の潮流が交錯している。その最初の黄金時代は6…
ミタンニ王国 ミタンニおうこく Kingdom of Mitanni
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 16~14世紀に北メソポタミアに建国されたフルリ人の王国。ユーフラテス川の支流ハブル川上流のワシュカンニを首都として,イラン高原北西部から北…
アルカイク美術【アルカイクびじゅつ】
- 百科事典マイペディア
- アルカイクarchaicはギリシア語のアルカイオスarchaios(古い,原初の)に由来する言葉。古代美術の総称として用いられることもあるが,特にギリシア…
エトルリア美術【エトルリアびじゅつ】
- 百科事典マイペディア
- アルカイク期(前8―前5世紀)と古典期(前4―前1世紀)に分けられ,全般にギリシア,エジプトなどの他文化の影響が濃い。エトルリア人は,初め先…
シュメール美術 (シュメールびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 本項では歴史の流れを考慮し,アッカド美術をも記述に含める。 シュメール美術の作品例は,ウルク期(前3800ころ-前3000ころ)のころからのものが知…
しょうぎょう‐びじゅつ〔シヤウゲフ‐〕【商業美術】
- デジタル大辞泉
- 商業上の目的で制作される美術。広告・デザインなど。
たいびじゅつ【タイ美術】
- 改訂新版 世界大百科事典
びじゅつかんとく【美術監督】
- 改訂新版 世界大百科事典
びじゅつこうぼう【美術工房】
- 改訂新版 世界大百科事典
マトゥラ美術 マトゥラびじゅつ Mathurā art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドのマトゥラを中心とする地方で行われた美術。黄斑のある赤色砂岩を用いて制作された彫刻に代表される。前3世紀以来,ヤクシャ像などの民間信仰…
モザン美術 モザンびじゅつ Mosan Art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ベルギーを横断するムーズ川の中流域地方において中世に発展した美術。12世紀初頭から 13世紀にかけて,特に七宝(エマイユ)と金彫,象牙浮彫,写本…
ロマネスク美術 ロマネスクびじゅつ Romanesque art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- オットー朝美術に続いて,11~12世紀のヨーロッパで建築に始り他の諸美術に及んだ新しい美術様式。建築に関しては,西ローマ滅亡以来,西方で絶えて…
美術教育 びじゅつきょういく art education
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 職業的専門的教育を施すものと,初等・中等学校における一般的な情操教育としての教育,さらに美術館,展覧会などの社会教育の一環としての啓蒙的教…
ビザンチン‐びじゅつ【ビザンチン美術】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 東ローマ帝国(ビザンチン帝国)を中心に行なわれたキリスト教美術。一般にはユスティニアヌス大帝(在位五二七‐五六五)以後、その滅亡…
びじゅつ‐かい【美術界】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 美術家の社会。美術家の仲間。[初出の実例]「今日の美術界では、全く群を抜いてますからな」(出典:はやり唄(1902)〈小杉天外〉一〇)
びじゅつ‐しょう(‥シャウ)【美術商】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 美術品を売買する商売。また、その人。[初出の実例]「一枚も売れなかった水彩画を半分は横浜の美術商へ捨売にして」(出典:水彩画家(190…
ビザンツ美術 ビザンツびじゅつ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ビザンツ帝国時代に栄えた美術ギリシア・ローマの古代文化に東地中海諸地方や中東の文化を融合させ,特に建築と絵画に独特の美術様式を生みだした。…
ドバーラバティ美術【ドバーラバティびじゅつ】
- 百科事典マイペディア
- 7―10世紀ごろタイ中部で盛行したモン族の仏教美術。インド・グプタ朝文化の影響が濃厚。ドバーラバティ様式と呼ばれる石・青銅造の仏立像は,美しい…
ふじわらびじゅつ【藤原美術】
- 改訂新版 世界大百科事典
インドネシア美術 インドネシアびじゅつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドネシアの文化は紀元前にまでさかのぼり,その早い時期には中国からの青銅器文化,紀元後になるとインド文化が流入した。7~11世紀頃スマトラ島…
中国美術 ちゅうごくびじゅつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代中国美術は黄河中心の彩陶や殷,周の青銅器に代表される。秦,漢になると,西方文化の影響や儒教思想を背景に中国独自の美術様式が生れた。画像…
アーンドラ美術 (アーンドラびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- サータバーハナ朝(アーンドラ族)が関与した美術を指すこともあるが,一般的には南インド東海岸のクリシュナ,ゴーダーバリー両川の下流域のアーン…
イギリス美術 (イギリスびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 建築 古代,中世 ルネサンス,バロック,ロココ 近代 絵画 中世 外来芸術家の活躍 国民画派の興隆 風景画の開花 モ…
エジプト美術 エジプトびじゅつ Egyptian art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エジプトの美術はほとんど完全に王を中心とする宮廷人と祭職者の美術であるため,発展段階は王国の政治的歴史と密接な関係をもつ。旧新石器時代 (前 …
垂迹美術 すいじゃくびじゅつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドの仏を本地とし,日本の神をその垂迹とする本地垂迹の思想 (→本地垂迹説 ) を背景とする美術。本地垂迹の思想が広く行われるようになった平安…
顕教美術 けんきょうびじゅつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 密教美術に対して,それ以外の仏教美術を総称して顕教美術と呼ぶことがある。これは仏教を顕密二教に明確に区別した真言宗の仏教論に基づき,特に日…
原始美術 げんしびじゅつ primitive art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 先史美術および現存する部族社会の美術の総称。先史美術には,スペインのアルタミラ洞窟の絵画,フランスのラスコーの洞窟壁画などに代表される動物…
イスラム美術 イスラムびじゅつ Islamic art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イスラム世界で展開した美術。7世紀以来,ビザンチンやササン朝ペルシアの伝統に各地方の要素を融合しながら発展し,10世紀から 16世紀にかけて最盛…
南蛮美術 なんばんびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 桃山時代から江戸時代初頭にかけて流行した西洋風美術の総称。当時ポルトガル人やスペイン人らの西洋人は、東南アジアにもつ植民地を経由して日本に…
インカ美術 いんかびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南アメリカ中央のアンデス地方に、15世紀から16世紀初めにかけて栄えたインカ帝国が開花させたインカ文明の美術。ただしこのインカ美術は、2000年に…
こうげいびじゅつ【工芸美術】
- 改訂新版 世界大百科事典
美術手帖
- デジタル大辞泉プラス
- 日本の美術専門誌。1948年創刊。近現代美術を中心に、国内外の最新のアート情報を紹介。季刊。
ガンダーラ美術 (ガンダーラびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- パキスタン北西部のペシャーワル県にほぼ相当する古代の国ガンダーラGandhāraを中心に,東のタキシラ地方,北のスワート地方,西のアフガニスタンの…
原始美術 (げんしびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- プリミティブ・アートprimitive artの訳語。プリミティブという語には二つの意味があり,一つには初期,古風,始原を,二つには開化に対する未開や素…
イタリア美術 (イタリアびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 先史時代 ローマ以前 エトルリアの美術 ローマ美術 中世 初期キリスト教時代 ロマネスク ゴシック ルネサンス マニエリスム …
美術史 (びじゅつし) art history histoire de l'art[フランス] Kunstgeschichte[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 自作の象牙の女の像に恋したというピュグマリオンの物語のように神話や伝説の世界に属するものを別にしても,広い意味での美術史的記述,すなわち美…
明代美術 (みんだいびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 建築 絵画 工芸1368年(洪武1),朱元璋が応天府(南京市)で皇帝(太祖)位についてより,1644年(崇禎17),李自成の反乱軍が北京城…
メロビング美術 (メロビングびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランク王国のメロビング朝(5世紀末~8世紀中葉)の美術で,後の西ヨーロッパ美術を方向づけた。古代末期のローマ美術の伝統とゲルマン美術の抽象…
ルネサンス美術 (ルネサンスびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ルネサンス美術の概念 古代文化の〈再生〉 バザーリの史観 新プラトン主義的世界像 ルネサンス観の変遷 ルネサンス様式の展開 …
琉球美術 りゅうきゅうびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 今日の沖縄本島を中心とした琉球諸島で発達してきた美術。沖縄は近世には琉球ともよばれ、古代からさまざまな形で独自の優れた文化を形成している。…
ロシア美術 ろしあびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ロシア美術の歴史は、キエフ大公国のウラジーミル大公がキリスト教を国教と定めた989年から始まるとされている。しかし、それ以前にも異教を奉じる古…
ロマネスク美術 ろまねすくびじゅつ Romanesque art 英語 art roman フランス語 romanische Kunst ドイツ語 arte romanica イタリア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヨーロッパ中世の、美術様式の一つ。「ロマネスク」という用語は、19世紀初めにフランスの考古学者ド・ジェルビルやド・コーモンが、5世紀から12世紀…
グプタ美術(グプタびじゅつ)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 古代インドの美術様式。グプタ朝や関連するヴァーカータカ朝などの統治下での繁栄を背景に,4~7世紀の北インドと中西部インドで発展した。洗練され…
マルナカホールディングス
- 共同通信ニュース用語解説
- 不動産事業を営む持ち株会社で、本社は高松市。1973年設立で非上場。民間信用調査会社によると、資本金は5千万円で、2012年11月期単体決算(推定値)…
おうよう‐びじゅつ【応用美術】
- デジタル大辞泉
- 芸術としての美術を日常生活に応用したもの。工芸美術・装飾美術・デザインなどをさし、広義には建築も含まれる。
こ‐びじゅつ【古美術】
- デジタル大辞泉
- 古い時代の書画・彫刻・陶磁器などの美術品の総称。
インド美術 (インドびじゅつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 先史時代 建築 彫刻 絵画現在のインド,ネパール,バングラデシュ,スリランカ,パキスタン,アフガニスタンの一部よりなるインド…