キブラ qibla
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アラビア語で,ムスリムが礼拝の際に向かう方向のこと。もとはイェルサレム神殿をさしたが,ヒジュラ後にメッカのカーバ神殿の方向に変更された。モ…
ジッダ じっだ Jiddah
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アラビア半島西部、紅海に面するサウジアラビアの港湾都市。ジッダとはアラビア語で「祖母」の意で、人類の最初の女性といわれるイブの墓があること…
マクタブ maktab
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- クッターブ kuttābとも呼ばれる。学校を意味するアラビア語。イスラム教徒の初等教育機関。ジャーヒリーヤ時代にその起源はあり,ウマイヤ朝時代にイ…
チャドル(〈ペルシア〉chador)
- デジタル大辞泉
- イスラム教徒の女性が着る伝統的な服。黒地の布で作ったベール状のもので、頭からかぶり全身を覆い隠す。顔は隠さない。現在ではイランに多くみられ…
アフダル‐さん【アフダル山】
- デジタル大辞泉
- 《Jebel Akhdar》オマーン北部、ハジャル山地の山。アラビア語で「緑の山」を意味する。標高約3000メートルで同国で最も高い。首都マスカットの北西…
ベツレヘム
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Bethlehem ) ヨルダンの西端、イスラエルとの国境にある町。エルサレムの南方約一〇キロメートルにあたる。ダビデ王家発祥の地、イエス‐キリスト生…
マスタバ Mastaba
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 低い台状の上部構造を持つ形式のもので,古代エジプトの初期王朝時代の王や高官の墓として築かれた。形状からアラビア語で「ベンチ」を意味するマス…
千夜一夜物語【せんやいちやものがたり】
- 百科事典マイペディア
- 《千一夜物語》,《アラビアン・ナイト》とも。アラビア語の説話集。インド,ペルシアの説話に起源し,ササン朝時代バフラビー語で書かれた《千物語…
カスバ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [フランス語] casba, casbah 元来アラビア語で「城塞」の意 ) アラブ諸国で、首長の住む城。またその周囲の城塞に囲まれた居住地区。特…
ベドウィン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] Bedouin ) アラブの遊牧民。特に、主としてラクダを飼い砂漠の奥深くはいるバドウ(アラビア語で「砂漠の住民」の意)を、半定…
ジブラーン・ハリール・ジブラーン Jibrān Khalīl Jibrān
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1883.1.6. レバノン,ブシャーリー[没]1931.4.10. ニューヨークアラブの文学者,画家。幼時に母とアメリカに移り,ボストンに住んだ。 1908~10…
ナフード砂漠 (ナフードさばく) al-Nafūd
- 改訂新版 世界大百科事典
- アラビア半島の中北部に広がる砂漠。北はシリア砂漠,南はシャンマルShammar山地に接する。一般に,砂漠のうちとくに砂礫層が厚くひろがる種類のもの…
幸福なアラビア こうふくなアラビア
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
小泉 浩太 コイズミ コウタ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の志士 生年明治36(1903)年6月27日 没年(没年不詳) 出身地東京・日本橋区北新堀町(現・中央区) 経歴東京・代々木で在日タタール人指…
アフロ‐アジア‐ごぞく【アフロアジア語族】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中東地域を中心にアフリカ・アジア両大陸にまたがって分布する互いに親族関係にある可能性が強い諸言語の総称。セム‐ハム語族とも。アラ…
アラー
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [アラビア語] Allāh )[ 異表記 ] アッラー イスラム教における唯一神。アラブ人の信仰による天地創造の神アラを、マホメットがイスラム教の唯一神…
リッダ Ridda
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 語義はアラビア語で,「背教」「棄教」であるが,具体的には 632年6月,イスラムの開祖ムハンマドが死ぬと,彼と個別に盟約を結んでいたアラビア半島…
コーヒー
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 語源はアラビア語のカフワ。15世紀初めにエチオピアから栽培,飲用の習慣が南アラビアに伝わり,夜に修行するスーフィーたちの間で眠気を払うために…
カサブランカ(Casablanca)
- デジタル大辞泉
- 《スペイン語で、白い家の意》モロッコ最大の都市。大西洋に面する港湾都市で、商業や金属・化学などの工業が盛ん。アラビア語名、ダルエルベイダ。…
ポート・スーダン
- 百科事典マイペディア
- スーダン北部,紅海岸の港湾都市。アラビア語ではブーラ・スーダーン。スーダン唯一の海港で同国貿易の大半を扱う。主要輸出品は綿花。近代的な港湾…
プトレマイオス Ptolemaios[ギリシア],Ptolemy[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 生没年不詳アレクサンドリアの天文学者,地理学者,数学者。2世紀頃のその地球中心の宇宙体系説を述べた『天文学大全』はアラビア語にも訳され,近世…
岩地のアラビア いわちのアラビア
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アハガル山地【アハガルさんち】
- 百科事典マイペディア
- アラビア語ではホガール。アルジェリア南部,サハラ砂漠中部の火山性の山塊。最高峰タハト山(2918m)。北東部にはタッシリ・ナジェール遺跡がある。…
シャー
- 百科事典マイペディア
- シャーフとも。王,皇帝,君主,イランの支配者を意味する語。アラビア語のマリク(王)やスルタンとほぼ同義だが,近世ペルシア語がイスラム圏の宮…
アルカリ(alkali)
- デジタル大辞泉
- 《もとアラビア語で、海の草の灰の意》水に溶けて塩基性を示す物質の総称。ふつう、アルカリ金属・アルカリ土類金属の水酸化物をいう。[類語]塩基・…
ザンジュの乱(ザンジュのらん) Zanj
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アリー・ビン・ムハンマドが,アッバース朝下の南イラクで起こした反乱(869~883年)。ザンジュはアラビア語で「黒人」を意味し,反乱に貧農階級のほ…
a・ra・bi・zar, [a.ra.ƀi.θár/-.sár]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [97][他] アラブ[アラビア]風にする,アラビア様式に変える.━~・se[再] アラブ[アラビア]風になる.
スーク‐アル‐ミルフ(Suq al-Milh)
- デジタル大辞泉
- イエメンの首都サヌアの旧市街にある2000年以上の歴史をもつ野外市場。アラビア語で「塩の市場」を意味し、紅海からもたらされた塩が売られたことに…
マクラメ‐レース
- デジタル大辞泉
- 《〈和〉macramé〈フランス〉+lace》《マクラメはもとアラビア語で飾り房の意》手芸の一。ひもや糸などを結び合わせながらいろいろな幾何学的模様を…
コプト‐ご【コプト語】
- デジタル大辞泉
- ハム諸語の一つで、古代エジプト語を継承する言語。エジプトのキリスト教徒によって広く話されたが、のちアラビア語に圧迫され、16世紀にはほとんど…
アラジン
- 百科事典マイペディア
- 《千夜一夜物語》の中の登場人物。ただしアラジンの物語は原典にはなく,アラビア語のある説話を東洋学者ガランがフランス語訳本に入れて流布した。…
イブヌル・ムカッファー いぶぬるむかっふぁー Abd allāh ibn al-Muqaffā (722―757ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イラン系のアラビア語著述家。ゾロアスター教徒だった父ダーザワイフは、イスラム教徒のための収税人をしていて、アラブ役人に痛めつけられ、「手の…
グンデシャープール Gunde-shāpūr
- 改訂新版 世界大百科事典
- イラン南西部のフージスタン州にあったササン朝ペルシア時代の都市。260年,シャープール1世がローマ軍捕虜を植民して建設した。その後西方から来住…
ヒジュラ
- 百科事典マイペディア
- ヘジラとも。622年7月16日預言者ムハンマドがメッカからメディナへ計画的に移住したこと。聖遷・遷都とも。元来はアラビア語で移住の意。この日がヒ…
唐版・風の又三郎
- デジタル大辞泉プラス
- 唐十郎の戯曲。1974年、劇団状況劇場が東京湾・夢の島にて初演。同劇団は同年、「パレスチナの風の又三郎」の題で本作のアラビア語版をレバノン・シ…
イフワーン・アッサファー
- デジタル大辞泉プラス
- 10世紀頃のイラクで結成されたイスラム教シーア派の宗教哲学者による秘密結社。アラビア語で“純粋な兄弟たち”の意。論文集「ラサーイル・イフワーン…
リフ族 リフぞく Rif; Riffi; Riffian
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラビア語でエルリフ (辺境) という意の,モロッコ北東部に住むベルベル人の総称。形質的にはベルベル人のなかで最も色白で,半数以上が明るい髪と…
sukuk
- 英和 用語・用例辞典
- (名)イスラム債 イスラム債券 スクーク (=Islamic bonds(イスラム・ボンド):sukukはアラビア語sakkの複数形。シャリーア(イスラム法)の規定の範囲内…
ヒジュラ hijra
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 「移住」を意味するアラビア語。「聖遷」ともいわれる。歴史的術語としては,メッカからメディナへのムハンマドの移住をさす。イスラーム暦(ヒジュラ…
ピコ=デラ=ミランドラ Giovanni Pico della Mirandola
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1463〜94イタリアの哲学者,人文主義者博学でギリシア語・ヘブライ語・アラビア語に通じ,新しい人間観の確立につとめた。特にプラトンとアリストテ…
マルタ語【マルタご】
- 百科事典マイペディア
- マルタ共和国の公用語で,アラビア語の一方言。セム語族に属する。ただし種々の国の勢力下にあったため,非セム語(特に英語,イタリア語)からの借…
アラビア・ペトレア Arabia Petraea
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シナイ半島を含む北西アラビアをさす。ローマ人が「岩地のアラビア」と呼んだ地方で,アラビア・フェリクス(幸福なアラビア)およびアラビア・デセ…
シャステル‐ブラン(Chastel Blanc)
- デジタル大辞泉
- シリア西部の都市サフィータにある城。アラビア語名ブルジュサフィータ。十字軍の拠点だった時代に、テンプル騎士団によって城が築かれた。高さ27メ…
シャビシュー
- デジタル大辞泉プラス
- 《Chabichou》フランスのポワトゥ地方で生産されるチーズ。形は円錐台状。「シャビ」とも。いずれもアラビア語の「シェブリ(山羊)」を語源とし、山…
アビシニア高原 あびしにあこうげん Abyssinia Plateau
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アフリカ大陸北東部にあるエチオピア高原の旧名。アビシニアとはアラビア語のエルハベシャEl Habeshaに由来し、侮蔑(ぶべつ)的響きを伴うので現在は…
オベイド
- 百科事典マイペディア
- スーダン中部の都市。アラビア語ではウバイド。エジプト領時代からの商業の中心地で,付近の農産物の集散地。ハルツームと鉄道で連絡する交通の要地…
ガージー Gâzî
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラビア語でガザー (聖戦) のために戦う人を意味する。オスマン帝国史上では,その草創期にビザンチン帝国領内の人々と交易し,ときには略奪を行な…
おんいん‐こうたい(オンヰンカウタイ)【音韻交替】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文法的機能を損わない範囲で、ある語中のある音素が他の音素と互いに交替すること。印欧語、アラビア語等の母音交替のほか、日本語の連濁…
ユーフラテス川 ユーフラテスがわ Euphrates
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 西アジア,トルコ東部のアルメニア高原に源を発し,下流でティグリス川と合流,ペルシア湾に注ぐ川アラビア語で「フラート」という。ティグリス・ユ…
アルジャジーラ Al-Jazeera
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラビア語のニュース専門放送を行なうカタールの衛星テレビ。局名のジャジーラはアラビア語で半島を意味する。 1996年カタール政府などの出資で設立…