きつね‐の‐ぼたん【×狐の×牡丹】
- デジタル大辞泉
- キンポウゲ科の多年草。山野の湿地や田のあぜに生え、高さ20~60センチ。茎は中空。葉は3枚の小葉からなる複葉。春から秋に、黄色のつやのある5弁花…
キップ‐の‐そうち〔‐サウチ〕【キップの装置】
- デジタル大辞泉
- オランダの化学者キップ(Kipp)が発明した、固体物質と液体物質を反応させて連続的に気体を発生させるガラス製の装置。実験室で二酸化炭素・硫化水…
き‐の‐いわい〔‐いはひ〕【喜の祝(い)】
- デジタル大辞泉
- 「喜の字の祝い」に同じ。
昨日きのうの今日きょう
- デジタル大辞泉
- 事が起こってから1日しかたっていない今日。「昨日の今日なのにもう言うことが違う」
きのめ‐だち【木の芽立ち】
- デジタル大辞泉
- 春、木の芽が出るころ。
きゃら‐の‐き【×伽羅の木】
- デジタル大辞泉
- キャラボクの別名。
河童かっぱの川流かわながれ
- デジタル大辞泉
- 泳ぎのうまい河童でも、水に押し流されることがある。その道の名人でも、時には失敗することがあることのたとえ。弘法にも筆の誤り。猿も木から落ち…
瓜田かでんの履くつ
- デジタル大辞泉
- ⇒瓜田に履くつを納いれず
金槌かなづちの川流かわながれ
- デジタル大辞泉
- 《金槌を水に入れると、柄は浮くが頭部は沈むところから》頭の上がらないことのたとえ。また、出世の見込みがないことのたとえ。[類語]梲うだつが上…
金かねの世よの中なか
- デジタル大辞泉
- 金銭の力でどうにでもなる世の中。
かねざわ‐の‐き〔かねざは‐〕【金沢の柵】
- デジタル大辞泉
- 秋田県横手市金沢にあった古代の城柵じょうさく。後三年の役に清原氏が拠り、源義家に滅ぼされた。かねざわのさく。
か‐の‐おば【蚊の×姥】
- デジタル大辞泉
- ガガンボの別名。
かぶと‐の‐お〔‐を〕【×兜の緒】
- デジタル大辞泉
- 兜の鉢についていて、あごのところで結ぶひも。忍びの緒。
かまくら‐の‐だいぶつ【鎌倉の大仏】
- デジタル大辞泉
- 神奈川県鎌倉市高徳院にある、高さ3丈5尺(約11.39メートル)の阿弥陀如来の銅の鋳像。建長4年(1252)造立。室町期に仏殿が倒壊し、今日まで露座の…
かみなり‐の‐じん〔‐ヂン〕【▽雷鳴の陣】
- デジタル大辞泉
- 平安時代、雷鳴のときに宮中に臨時に設けられた警固の陣。近衛大将・次将が清涼殿の孫庇まごびさしに伺候しこうし、弦打つるうちして天皇を守護し、…
かみ‐の‐て【神の手】
- デジタル大辞泉
- ⇒ゴッドハンド
かめ‐の‐かがみ【亀の▽鑑】
- デジタル大辞泉
- 《「亀鑑きかん」を訓読みにした語》手本。規範。「あづまの―にうつさば、曇らぬ影もや現はるると」〈十六夜日記〉
かや‐の‐あぶら【×榧の油】
- デジタル大辞泉
- 榧の実からしぼりとった上等の植物油。食用・灯用・理髪用とする。
からす‐の‐きゅう〔‐キウ〕【×烏の×灸】
- デジタル大辞泉
- 子供などの口のわきにできる白いただれ。
かりいお‐の‐まつり〔かりいほ‐〕【仮庵の祭】
- デジタル大辞泉
- ユダヤ教の三大祭りの一。祖先がエジプト脱出後、荒野をさまよった生活を記念して、野外に仮小屋を設けて起居し、秋のぶどうや他の果実の収穫を神に…
かるかや‐の【刈る×萱の】
- デジタル大辞泉
- [枕]刈った萱の穂は乱れやすいところから、「ほ」「みだる」にかかる。「―乱れてあれど」〈古今・雑体〉
きよめ‐の‐しお〔‐しほ〕【清めの塩】
- デジタル大辞泉
- 不浄を清めるための塩。葬式から帰ったときに用いる塩や、力士が仕切りの際に土俵にまく塩などをいう。
きんもん‐の‐へん【禁門の変】
- デジタル大辞泉
- ⇒蛤御門はまぐりごもんの変
クイリナーレ‐の‐おか〔‐をか〕【クイリナーレの丘】
- デジタル大辞泉
- 《Colle Quirinale》イタリアの首都ローマにある丘。ローマの七丘の一。現在、大統領官邸になっているクイリナーレ宮殿、憲法裁判所であるコンスルタ…
あかつきのだっそう【暁の脱走】
- デジタル大辞泉
- 谷口千吉監督・脚本による映画の題名。昭和25年(1950)公開。原作は田村泰次郎の小説「春婦伝」で、共同脚本は黒沢明。出演、池部良、小沢栄、山口…
くさ‐の‐こう〔‐カウ〕【草の香】
- デジタル大辞泉
- 香草の名。香うんこう。くさのか。〈和名抄〉
くさ‐の‐まくら【草の枕】
- デジタル大辞泉
- 「草枕くさまくら」に同じ。「夜を寒み置く初霜を払ひつつ―にあまたたび寝ぬ」〈古今・羇旅〉
くさ‐の‐み【草の実】
- デジタル大辞泉
- 草に生なる実。特に、秋草の実。《季 秋》「―も人にとびつく夜道かな/一茶」[類語]実・果実・木の実・青果
くじ‐の‐やく【×籤の役/▽孔子の役】
- デジタル大辞泉
- 室町幕府の職名。毎年正月の評定始めの式で、政務の会議で発言する人を決めるためのくじを出す役。
くじゃく‐の‐ま【孔雀の間】
- デジタル大辞泉
- 平安京内裏の校書殿きょうしょでん東庇ひがしびさしの北にあった部屋。
かんてん‐の‐じう【干天の慈雨】
- デジタル大辞泉
- 日照り続きのときに降る、恵みの雨。待ち望んでいた物事の実現、困っているときにさしのべられる救いの手にたとえる。
かんながら‐の‐みち【随=神の道】
- デジタル大辞泉
- 神代から伝わってきて、神の御心のままで人為の加わらないまことの道。神道しんとう。
かんなり‐の‐つぼ【雷鳴の壺】
- デジタル大辞泉
- 「かみなりのつぼ」に同じ。「―に人々集まりて」〈古今・秋上・詞書〉
きく‐の‐ま【菊の間】
- デジタル大辞泉
- 江戸城中本丸の表座敷の一。3万石以下の譜代大名、大番・書院番・小姓組番の各頭などの詰め所。襖ふすまに菊が描かれていた。
犬馬けんばの養やしない
- デジタル大辞泉
- 《「論語」為政から》犬や馬にえさを与えるのと同じように、父母を養うのに、ただ衣食を与えるだけで敬意が伴わないこと。
こい‐の‐せきもり〔こひ‐〕【恋の関守】
- デジタル大辞泉
- 恋を妨げる者のたとえ。「誰たがうきゆゑぞ―」〈菟玖波集・恋上〉
こい‐の‐つま〔こひ‐〕【恋の▽端】
- デジタル大辞泉
- 恋のきっかけ。「今は何につけてか心をも乱らまし。似げなき―なりや」〈源・真木柱〉
こい‐の‐やっこ〔こひ‐〕【恋の▽奴】
- デジタル大辞泉
- 恋に支配されている身を、人に使われる奴やっこにたとえていう語。恋のとりこ。恋の奴隷。「徒いたづらに、―になり果てて」〈謡・恋重荷〉
こい‐の‐やまい〔こひ‐やまひ〕【恋の病】
- デジタル大辞泉
- 「恋煩わずらい」に同じ。
こい‐の‐やまじ〔こひ‐やまぢ〕【恋の山路】
- デジタル大辞泉
- 「恋の山」に同じ。「―にまよふころかな」〈浜松・一〉
こい‐の‐やみ〔こひ‐〕【恋の闇】
- デジタル大辞泉
- 恋のために理性を失っている状態をたとえていう語。恋の闇路やみじ。
こうかい‐の‐かいせん〔クワウカイ‐〕【黄海の海戦】
- デジタル大辞泉
- 日清戦争中の明治27年(1894)9月、日本連合艦隊が黄海で、清国北洋艦隊を破った戦い。日露戦争中の明治37年(1904)8月、日本連合艦隊が黄海で、旅…
こうか‐の‐ほうそく〔カウクワ‐ハフソク〕【効果の法則】
- デジタル大辞泉
- 心理学で、試行錯誤による学習の際、快状態をもたらす効果のある行動は生起しやすくなるという法則。米国のソーンダイクが提唱。
向上こうじょうの一路いちろ
- デジタル大辞泉
- 禅宗で説く、言語・思考の及ばない最上の境地。
こうぜん‐の‐き〔カウゼン‐〕【×浩然の気】
- デジタル大辞泉
- 《「孟子」公孫丑上から》1 天地にみなぎっている、万物の生命力や活力の源となる気。2 物事にとらわれない、おおらかな心持ち。「浩然の気を養う」
かき‐の‐たね【柿の種】
- デジタル大辞泉
- カキの種子に似せた、唐辛子を利かせた醤油味のあられ。
かぎり‐の‐こと【限りの事】
- デジタル大辞泉
- 死者を葬るための行事。葬儀。「御心地をあながちにしづめ給ひて、限りの御事どもし給ふ」〈源・御法〉
かぎり‐の‐つき【限りの月】
- デジタル大辞泉
- 12月の異称。極月ごくげつ。師走。かぎりづき。
かく‐の◦ごとし【×斯くの▽如し】
- デジタル大辞泉
- [連語]《副詞「かく」+格助詞「の」+比況の助動詞「ごとし」》このようである。「状況は―◦ごとく楽観を許さない」
かざし‐の‐は【×翳しの羽】
- デジタル大辞泉
- 「翳さしは」に同じ。