デジタル大辞泉
「グアヤコール」の意味・読み・例文・類語
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グアヤコール
- 〘 名詞 〙 ( [英語] guaiacol ) ブナの木のタールなどからとる無色の油状液または結晶。化学式 C7H8O2 クレオソートの主成分で、特異な臭気をもつ。防腐剤、去痰(きょたん)剤に用いる。〔最新百科社会語辞典(1932)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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グアヤコール(データノート)
ぐあやこーるでーたのーと
グアヤコール

分子式 C7H8O2
分子量 124.1
融点 28.3℃
沸点 205℃
屈折率 (n
) 1.5411
グアヤコール
ぐあやこーる
guaiacol
正しくはo(オルト)-メトキシフェノールあるいは2-メトキシフェノールという。グアヤック樹脂の乾留によって得られたのでこの慣用名がある。またブナの木(もく)タール中にも含まれる。特異臭のあるやや黄みを帯びた白色の結晶。1,2-ジヒドロキシベンゼン(慣用名カテコール)やo-メトキシアニリン(慣用名o-アニシジン)から製造される。香料のバニリンの製造に利用される。水にはわずかにしか溶けないが、有機溶媒に溶ける。
[徳丸克己]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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グアヤコール
guaiacol
ο-メトキシフェノール,カテコールモノメチルエーテルともいう。化学式 C6H4(OCH3)OH 。カテコールのメチル化によってつくられる。グアヤク脂の乾留物に存在する。 28℃で固化する。特異臭のある白色か淡黄色の固体で,光や空気の存在で褐色を帯び,液体になりやすい (沸点 204~206℃) 。バニリンの実験室的製造原料,去痰剤として使われる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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「グアヤコール」の意味・わかりやすい解説
グアヤコール
クレオソールとともにクレオソートの主成分をなすフェノール類。特異の芳香を有する結晶。融点28.3℃,沸点205℃。水に難溶,多くの有機溶媒に可溶。塩化第二鉄水溶液により緑色を呈する。ブナの木タールの分留,カテコールのアルカリ性水溶液に硫酸ジメチルの作用などで得られる。防腐殺菌薬。歯科の消毒,鎮痛,腸内発酵抑制の目的で用いることがある。(図)
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世界大百科事典(旧版)内のグアヤコールの言及
【クレオソート】より
…木材の乾留によって得られる,ほとんど無色か淡黄色の油状の液体で,煙のような臭気と強い焼くような味がする。グアヤコールとクレオソールを主成分として,その他高級フェノール類の混合物。初期にはブナが用いられたが,現在ではカシ,モミジ,マツなども使用される。…
※「グアヤコール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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