最新 地学事典 「スティルプノメレン」の解説
スティルプノメレン
stilpnomelane
IMAのリストでは,(K, Ca, Na)(Fe, Mg, Al)8(Si, Al)12(O, OH)36・nH2Oの化学組成をもつ鉱物。しかし,スティルプノメレン系鉱物の総称としてとらえられてきた。ふつうはフェロスティルプノメレン(ferrostilpnomelane,
執筆者:加藤 昭・岩崎 正夫・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
stilpnomelane
IMAのリストでは,(K, Ca, Na)(Fe, Mg, Al)8(Si, Al)12(O, OH)36・nH2Oの化学組成をもつ鉱物。しかし,スティルプノメレン系鉱物の総称としてとらえられてきた。ふつうはフェロスティルプノメレン(ferrostilpnomelane,
執筆者:加藤 昭・岩崎 正夫・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
層状珪酸塩鉱物(けいさんえんこうぶつ)の一つで、ねじれた葉片状結晶の集合で産することが多い。外観は黒雲母(くろうんも)によく似ているため、肉眼での両者の区別はむずかしい。結晶片岩を構成する鉱物の一つとして多量に産する。緑簾(りょくれん)石、緑泥(りょくでい)石、石英などを伴うほか、しばしば磁鉄鉱、赤鉄鉱、黄鉄鉱からなる層状鉄鉱床中にもみられる。また変成層状マンガン鉱床からはマンガンに富むものが産する。そのほか、スカルンから方解石、灰鉄ざくろ石などに伴って産する。日本では埼玉県長瀞(ながとろ)町付近、徳島県三好(みよし)市山城町小歩危(こぼけ)付近にりっぱなスティルプノメレン片岩がみられ、黒白の縞(しま)模様が美しい。そのため俗に虎岩(とらいわ)などといわれる。緑色系統のものは第一鉄を多く含み、褐色系統のものは第二鉄を多く含む。名称は、黒く輝くという意味のギリシア語に由来する。
[松原 聰]
スティルプノメレン
英名 stilpnomelane
化学式 (K,H2O)(Fe2+,Fe3+)8(Si,Al)12(O,OH)36・2H2O
少量成分 Mn,Mg
結晶系 三斜
硬度 3~4
比重 2.6~3.0
色 褐,黒褐,黒緑,灰緑
光沢 真珠
条痕 淡褐,淡緑
劈開 一方向に完全
(「劈開」の項目を参照)
その他 カリウムに富むものから,ほとんど
カリウムを含まないものまである
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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