日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャツネ」の意味・わかりやすい解説 チャツネちゃつねchutney ヒンディー語のchatniに由来するインドの保存食。カレー料理の薬味としても欠かせない。各種のフルーツにコリアンダーなどの香草、トマトや青トウガラシなどの野菜類を刻むか、すりつぶすかして、酢、砂糖、スパイスとともに煮込む。本来は家庭でつくられるもので、材料の組合せは多数あり、味も甘口、辛口自由自在である。市販の瓶詰のマンゴーチャツネはとくにカレーの薬味として重宝だが、欧米ではそれ以外の材料でできたものを冷たい肉料理の薬味に利用、日本では福神漬けで代用している。[碧海酉癸] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例