アメリカの生化学者。イリノイ大学、コーネル大学に学ぶ。コーネル大学助教授、準教授を経て(1948~1957)、同大学内の農務省植物土壌栄養研究所研究員(1957~1964)、1964年よりコーネル大学教授、1968年ソーク生物学研究所所員となる。1965年アルバート・ラスカー賞、1968年、遺伝情報の解読とそのタンパク合成における役割の解明により、ニーレンバーグ、コラーナとともにノーベル医学生理学賞を受賞する。
1950年代の中ごろより、クリックによってその存在が仮定されていた、タンパク質合成を仲介するアダプターRNA(リボ核酸)の研究を始め、それぞれのアミノ酸には別のRNAがあることをみいだした。さらにアラニンtRNAを単離、部分分解し、1965年にその一次構造を決定した。その後は哺乳(ほにゅう)類細胞の細胞分裂制御因子の研究を行う。
[石館三枝子 2018年11月19日]
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…葉の形から和名にヒイラギを用いるが,モクセイ科で黒紫色果をつける本物のヒイラギとはまったく縁がない。 北アメリカ東・中部でホリーhollyと呼ばれるのは,I.opaca Ait.(英名American holly)で,葉がやや薄く,花は当年枝の葉腋に単生し,果実は暗赤色に熟する。中国産のヒイラギモチI.cornuta Lindl.(一名シナヒイラギ)は3~4mの低木で,葉は四角状長楕円形になり,とくに先端の3個のとげが大きい。…
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