コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アケメネス朝美術 アケメネスちょうびじゅつ Achaemenid art

2件 の用語解説(アケメネス朝美術の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アケメネス朝美術
アケメネスちょうびじゅつ
Achaemenid art

アケメネス朝治下の古代イラン美術。代表的なものとして,壮大なペルセポリスの遺跡がある。大基壇と列柱からなり,壁面には神獣や人物などの写実的で力強い石の浮彫装飾がみられる。工芸では金銀器に優れた製品があり,主題には伝統的な動物意匠が用いられている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

アケメネスちょうびじゅつ【アケメネス朝美術】

アケメネス朝は,西アジア(メソポタミア),小アジアから中央アジアに及ぶ広大で多様な領域を支配下に収めた。そのため同朝は,帝国内の各地域にすでに存在していた多くの美術から諸要素を摂取し,それらを一定の趣向ないし理念に従って折衷・融合して,これ以上発展の余地がないほど完成された宮廷様式を確立し,それを全土に広めた。同朝の美術は原則として帝王や貴族の趣向に合致した世俗的なものであり,宗教美術民衆芸術と呼ぶものは実在しなかった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のアケメネス朝美術の言及

【ササン朝美術】より

…ササン朝美術は,宗教と一体となった帝王の権威を誇示することを目的としたもの,ないしは帝王を中心とする宮廷貴族文化に関係したものが大半を占める。ササン朝美術の形成にあたりアケメネス朝美術の伝統をふまえ,前代のパルティア美術,同時代のローマ,ビザンティン美術の摂取総合がなされた。そこにはイラン民族のすぐれた装飾感覚とササン朝独特の写実主義との調和がみられ,高い完成度に達して,イランの古典美術となった。…

※「アケメネス朝美術」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

アケメネス朝美術の関連キーワードアケメネス朝チグリス川メソポタミアメソポタミア美術メソポタミア文明青のメソポタミアメソポタミヤの殺人人面獣身像メソポタミア派メソポタミア平原

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone