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アサツキ

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栄養・生化学辞典の解説

アサツキ

 [Allium schoenoprasum var. foliosum].ユリ目ネギ科ネギ属の多年草で,薬味などに用いる.

出典|朝倉書店
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百科事典マイペディアの解説

アサツキ

ユリ科ネギ属の野菜。古くから栽培され,日本各地に野生化もしている。葉は青緑色で細い円筒形。分げつが多く,長卵形の鱗茎を結ぶ。9月中旬に分球を定植する。発芽した地上部は冬に枯れるが,春になると新葉を出す。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アサツキ
あさつき / 浅葱・糸葱
[学]Allium schoenoprasum L. var. foliosum Regel

ユリ科の多年草。別名センボンワケギ。地下に長さ1.5~2.5センチメートルラッキョウのような形の鱗茎(りんけい)がある。葉は幅3~5ミリメートル、長さ15~40センチメートルの円筒形。花期は6~7月。花茎は高さ40~60センチメートルに伸び、頂端に多数の紫紅色の花をねぎ坊主状につける。花被片(かひへん)は長さ9~12ミリメートル。花期後にゴマ状の種子ができ、夏には地上部が枯死する。秋にふたたび芽生えて、冬にはほとんど葉が枯れる。北海道、本州、四国、シベリアの山地の草原に生え、また食用の目的で栽培もされる。[星川清親]

栽培

9月に鱗茎を分けて植え付け、2~3月に若い葉を鱗茎とともに収穫する。東京近郊や東北地方に栽培が多く、一部には温泉利用の促成栽培もある。野生のアサツキは2n=16の二倍体であるが、栽培アサツキの一部には2n=24の三倍体が知られている。[星川清親]

料理

アサツキが食用にされた歴史は古く、平安時代にはすでに記録がある。栄養的には、タンパク質2.5%、脂質0.1%、糖質4.7%、繊維1.2%、灰分1.0%(生重当り)を含む。葉と鱗茎を湯がいて、おひたし、和(あ)え物、酢の物にする。また、なまのまま刻んで薬味にもする。鱗茎はラッキョウと同様、甘酢に漬ける。古来、上巳(じょうし)の節句(陰暦3月3日)には、アサツキをアサリのむきみなどと酢みそ和えにした、浅葱(あさつき)なますをつくる習わしがあった。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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