コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イソキノリン イソキノリン isoquinoline

3件 の用語解説(イソキノリンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イソキノリン
イソキノリン
isoquinoline

キノリンの異性体で,3,4-ベンゾピリジンともいわれる。塩基性物質としてアニリンとともにコールタールに含まれる。無色板状晶または液体。融点 27℃,沸点 243℃。医薬,農薬,染料などの合成原料。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

イソキノリン【isoquinoline】

縮合環式化合物の一つ。キノリンの異性体で,3,4‐ベンゾピリジン,2‐アザナフタレンともいう。1885年にコールタール中から初めて単離され,ガブリエルS.Gabrielにより合成された。石油原油中にも含まれる。ベンズアルデヒドのような特有のにおいをもつ。無色の吸湿性固体で,融点26.0℃,沸点242.5℃。水にはほとんど不溶,有機溶媒には可溶である。キノリンより強い塩基で,塩基解離指数pKb=8.62(20℃)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イソキノリン
いそきのりん
isoquinoline

環内に窒素原子を含む複素環式芳香族化合物の一つ、2-アザナフタレンともいう。コールタール中に存在し、硫酸塩としてコールタールから分離する。ベンズアルデヒドとアミノアセタールの縮合により合成できる。
 キノリンの異性体、無色の固体で、悪臭をもつ。普通の有機溶媒に溶けるほか、酸類には塩をつくって溶ける。抗マラリア剤などの医薬、染料、殺虫剤などの合成原料としての用途をもつ。[廣田 穰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

イソキノリンの関連キーワード異節環式化合物環式化合物多環式化合物非環式化合物複素環式化合物脂環式化合物ヘテロ環式化合物アウエルス‐スキタ則炭素環式化合物縮合環式化合物

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone