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イヌホオズキ イヌホオズキSolanum nigrum; nightshade

4件 の用語解説(イヌホオズキの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イヌホオズキ
イヌホオズキ
Solanum nigrum; nightshade

ナス科の一年草で山野に生え,日本全土をはじめ世界の熱帯,暖帯に広く分布する有毒植物。茎の高さは 60~90cmに達し,分枝してよく茂る。葉は互生し,卵形でとがり,全縁である。夏から秋にかけて,緑色の茎の節間に細い柄を出し,その先に白色の小花が数個群がってつく。

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百科事典マイペディアの解説

イヌホオズキ

ナス科の一年草。路傍,畑,荒地などにはえ,全世界に広く分布。茎はよく枝を分けて広がり,高さ60〜90cm。葉は卵形で互生する。花は夏〜秋に咲き,白色で径7〜10mm,皿形で5裂する。

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世界大百科事典 第2版の解説

イヌホオズキ【black nightshade】

畑や道端などに普通にみられるナス科の一年草(イラスト)。世界中の熱帯・温帯域に広く分布し,ソラニンsolanineなどのアルカロイドを含む有毒植物である。茎はよく分枝し,高さ20~90cmで平滑。葉は互生し,卵形で裏面は白みを帯びる。散形花序は茎の節間につく。これはナス科にしばしばみられる特徴で,茎と葉柄が合着したものと説明されているが,形態学的にはきわめて興味深い性質である。花は8~10月に咲き,花冠は白色,5深裂し平開する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イヌホオズキ
いぬほおずき / 犬酸漿
[学]Solanum nigrum L.

ナス科の一年草。茎は高さ30~60センチメートル、葉は互生し、卵形で先は短くとがる。8~10月、節間の途中に花軸を出し、散形状に白色の5弁花を下向きに開く。果実は球形で黒く熟す。日本全土、世界の温帯から熱帯にかけて広く分布する。全草有毒であるが、また薬にもする。テリミノイヌホオズキS. nodiflorum Jacq.は葉の先が鋭くとがり、花や種子は小形である。有毒植物。四国、九州、沖縄の暖地に分布する。[高橋秀男]
 なお、中国では竜葵(りゅうき)と称して、根と種子を清熱、解毒、消腫(しょうしゅ)に用いる。全体にソラニンというアルカロイドが存在するので、未熟な果実を食べた子供が死亡した例もある。[長沢元夫]

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