出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
油性ワニスやスタンド油に、展色剤として顔料を加えて練ったもの。使用時には溶剤で希釈して適当な粘りぐあいに調製する。その塗膜は滑らかでガラスのような光沢をもつ。ワニスの種類によって自然乾燥用エナメルと、80~150℃に加熱して乾燥する焼付けエナメルとがあり、いずれも短時間で強靭(きょうじん)な塗膜が得られるので、家具や室内の塗装に、また各種金属製品への焼付け塗装に用いられている。
[垣内 弘]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
展色剤として脂肪油のかわりに,油ワニスやスタンド油を使用するものをいう.その塗膜はなめらかでガラスのような光沢をもつ.一般には,顔料を油ワニスまたはスタンド油と練り合わせたものをボイル油やテレビン油または同じ展色剤で希釈して使用する.白色顔料としては亜鉛華,有色顔料としてはべんがら,紺青,カーボンブラックなどが使用される.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…特定条件のもとで,特殊な方法で塗装される工業用塗料(たとえば焼付け用)にはコーティングcoatingの語のほうが多く使用されるが,はっきりした区別はない。光沢のあるペイントはエナメルあるいはエナメルペイントともいわれる。狭義には顔料をボイル油で練り合わせた油性塗料をいい,一般にペンキという場合にはこれを指すことが多い。…
※「エナメルペイント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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