ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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トルクメニスタンにある大砂漠。西から南にかけてはコペトダーク山地とカラビリ高地に、東はアムダリヤに、西は古ウズボイ川によって境される。面積約35万平方キロメートル。「カラクム」はトルコ語で「黒い砂」の意。地表面の5~10%はサクサウール(アカザ科)、スゲ、ヨモギ類がまばらに茂り、ほかは砂丘、飛砂、板状の堅い粘土層で覆われる。極端な大陸性気候で、年降水量は60~150ミリメートル、その70%が1~4月に降る。7月の平均気温は28~34℃、日較差は最高50℃、地表面では80℃に上ることもある。1月の平均気温は南部で3℃、北部で零下5℃、ときに零下20℃にもなり、雪が降る。人口はアムダリヤや南部のテジェン川、ムルガブ川などの河川に沿ったオアシスに集中している。薄い塩分を含んだ豊富な地下水が、6000個以上の井戸でくみ上げられ、放牧に利用される。家畜飼養農場、ラクダ種畜場、畜産農場が数多くつくられている。砂漠中央部のセールヌイ・ザボードでは硫黄(いおう)が採掘され、また砂漠北半部のザウングスキー・カラクムには天然ガスが埋蔵されている。キャラバン・ルート(隊商路)が砂漠を南北に縦断し、また南縁には鉄道が通じて物資輸送の動脈となっている。砂漠の南部に灌漑(かんがい)の目的で、カラクム運河が開かれた。また、砂漠の北西端、ウスチュルト台地との間にあった盆地にアムダリヤからの導水によって湖が生じた。
[小宮山武治]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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