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キュリロス[エルサレム] Kyrillos; Cyril of Jerusalem

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キュリロス[エルサレム]
Kyrillos; Cyril of Jerusalem

[生]315頃.エルサレム
[没]386.3.18.
エルサレムの司教,教会博士,聖人。ニカイア信条の熱心な擁護者であったことからアリウス派の教会会議によって迫害され (357,360) ,その後ユリアヌス帝に呼戻されたが (361) ,ウァレンチヌス帝により流刑に処せられた (367~378) 。のちコンスタンチノープル公会議 (381) に出席,ホモウシオスの信仰を確認しエルサレム教会の信条を朗読した。その主著には四旬節から復活祭にかけて行なった教理講義録としての『カテケーシス』があり,特に第2部にはエルサレム信条が説明されており,ニカイア=コンスタンチノープル信条のための重要な資料である。彼は終始アリウス派には反対し,また聖餐におけるキリストの現存を実体変化説によって解釈し,聖餐論の発展に寄与した。祝日は3月 18日。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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