グリーンニューディール(英語表記)Green New Deal

デジタル大辞泉の解説

環境保全・再生可能エネルギーなどの産業分野に大規模な投資を行い、新たな雇用を創出し、経済活性化を目指す政策従来の道路・ダム建設などの公共事業ではなく、環境ビジネスに投資することで、地球温暖化対策など環境問題への取り組みと経済再生の両立をはかるものとして期待されている。太陽光風力バイオマスなど再生可能エネルギーの利用拡大、電気自動車プラグインハイブリッド車燃料電池自動車などの次世代自動車の開発・普及など、さまざまな取り組みが各国で行われている。緑の内需。→グリーンジョブ
[補説]世界大恐慌時に米国ルーズベルト大統領が行ったニューディール政策に由来する名称オバマ大統領は、自然エネルギー等に10年間で1500億ドルを投資し、500万人の新規雇用を創出すると表明して注目された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

2008年7月にNEFニュー・エコノミクスファンデーションが出版した報告書の名称。地球温暖化と世界金融危機と化石燃料源の枯渇の三つの危機を解決するための政策提言で,とくに再生可能エネルギー資源の創出のための財政出動を打ち出している。2008年,世界同時不況に見舞われた各国の経済政策でこうした方向に沿った動きがさかんになった。とくに2009年1月に就任した米国オバマ大統領が再生可能エネルギーへの1500億ドルの投資と公共施設の省エネで数百万の雇用創出を表明したことで,大恐慌時代のニューディール政策との対比して世界不況克服への政策的期待が高まっている。

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