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ケーラー ケーラー Kähler, Martin

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケーラー
ケーラー
Kähler, Martin

[生]1835.1.6. ノイハウゼン
[没]1912.9.7. ハレ
ドイツプロテスタント神学者。ハレ大学講師 (1860) ,ボン大学助教授 (64) を経て,ハレ大学教授 (67) 。特に J.ベックの影響下に聖書主義的神学を立てた。 F.トールックの感化で信仰復興運動に関心をもち敬虔主義に近づいた。

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ケーラー
ケーラー
Köhler, Wolfgang

[生]1887.1.21. タリン
[没]1967.6.11. ニューハンプシャー,エンフィールド
ドイツの心理学者。ゲッティンゲン大学教授を経てベルリン大学教授,ナチス政権に反対し渡米 (1935) 後はスワースモア大学教授。ゲシュタルト心理学の創始者の一人。第1次世界大戦中,カナリア諸島類人猿課題解決に関する独創的な実験を行い,見通し学習を提唱,さらに時間錯誤,図形残効などの実験から,現象と脳過程との同型説を主張するとともに,ゲシュタルト心理学の理論的発展のための重要な著作を発表した。

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ケーラー
ケーラー
Köhler, George J. F.

[生]1946.4.17. ミュンヘン
[没]1995.3.1. フライブルク
ドイツの免疫学者。フライブルク大学で学び,1974年に生物学博士号を取得。ケンブリッジ分子生物学研究所 (1974~76) ,スイスバーゼル免疫学研究所 (76~84) を経て 84年マックス・プランク研究所免疫生物学長に就任。

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デジタル大辞泉の解説

ケーラー(Wolfgang Köhler)

[1887~1967]ドイツの心理学者。ゲシュタルト心理学派の創始者の一人。その理論の基礎となった類人猿実験で知られる。著「類人猿の知能試験」「ゲシュタルト心理学」など。

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百科事典マイペディアの解説

ケーラー

ドイツの心理学者。ゲシュタルト心理学の主唱者の一人。1913年―1920年カナリア諸島の類人猿研究所長,ゲッティンゲン大学,ベルリン大学教授を経て,1934年米国に亡命。
→関連項目ウェルトハイマーコフカ

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)の解説

ケーラー

ドイツの作曲家、ピアノ教師。ピアノをツェルニーに師事。多数の練習曲や指導書で知られる。

出典|(社)全日本ピアノ指導者協会
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世界大百科事典 第2版の解説

ケーラー【Martin Kähler】

1835‐1912
ドイツのルター派神学者。ハレ大学組織神学教授。ローテR.Rothe,トールック,ミュラーJ.Müller,ベックJ.T.Beck,ホフマンJ.C.K.von Hofmannの影響を受け,さらに信仰覚醒運動の影響も受けて,保守的信条主義とも急進的自由神学とも異なるいわゆる〈調停神学〉の立場に立った。その神学の中心は,宗教改革の根本原理である〈信仰義認〉であって,彼は弁証学の中でこの義認信仰の前提を,教義学の中でその対象を,倫理学の中でその実証を展開した。

ケーラー【Wolfgang Köhler】

1887‐1967
ドイツの心理学者。1909年ベルリン大学で学位を得た後,フランクフルト大学ウェルトハイマーの助手をつとめ,ゲシュタルト心理学の創始者の一人となった。13年から20年まで大西洋テネリフェ島で類人猿をはじめとした動物の知能の研究に従事。チンパンジー問題解決行動から,状況の全体的把握や関係の直観的理解の重要性を見いだし,これを〈見通しEinsicht〉と呼んだ。その成果は《類人猿の知恵試験》(1917)にまとめられた。

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大辞林 第三版の解説

ケーラー【Köhler】

〔Georges K.〕 (1946~1995) ドイツの免疫学者。癌がん細胞とリンパ球を融合させてモノクローナル抗体をつくる技術(ハイブリドーマ法)を開発。癌の診断や治療の進歩に道をひらいた。
〔Wolfgang K.〕 (1887~1967) ドイツの心理学者。ナチスの政権掌握後渡米。ゲシュタルト心理学の創始者の一人。類人猿の知能の研究により、問題の解決過程における洞察の重要性を指摘。また、現象的過程と大脳生理的過程の同型説を唱えた。著「ゲシュタルト心理学」「類人猿の知能試験」など。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のケーラーの言及

【ゲシュタルト心理学】より

…1912年,ウェルトハイマーは仮現運動に関する実験的研究を発表したが,これがゲシュタルト心理学の誕生であった。ウェルトハイマーと,彼の実験の被験者となったケーラーコフカの3人が,以後,当時の構成主義心理学に対して反駁(はんばく)を行い,この新しい心理学を樹立した。その主張の第1は,心理現象が要素の機械的結合から成るという〈無意味な加算的総和〉の否定である。…

【心理学】より

…W.マクドゥーガルの本能論心理学も,精神の能動性を主張する学派の一つで,精神のあらゆる活動の推進力として生得的な本能を考えた。しかし,行動主義心理学ともっとも激しく対立したのはM.ウェルトハイマー,W.ケーラーらのゲシュタルト心理学であった。彼らは全体は部分の総和以上のものであると主張し,同一刺激が同一反応を引き起こすとする恒常仮定に反対し,連合心理学以来の要素主義,機械論を否定した。…

【知覚】より

… W.ブントやE.B.ティチナーなど構成心理学の人々は,要素的な純粋感覚を仮定し,その総和と,それと連合した心像(以前に経験した感覚の痕跡)を加えたものが知覚であると考えた。しかしM.ウェルトハイマーやW.ケーラーなどゲシュタルト心理学の人々は,知覚を要素的な感覚に分けることは不可能で,むしろ直接的に意識にのぼるのはつねに,あるまとまった知覚であると考えた。例えばウェルトハイマーが1912年に発見した仮現運動の場合は,少し離れた2個の光点が順番に提示されると,静止した別々の光点には見えず一つの光点が動いているという運動印象だけが得られる。…

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