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ココス諸島 ココスしょとうCocos Islands

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ココス諸島
ココスしょとう
Cocos Islands

インド洋上にあるオーストラリア領の島群。別称キーリング Keeling諸島。パースの北西 2750km,南緯12°5′東経96°53′に位置し,27の小サンゴ島からなる。南北に約 16km離れて二つの環礁に分かれる。一年中南東の貿易風が吹き,1~3月頃サイクロンに襲われるが,気候は安定。気温 25℃~29℃,年平均降水量 1970mm。海鳥が多く,カメがラグーンに生息するが,土着哺乳動物は生息しない。1609年,イギリス人ウィリアム・キーリングによって発見され,1826年に初めてヨーロッパ人が定住。1857年イギリスの保護領,1955年オーストラリア領となった。事実上はココヤシ農園主クルーニーズ=ロス家の支配下にあり,マレー系住民が働いていた。その労働条件や支配方法が前近代的であるとして,1970年代にココス・マレー自治政府樹立の動きが盛んであったが,1984年の住民投票でオーストラリア帰属が確認された。面積 14km2。人口 605(2010推計)。

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デジタル大辞泉の解説

ココス‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ココス諸島】

Cocos Islands》インド洋、スマトラ島の南西1000キロメートルにある諸島。ノースキーリング島とサウスキーリング諸島という二つの環礁(かんしょう)で構成される。マレー系の島民が約3分の2を占め、サウスキーリング諸島のウエスト島・ホーム島・ディレクション島などに居住する。オーストラリア領。長く無人島だったが、19世紀にスコットランド人ジョン=クルーニーズ=ロスが入植し、以来その子孫がココヤシ農場を開いて個人領有。どの国にも属さなかったが、1978年オーストラリアが買収して領有した。人口596人(2010)。キーリング諸島。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ココス諸島
ここすしょとう
Cocos Islands

インド洋上、オーストラリアのパース北西2768キロメートルにあるオーストラリア領のサンゴ礁群。1609年イギリス人キーリングが発見し、キーリング諸島Keeling Islandsともいう。面積14平方キロメートル、人口621(2001)。ココヤシが自生する。
 住民はマレー系が多く、ココヤシを栽培している。1827年以来、農園主の私的管理下に置かれながら、1857年にイギリスが領有、1955年からオーストラリア領となった。オーストラリア政府は78年に土地を買い取り、79年には地方自治体が成立した。[谷内 達]

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