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デジタル大辞泉
「ココナッツ」の意味・読み・例文・類語
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食の医学館
「ココナッツ」の解説
ココナッツ
《栄養と働き&調理のポイント》
ヤシ類は人類誕生のはるか以前、約1億2000万年前の白亜紀に発生したといわれています。熱帯から亜熱帯にかけて広く分布し、その仲間は225属、2600種にものぼります。
○栄養成分としての働き
ココヤシの実がココナッツで、外・中・内の果皮があり、内果皮に包まれて胚乳(はいにゅう)と胚があります。ココナッツミルクはその未熟胚乳で、カロリー・脂肪とも少なく、カリウムが多いのが特徴です。牛乳のかわりにココナッツミルクを用いてエスニック風デザートにすると、低カロリーでダイエットにも最適です。
一方、胚乳が白くかたまっている部分がココナッツで、飽和脂肪酸を主とした脂質が多く含まれ、エネルギー源となります。飽和脂肪酸はコレステロールや中性脂肪をふやすので、低血圧症の人に向きます。悪いイメージが強いコレステロールですが、不足すると血管がもろくなって脳出血が起こりやすくなったり、貧血の原因になったりします。ココナッツには、ほかにカリウム・リン・マグネシウム・鉄・亜鉛(あえん)などのミネラルと、たんぱく質も含有するので、病後の回復に最適ですが、胃腸が冷えて下痢(げり)をしやすい人は要注意。
ココナッツの乾燥品はケーキの飾りに、ココナッツミルクはタイ料理やデザートに用いられます。
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ココナッツ
ヤシ目ヤシ科ココヤシ属の植物であるココヤシ[Cocos nucifera]自体,もしくはその種子の果肉の部分を乾燥したもの.
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