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コミ共和国 コミKomi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コミ〔共和国〕
コミ
Komi

ロシア北西部にある共和国。 1921年自治州として設立,1936年自治共和国となった。首都スイクトゥイフカル。ヨーロッパロシア北東部に位置し,東縁部にウラル山脈,中央部にチマン丘陵があるほかは大部分が平地で,ペチョラ川ブイチェグダ川などの流域平野からなる。北東部にはボリシェゼメリスカヤツンドラが広がり,沼沢地が多い。ウラル山脈北方西麓一帯に広がる原生林はヨーロッパ最大規模のタイガで,1995年世界遺産の自然遺産に登録。気候は厳しく,南西部のスイクトゥイフカルで1月の平均気温-15.1℃,7月は 16.6℃。年降水量 600~700mm。ウラル語族ペルム諸語に属する言語をもつコミ人の国であるが,住民の半分以上はロシア人で,コミ人は 30%弱である。産業は豊かなタイガ地帯の木材伐採,ペチョラ炭田の採炭,ウフタとトロイツコペチョルスクの石油,天然ガスの採取と精製,ホッキョクギツネ,リス,テンなど毛皮獣の狩猟,トナカイ飼育などが中心。化学,発電,機械,金属加工,食品などの工業も発達している。コトラスとボルクタを結ぶ鉄道が共和国内を横切って南西から北東に延び,ペチョラ,ブイチェグダなどの河川が水運に利用される。面積 41万 5900km2。人口 126万 4700 (1991推計) 。

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