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ゴイサギ ゴイサギ Nycticorax nycticorax; black-crowned night heron

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴイサギ
ゴイサギ
Nycticorax nycticorax; black-crowned night heron

ペリカン目サギ科。全長 58cm。頭上から背は濃緑青色で,後頭部に白色の 2~3本の長い飾り羽がある。と尾は灰白色,胸腹部は白色。虹彩は赤く,繁殖期になるとことに鮮やかな色になる。は黒,脚は黄色。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴイサギ
ごいさぎ / 五位鷺
night heron
[学]Nycticorax nycticorax

鳥綱コウノトリ目サギ科の鳥。全長約60センチメートル。成鳥は、頭上と背が緑黒色で、後頭に数本の長い白色冠羽があり、翼、腰、尾は灰色、下面は汚白色である。幼鳥は全体に褐色で、淡色の縦斑(じゅうはん)や小斑があり、ホシゴイ(星五位)の名がある。オセアニアと極地を除く全世界に分布する。日本では本州以南の各地に留鳥または漂鳥として生息するが、冬期南方に渡るものもある。夜行性で、昼間は薄暗い森にすみ、夕方水田や小川に出て、魚、カエル、ザリガニなどを捕食する。夜空をクワックワッと鳴きながら飛んで行く鳥は採食場に向かうゴイサギで、ヨガラス(夜鴉)の別名もある。また、ゴイサギの和名は、醍醐天皇(だいごてんのう)の時代に、天皇の命によりこのサギを捕らえようとしたところ、すなおに従ったので五位の位を与えた故事に由来するとされる。繁殖期には神社の境内や御陵内などに多い竹林や松林に集まり、集団繁殖する。ゴイサギの仲間は世界に3種があり、ハシブトゴイNycticorax caledonicusはオセアニアに広く分布する。そのうちの1亜種が小笠原(おがさわら)諸島に生息していたが、1889年(明治22)の採集が最後で現在では絶滅した。他の1種ミノゴイNyctanasaa violaceusは北アメリカに分布する。[森岡弘之]

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