カバノキ科(APG分類:カバノキ科)のアカシデ、イヌシデ、クマシデなどクマシデ属(シデ属)の総称。落葉高木または小高木。葉は互生し、縁(へり)には鋸歯(きょし)または重鋸歯があり、雌雄同株で、雌雄両花序ともに芽中で越冬し、春の開芽とともに開く。雄花序は開花とともに垂れ下がる。雌花序は枝先につき、熟すと垂れ下がって果穂となる。果穂には多くの包葉がつき、その基部に米粒大の堅果ができる。山地の森林内に、ほかの木に混じって生えることが多い。北半球の温帯や暖帯に30~40種あり、日本には5種分布する。名は、果穂が垂れ下がる状態を、注連縄(しめなわ)や玉串(たまぐし)などに下げる四手(しで)に見立てたものである。
[菊沢喜八郎 2020年2月17日]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新