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シトロネロール citronellol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シトロネロール
citronellol

化学式 C10H20O 。シトロネラ油中に含まれるモノテルペンアルコールで,バラの香りを有する液体。沸点 225℃。工業的にはバラの人工香料として化粧品や石鹸に使われる。

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百科事典マイペディアの解説

シトロネロール

化学式はC1(/0)H2(/0)O。テルペンアルコールの一種。バラのかおりのある無色の液体。沸点225℃,引火点102℃。ゲラニオールとともにバラ油,シトロネラ油,ゼラニウム油など多くの精油中に含まれる。
→関連項目テルペンレモングラス

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栄養・生化学辞典の解説

シトロネロール

 d体,l体があり,前者はシトロネラ油に,後者はバラやゼラニウム油にある.食品添加物香料).

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世界大百科事典 第2版の解説

シトロネロール【citronellol】

ゼラニウム油,シトロネラ油などの精油成分として存在する新鮮なローズ様の甘い香気をもつ無色の液体。天然のシトロネロールは,ゲラニオールなどの共有する各種の不純物により,その香気は若干変化する。非環式モノテルペンに属するアルコールで,d‐,l‐の光学異性体が存在する。比重0.86,沸点225℃,引火点102℃。水に難溶,アルコールエーテル可溶だがグリセリンには不溶。ゼラニウム油,シトロネラ油を蒸留,精製して採取する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シトロネロール
しとろねろーる
citronellol

鎖状モノテルペンアルコールの一つ。多くの植物精油中にα-とβ-の混合物として存在する。シトロネロールには1個の不斉炭素原子があるので、右旋性(d体)、左旋性(l体)および不活性(dl体、ラセミ体)の光学異性体がある。シトロネロールはシトロネラ油、ゼラニウム油に含有され、甘いバラ様の香気を有する無色の液体である。引火点102℃。シトロネラ油を精留してシトロネロール留分をとり、精製して製品とする。シトロネラールを接触水添しても得られる。バラ、ミューゲ、スズランなどのフローラル系調合香料に用いられる。[佐藤菊正]

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世界大百科事典内のシトロネロールの言及

【バラ(薔薇)】より

…とくにダマスクバラは芳香がよく,現在でも用いられている。主成分としてはゲラニオールgeraniol,シトロネロールcitronellol,フェニルエチルアルコール,ネロールnerol,リナロールlinaloolなどを含む。種や品種によって芳香はさまざまに異なり,ローザ・モスカータは麝香(じやこう)に似た香り,ティー・ローズは紅茶の香り,また果実や薬味風の香りをもつもの,葉にニッケイのようなにおいのあるバラなどがあり,微量精油成分も少しずつ違う。…

【バラ(薔薇)】より

…とくにダマスクバラは芳香がよく,現在でも用いられている。主成分としてはゲラニオールgeraniol,シトロネロールcitronellol,フェニルエチルアルコール,ネロールnerol,リナロールlinaloolなどを含む。種や品種によって芳香はさまざまに異なり,ローザ・モスカータは麝香(じやこう)に似た香り,ティー・ローズは紅茶の香り,また果実や薬味風の香りをもつもの,葉にニッケイのようなにおいのあるバラなどがあり,微量精油成分も少しずつ違う。…

※「シトロネロール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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