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シビリアン・コントロール civilian control

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シビリアン・コントロール
civilian control

国民に責任を負うとされる文民の意思に軍隊の存在や活動を従わせる考え方,あるいはそのための制度。文民統制または文官統制と訳される。軍隊がクーデターにより公選の政治指導者から政権を奪取したり,現存政権の意思に反して戦争を開始したり拡大したりする危険を予防するため,軍隊の軍事行動を公選公務員の厳重な指揮下におこうとする考えが生まれた。アメリカでは,大統領が「合衆国陸海軍……の最高指揮官である」 (憲法2条2節) と位置づけられているとともに,陸軍,海軍,空軍司令官や国防長官などのポストも非軍人 (あるいは退役軍人) で占められている。日本国憲法では「内閣総理大臣その他の国務大臣は,文民でなければならない」 (66条2項) という規定を設けているため,防衛大臣の任には文官があたる。 (→文民 )  

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百科事典マイペディアの解説

シビリアン・コントロール

〈文民統制〉と訳す。国防に関して文民が最高の指導権をもつ制度。軍部の政治介入を防ぐための原則である。明治憲法下における統帥権の独立はこの原則に反するものであった。
→関連項目国家安全保障会議自衛隊防衛省

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