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シャフツベリー Third Earl of Shaftesbury

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大辞林 第三版の解説

シャフツベリー【Third Earl of Shaftesbury】

1671~1713) イギリスの思想家。ロックの教えを受ける。利己的本性と異なり、他の幸福を願う「仁愛」に基づく道徳を説いて、経験論的な道徳科学を創始。善美の一致を理想として近代美学のさきがけともなり、仏独啓蒙思想に影響を与えた。

出典|三省堂
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百科事典マイペディアの解説

シャフツベリー

英国の政治家。共和政時代は反クロムウェル派の中心。王政復古に尽力。1672年大法官となり爵位を受けたが,創成期のホイッグ党の首領として,政府の親カトリック政策を批判し免職。

シャフツベリー

英国の政治家,人道主義者。オックスフォード大学卒業後,下院議員(1826年―1851年)となり,トーリー党に属して工場法(1833年)などの一連の労働保護立法制定に大きく貢献し,労働者階級生活改善に尽力した。

シャフツベリー

英国の道徳哲学者,美学者。初代伯の孫。豊かな古典的教養をもとに,世界の調和を感得する美意識,徳性と一致する美的感覚こそが道徳の基礎であるとし,〈道徳感覚moral sense〉をその思想の中核に据えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典内のシャフツベリーの言及

【理神論】より

…したがってそれはヨーロッパ思想の中で,17世紀後半のイギリス名誉革命に始まる市民社会の発展と自然科学の興起に伴い,合理的な思弁の浸透によって従来の伝統的な国教会の教義を否認し,三位一体や啓示・奇跡を否定して聖書の象徴的・比喩的解釈を採用する異端としての神学を指す。 宗教を理性と調停するこの合理主義神学の信条は,最初17世紀の哲学者チャーベリーのハーバートHerbert of Cherbury(1583‐1648)によって定式化されシャフツベリー(三代伯)により狂信の排撃と批判の論拠として用いられたが,この主題が世間の注目を集めるに至ったのは,1696年にトーランドの《キリスト教は神秘的でない》の公刊に際して国教会の護教論者がこれに攻撃を加えたのを機に,いわゆる理神論論争が勃発したためである。この論争に登場した代表的な理神論者としては,《天地創造と同じく古いキリスト教》(1730)のティンダルMatthew Tindal(1653か57‐1733)や《自由思想について》(1713)のコリンズJohn Anthony Collins(1676‐1729),当時の大物政治家で文筆家たるボーリングブルックなどが知られる。…

※「シャフツベリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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