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シャマニズム shamanism

翻訳|shamanism

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大辞林 第三版の解説

シャマニズム【shamanism】

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百科事典マイペディアの解説

シャマニズム

シャーマンが司る呪術,予言,治病,祭儀などを根幹とする信仰・宗教の一形態。シャーマンの語源をツングース系諸族の言語に求める立場からは,シベリア原始宗教とされることが多いが,類似の現象は世界各地に見られる
→関連項目エクスタシー守護霊鎮魂祭憑物ツングース語系諸族トランスナナイムーダン(巫堂)予言

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世界大百科事典 第2版の解説

シャマニズム【shamanism】

シャマニズムとは通常,トランスのような異常心理状態において超自然的存在(神霊,精霊,死霊など)と直接に接触・交流し,この間に予言,託宣,卜占,治病,祭儀などを行う人物(シャーマン)を中心とする呪術・宗教的形態である。〈シャーマン〉の語はツングース系諸族において呪術師を意味する〈サマンšaman,saman〉に由来するとする説が有力である。ほかに〈沙門〉を意味するサンスクリットの〈シュラマナśramana〉やパーリ語の〈サマナsamana〉からの借用語であるとか,ペルシア語の〈シェメンshemen〉(偶像,祠)からの転化語であるとする説もある。

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世界大百科事典内のシャマニズムの言及

【エクスタシー】より

…精神医学的には,ヒステリー反応,癲癇(てんかん)発作の前兆,躁病,分裂病などの異常心理状態,麻薬中毒,催眠状態などにおける通常の意識の消失と変化を意味し,しばしば外界に対する感覚喪失と筋肉のカタレプシー状態を伴う。宗教の中には,神秘体験によるエクスタシーを重要視するものも多いが,とくにシャマニズムでは,中心的行為と考えられている。エリアーデは,その著《シャマニズム》(1951)で,シャマニズムとはエクスタシーの技術であり,これに必ず伴う意識の変化であるトランス状態で,巫者の魂が肉体を離れて天上界や地下界を往復すると信じられている現象であると述べている。…

【中央アジア】より

…さらに,ソ連崩壊とともに中央アジア5共和国は独立し,新たな時代を迎えている。
【文化】
 草原地帯の遊牧民は,その遊牧生活に適したテント,ズボン,乳製品など,みごとな生活文化を編み出す一方,精神生活の面では,シャマニズムの信奉者であり,それは,彼らの間にマニ教,仏教,イスラムなどが浸透した時代においても,なお根本的には変化を見せなかった。遊牧民の間における文字の使用については,7世紀末~9世紀半ばの突厥文字,13世紀以降のモンゴル文字など,若干の例はあるにしても,中央アジアの遊牧民は,基本的には文字をもたぬ人びとであった。…

【ムーダン】より

…この地方の降神巫はもっぱら卜占と祈禱に従事し,世襲司祭巫との関係は分業的・相補的である。中北部の降神巫と南部地方の世襲司祭巫の関係については諸説あるが,各地域の地理的・社会的・歴史的条件を背景として,朝鮮シャマニズムがその発展過程で分化,変化したものとみなすことが妥当であろう。世襲司祭巫の形成には,その基層に存在した根強い南方的文化の影響が考えられる。…

※「シャマニズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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