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シンタックス シンタックス syntax

翻訳|syntax

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デジタル大辞泉の解説

シンタックス(syntax)

言語学で、単語など意味をもつ単位を組み合わせて文を作る文法的規則の総体。統語法。統辞法。
統語論
論理学で、ある言語の文を記号を用いて表し、意味と指示対象は無視して記号配列の関係だけに注目し、その言語の構造を明らかにしようとする分野。

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百科事典マイペディアの解説

シンタックス

シンタクス

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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

シンタックス

構文」のページをご覧ください。

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大辞林 第三版の解説

シンタックス【syntax】

統語論。統辞論。構文論。
コンピューターのプログラム言語における字句間の関係。構文。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シンタックス
シンタックス

統辞論」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シンタックス
しんたっくす
syntax

もともと言語学の術語で、言語学では「統辞論」などと訳されるが、論理学に転用されたときには、理論を論理記号を用いて表しておき、その表現の記号配列の関係だけに注目して理論の論理的構造を調べようとする分野をいう。その際利用する数学をごく初等的なものに限ることにすると、ヒルベルトの始めたメタ数学(最近の名は「証明論」)になるが、シンタックスの場合にはかならずしもその制限はつけない。カルナップが、哲学の問題はすべてシンタックスのなかの問題に書き換えることができると主張したので有名になった。カルナップ自身はのちにこの主張を引っ込めたが、哲学がどこまでシンタックスに還元できるかを追究することには、今日なお意味があると思われる。[吉田夏彦]
 文法論の一部門で、文の内部構造について論ずる部門。構文論、文論、統語論、統辞論などと訳される。
 言語の文法的単位としては、「語」「文」のほかに、一つ以上の文によって構成される談話のひとかたまりである「文章」が考えられ、文章の構造のあり方がその構成要素である文の構造や語の選択に影響を与えるなどの興味深い現象も観察されており、文章の構造を論ずる文章論(談話分析)の必要も説かれているが、現在に至るまで文法論の中心課題は文と語であった。
 文と語を基本的な単位とする文法論の論ずべきことは、文という全体に対する語のかかわり方を問う分野(第一の分野)と、文という全体のなかでの語と語との関係のあり方を問う分野(第二の分野)とに分かれる。ここで語という単位のたて方については、対象とする言語の性質に影響されて、大きく次の二つの立場がありえ、そのいずれをとるかによって、先の第一、第二の分野それぞれにおいて論ずべきことがかなり異なってくる。
(1)西欧語における語の概念、ないしそれを直接的に日本語に適用しようとする立場での語の概念は、文の直接的な構成部分ということであり、たとえば「花には虫がついていただろう」という文において、「花には」「虫が」「ついていただろう」などがそれぞれ一語ということになる。この立場にたてば、先の第一の分野は、語が文のどのような立場の部分(格)にたつかに応じて「虫が」「虫を」「虫に」などと形態変化(格変化)する現象とか、述語が意味的なあり方に応じて「ついていただろう」「ついているだろう」「ついただろう」「ついていた」などと形態変化する現象を論ずる分野ということになり、この意味で「形態論」とよばれることが多い。
 この立場での前記第二の分野は、「花には」と「虫が」と「ついていただろう」の関係など多様な語間関係をどう類型化するかということになり、結局は文の部分と部分の論理的関係を中心として、そのうえに、ある構文要素が他の要素の語形態などをいかに支配するかなどをも論ずることになる。この第二の分野が「シンタックス(構文論)」とよばれることになる。この意味で、シンタックスと形態論とが文法論を構成する二大部門という位置にたつことになる。
(2)一方、屈折語ならざる日本語を対象とする文法論では、「花」「に」「は」「つく」「ている」「た」「だろう」などがそれぞれ一語として扱われることが多い。この立場にたつならば、前記第一の分野は、一つ一つの語類(品詞)が主語、述語、修飾語などという構文要素にたちうることの根拠を問うこと、助詞、助動詞などがその文に参加することによって生ずる文の意味の一面を記述し、それと助詞、助動詞自身の固有の意味や機能との関係を考えることなどが中心的な課題となる。
 この立場での前記第二の分野は、主語、述語などの構文要素や要素間関係にどのような種類のものがあるか、構文要素の存立にとって助詞、助動詞などがいかなる働きをなしているかを問うことになる。
 したがって、この立場にたつならば、第一、第二の分野を截然(せつぜん)と区別することはできず、その全体が「シンタックス(構文論)」の名でよばれることがある。そのときのシンタックスは意味論的な領域をもかなり含み込んでいることに注意しておく必要があろう。[尾上圭介]

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