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ジュラ Jura

大辞林 第三版の解説

ジュラ【Jura】

フランスとスイスの国境に連なる、石灰岩から成る古期褶曲山脈。長さ230キロメートル。最高峰はクレー-ド-ラ-ネージュ(海抜1718メートル)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジュラ
じゅら
Jura

スイスとフランスにまたがる、ジュラ山脈を含む地域。スイスでは1978年の国民投票で23番目の州として独立を決定(1979年1月発足)したジュラ州をはじめ、ボーヌーシャテル、ベルン、ゾーロトゥルン、バーゼル、アールガウ、シャフハウゼンの諸州にまたがり、フランスではジュラ県のほかにアン、ドゥーの両県が含まれる。年降水量は1500ミリメートル以上で、高所では2000ミリメートルを超すことから、ジュラの語源の示すように「森林の多い山地」で、低所にはシデ・ナラ林、その上にはブナ・モミ林がみられる。1400~1500メートルの森林限界より上方の草地は夏の放牧地である。谷底を除けば農業の中心は牧畜である。泥灰質に富む石灰岩の部分は農耕地と刈草牧草地、透水性のある石灰岩の部分は放牧地、石灰岩の固い突出部は森林となり、土地利用と土壌の性質の間には密接な関係がある。これと並び、この地方の原料と水力電気に依存して、製材・製紙、セメント、製鉄などの工場が立地し、金属工業を基盤に早くから武器、塔時計の精密機械がおこった伝統が、現在の時計工業へと引き継がれている。この地方はスイスの時計工業の中心地で、ラ・ショー・ド・フォン、ビール、ル・ロクル、ヌーシャテルなどが重要な生産地である。
 なお1979年に発足したスイスのジュラ州はフランス語圏で、1815年のウィーン会議以来ドイツ語圏のベルン州に編入されていた。1960~70年代に激しい分離運動が行われ、78年の投票で州としての独立が決定したが、これはカトリック系住民の多い北部地方だけで、プロテスタント系の多い南部地方はベルン州内にとどまった。[前島郁雄]

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